技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

国際共同試験実施の実際と必要な実践英語

国際共同試験実施の実際と必要な実践英語

~治験実施計画書等 / 治験届 / 治験薬・治験資材の輸入 / 臨床検体の輸送 / 安全性管理 / モニタリング…などポイントごとに知っておくべき英語知識を習得~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、国際共同試験について取り上げ、国内試験との相違点をふまえ、実務に必要な英語知識とグローバルコミュニケーションの留意事項を解説いたします。

開催日

  • 2019年3月27日(水) 12時30分16時30分

プログラム

 国際共同治験を効率的に成功に導きたいと考えるプロジェクトマネジャー、CTM、CRA、 QC/QA、治験薬管理、安全性管理及び薬事担当者を主な対象に、国際共同治験の実施における実際のプロセスのポイントや国内試験との相違について演者の多彩な経験から臨床はもちろんのこと、薬事、CMC及び安全性管理の観点からも解説する。また拡大治験、ICH M7、外来性感染性物質除去、外国製造所情報等を含め、治験計画/変更届における間違いやすい部分についても解説する。
 英語の部分に関しては、各ステージ、各部門における英日、日英の翻訳、英語での文書作成、コミュニケーションについて実際治験実施計画書等の文書やemailでのやり取り文書や会議の場面を再現しながら、いかにしてグローバルでの統一性やコミュニケーションとローカルでの自然なコミュニケーションを両立させるかについてのポイントについて述べる。
 初心者には、具体的な業務内容や定型文を理解してもらうことで、国際共同治験実施への自信がつき、経験者にとっては、従来のやり方の改善やベンダー選定、教育、さらには具体的な実務上の問題点を解決するヒントになると考える。
 また日本人が間違いやすい、誤解を招きかねない文書や会話での表現についても失敗例、成功例を含め解説したい。
 なお、本講演の主な対象は製薬会社、CROであるが、医薬翻訳、通訳に携わる者、さらにSMOのCRCや病院の治験担当部門の者に対しても製薬会社からの委託を受けるうえで貴重な情報を提供するものになると考える。

  1. 国際共同治験の歴史と概要
  2. 国内試験との相違点 (ICH-GCPとJ-GCPその他の薬事法規)
    1. 実施体制
    2. 治験届
    3. 治験薬、治験資材
    4. IRB
    5. 治験契約各種文書の作成、翻訳、編集
    6. 治験実施計画書等の文書
    7. 同意取得
    8. 安全性管理
    9. 記録の保存
    10. 補償と賠償
    11. 監査・品質保証
    12. その他
  3. 対面助言の実際
    1. 対面助言資料Briefing Package
    2. ここだけは理解してもらいたい日本のPMDA相談
    3. 海外のリーダーを迎えてのPMDA相談実施の実際
  4. 治験実施計画書等 …翻訳と補遺
    1. 規制の相違による変更の必要性
    2. 訳語や語法の統一 …どの辞書、用語集を用いるか?
    3. 専門用語と患者の向け用語
    4. 日本語らしい表現、英語らしい表現
  5. 治験届
    1. 治験届制度の英語での説明I
    2. 治験届の記載と添付資料
    3. CMC関連の記載 (ICH M7、外来性感染性物質、製造所情報等)
    4. 実施施設関連の記載 (医師変更時、IRB情報等)
  6. 治験薬・治験資材の輸入、臨床検体の輸送の英語
    1. 治験薬の製造 (原薬・製剤・包装・表示) と輸出入
    2. 治験資材の入手と輸出入
    3. 通関及びベンダーとのやり取りの英語
  7. 安全性管理
    1. 日本の規制を理解してもらうための英語
    2. 安全性管理計画書 (SMP) 作成のポイント
    3. 安全性報告文書の翻訳 (日本語から英語、CIOMSからPMDA報告様式)
  8. モニタリング
    1. SIVの実施…Trainingの実施とLogの残し方
    2. IMの準備と実施
    3. モニタリング習慣の相違
      (事前agendaの送付とFollow-up、治験責任医師の署名取得)
    4. 英語でのモニタリング報告書の作成
  9. 文書の保存と監査
    1. TMFとJ-GCPに基づく治験に係る文書と記録
    2. 監査報告書、海外からの監査担当者の対応
  10. グローバルコミュニケーション (実例を挙げて)
    1. Email
    2. 会議の種類と進め方
    3. プレゼンテーション
    4. プロジェクト会議と議事録
  11. グローバルコミュニケーションのために
    1. 覚えておきたい表現
    2. 間違えやすい表現 (洗練された表現のために)
    3. グローバルコミュニケーションで大切なこと

会場

ちよだプラットフォームスクウェア

4階 401

東京都 千代田区 神田錦町3-21
ちよだプラットフォームスクウェアの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/29 医薬品製造のQA担当者育成講座 オンライン
2025/9/29 中国・香港・台湾・韓国・インド・ASEAN主要国の薬事規制比較と現地対応ノウハウ オンライン
2025/9/29 三極 (日米欧) の違いを踏まえた治験薬の設備管理・品質管理の留意点とバリデーション・ベリフィケーションの考え方 オンライン
2025/9/29 ペプチド医薬品の合成と精製における技術的アプローチ オンライン
2025/9/29 医薬品R&D担当者に必要なマーケティング・特許調査方法と開発戦略 オンライン
2025/9/29 医薬品事業におけるポートフォリオ戦略策定/ポートフォリオマネジメント オンライン
2025/9/29 再生医療等製品のプロジェクトマネジメントと事業性評価・薬事戦略 オンライン
2025/9/30 CTD・照会回答で学ぶメディカルライティング実践と適切なレビューアプローチ オンライン
2025/9/30 バイオ医薬品の開発/品質管理で必要となるタンパク質科学の基礎と凝集・安定性の解析 オンライン
2025/9/30 実践的な製造指図書およびSOP作成のポイント オンライン
2025/9/30 中国・香港・台湾・韓国・インド・ASEAN主要国の薬事規制比較と現地対応ノウハウ オンライン
2025/9/30 医薬品GMP・部外品・化粧品製造現場における「人為的誤り」管理戦略と「ミス削減」の実践成功事例 東京都 会場・オンライン
2025/9/30 医薬品におけるアジア各国との特許審査実務の比較 オンライン
2025/9/30 開発段階/市販後における変異原性不純物の評価及び管理とCTD記載 会場・オンライン
2025/10/1 無菌医薬品製造における汚染管理戦略 (CCS) の立案と実践 オンライン
2025/10/1 実践的な製造指図書およびSOP作成のポイント オンライン
2025/10/1 医薬品製造のQA担当者育成講座 オンライン
2025/10/2 グローバルに伝わる英文メディカルライティングの基礎と頻出表現 オンライン
2025/10/2 医薬品におけるアジア各国との特許審査実務の比較 オンライン
2025/10/3 医薬品品質保証 (QA) の基礎とGMPドキュメント管理 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/11/30 eCTD (基礎から応用まで)
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座