技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ラマン分光分析の基礎と高分子材料解析のコツ

ラマン分光分析の基礎と高分子材料解析のコツ

~ナノフォトン株式会社 ショールームでの見学・実演付き~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、レーザーラマン顕微鏡を使いこなすために必要な基礎知識から解説し、ラマンスペクトルの扱い方、高分子材料分析に活かせるノウハウを習得していただきます。

開催日

  • 2019年6月7日(金) 12時30分17時00分

受講対象者

  • ラマン分光分析の担当者、オペレーター
  • 高分子材料の開発に携わる方
  • ラマン分光分析に関心のある方

修得知識

  • ラマン分光法の基礎原理
  • ラマンスペクトルの解釈、解析手法
  • 高分子材料におけるラマン分光分析事例
  • サンプルに応じた分析テクニック

プログラム

 高分子材料においてラマン分光分析は、異物の同定をはじめ、成分分布の可視化、反応、劣化解析、経時変化のモニタ、さらには分子配向の評価まで幅広い解析に用いられる。本講は、レーザーラマン顕微鏡を使いこなすために必要な基礎知識や、ラマンスペクトルの扱い方の習得を目的とする。高分子材料開発の実情に即した応用例や、よくあるご質問などもご紹介し、最後に実機を用いての測定の様子もご覧いただく。

  1. ラマン分光法の基礎
    1. 分子振動とラマン散乱
    2. レーザーラマン顕微鏡の光学系
    3. ラマンスペクトルとは?
    4. ラマン分光法の特徴
  2. ラマンスペクトルの解析
    1. ラマンスペクトルからわかること
    2. ラマンスペクトルの解析手法
    3. ライブラリ検索のポイント
  3. 高分子材料におけるラマン分光分析事例
    1. 異物解析
    2. 層や成分分布の可視化
    3. 反応、劣化の追跡
    4. 構造変化、物性変化の評価
  4. サンプルに応じた測定条件の設定とテクニック
    1. レーザー波長
    2. 対物レンズ
    3. レーザーパワーと露光時間
    4. 共焦点スリット、ピンホールサイズ
  5. FAQ よくあるご質問

スケジュール

  • 12:30-15:40 講義
  • 15:40-16:00 ナノフォトン社まで徒歩で移動
  • 16:00-17:00 ナノフォトン(株) 東京ショールームで分析の実演

会場

新橋レンガ通りホール

4F 会議室

東京都 港区 新橋2-14-4 マルイト新橋レンガ通りビル 4F
新橋レンガ通りホールの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
複数名
: 30,000円 (税別) / 32,400円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 30,000円(税別) / 32,400円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/4 プラスチック、フィルム分野における「伸長流動」の考え方、その測定法と応用 オンライン
2025/9/5 高分子材料へのフィラーのコンパウンド技術およびナノコンポジット化技術、その特性・分散性制御と機能性付与 オンライン
2025/9/5 押出機内の樹脂挙動および混練の基礎と最適化 オンライン
2025/9/5 摩擦振動・異音の入門講座 オンライン
2025/9/5 プラスチックリサイクルの現状と課題 オンライン
2025/9/8 プラスチック発泡体の気泡構造制御と成形条件最適化、トラブル対策 オンライン
2025/9/8 ポリイミドフィルムの特性、技術動向と加工、応用 オンライン
2025/9/9 医薬品原料粉体の全数受入確認試験ならびに製剤化におけるリスク低減と製品品質の最大化 オンライン
2025/9/9 二酸化炭素を原料とする有用有機化合物製造技術の研究開発動向と展望 オンライン
2025/9/9 高分子合成・重合反応のメカニズムと設計指針 オンライン
2025/9/9 エポキシ樹脂の配合設計と硬化剤の選び方、使い方 オンライン
2025/9/10 粘着・剥離現象の基礎と可視化実験・モデリング オンライン
2025/9/12 ポリマーの高屈折率化技術 オンライン
2025/9/12 PVA (ポリビニルアルコール) の基礎知識と機能化設計 オンライン
2025/9/12 フーリエ変換赤外分光光度計 (FT-IR) における異物分析・不良解析の基礎とポイント オンライン
2025/9/16 フーリエ変換赤外分光光度計 (FT-IR) における異物分析・不良解析の基礎とポイント オンライン
2025/9/16 ゼロカーボンを目指す持続可能な社会におけるプラスチックの循環利用法 オンライン
2025/9/17 ポリウレタンの構成構造、材料設計、分析解析、国内外事情 オンライン
2025/9/17 高分子材料へのフィラーのコンパウンド技術およびナノコンポジット化技術、その特性・分散性制御と機能性付与 オンライン
2025/9/17 UV硬化とEB硬化の基礎と技術比較および応用技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2022/2/28 ラマン分光 スペクトルデータ解析事例集