技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

はじめから学ぶ薬剤経済学

はじめから学ぶ薬剤経済学

~初学者の方でも「費用対効果評価」に必要な知識が学べる~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、薬価関連部門以外の方 (開発・マーケティング・営業など) も知っておくべき薬剤経済学の基礎知識を解説いたします。

開催日

  • 2019年3月27日(水) 12時30分16時00分

プログラム

 医療に関しては「人の命に値段や優劣をつける」のは好ましくないという考えから、経済評価はなじまないと言われてきた。しかし高騰する医療費をなんとか抑制しようと、先進国を中心に1990年代から薬剤経済学は意思決定に利用され始めている。日本でも、医薬品や医療機器の価格設定に利用するために、2015年より中央医療協議会 (中医協) の場で議論が始まり、2018年現在、費用対効果評価の試行的導入が実施されている。この薬剤経済学は、薬物治療にかかる費用と薬物治療によって避けられる費用や得られる効果を天秤にかけて比べる。そのときに必要となる「費用」とは、「効果」とは、「分析手法」とは、といった用語や方法論について理解して貰うために、初学者を対象にはじめからから解説する。なお、この講義の内容は、国際的に共通で使われている手法であり、教科書も数多く出版されているので、より詳しく知りたい方のために、参考文献なども紹介する。

  1. はじめに
    1. 医療の経済評価はなぜ必要か
    2. 医療経済と薬剤経済の違い
    3. 費用対効果の考え方
    4. 増分費用効果とは
    5. 投入と結果を比較する
  2. 病気に関するお金の話
    1. 病気の値段とは
    2. 医療費の推計について
    3. 患者・家族の負担
    4. 生産性損失
    5. 支払い意思額
  3. 薬物治療の効果の話
    1. 効能と効果
    2. 患者アウトカム
    3. 生存期間
    4. ネットワークメタアナリシス
    5. QOLとQALY
  4. 費用と効果を比べる
    1. 費用効果分析
    2. 費用効用分析
    3. 費用便益分析
    4. モデル分析
    5. 不確実性・割引
  5. おわりに
    • 薬剤経済分析の実例 (国内の研究事例を中心に)

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/12 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務 (1日目) / スプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 (2日目) オンライン
2025/9/12 スプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 (2日目 / 全2日間) オンライン
2025/9/12 CMC試験における信頼性の基準適用のポイントとQC/QA対応 オンライン
2025/9/12 薬価申請・原価計算方法の実際と交渉で有効なデータ取得・資料作成のポイント オンライン
2025/9/12 原薬製造プロセスにおけるスケールアップ検討・トラブル実例 / QbDに基づくCQA・CPP設定手順と遺伝毒性不純物管理および洗浄対象物質クライテリオン設定 オンライン
2025/9/16 CMC試験における信頼性の基準適用のポイントとQC/QA対応 オンライン
2025/9/16 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) 初級講座 オンライン
2025/9/16 GVPの基本的重要事項の的確な理解と業務遂行能力の習得 オンライン
2025/9/16 医療機器・診断薬企業のための薬機法超入門講座 オンライン
2025/9/16 バイオ/抗体医薬品における品質管理の基礎とトラブル対応 オンライン
2025/9/16 再生医療等製品の不純物等を含むCMC薬事文書、CTD-Q作成のポイントと製造・品質試験の実際 (2日コース) オンライン
2025/9/16 医薬品包装工程のバリデーション (PV) の重要性と工程トラブル改善事例 東京都 会場・オンライン
2025/9/17 洗浄バリデーションにおけるリスク評価と残留許容値設定/運用 オンライン
2025/9/17 医薬品ライセンスを想定した開発早期段階での事業性評価と契約におけるリスク回避策 オンライン
2025/9/17 GDPに対応する温度・文書管理・バリデーションと輸送業者の管理 オンライン
2025/9/17 医療機器、医薬品容器等における滅菌前製品の微生物汚染菌 (バイオバーデン) 管理要求と微生物試験のバリデーション オンライン
2025/9/17 バイオ/抗体医薬品における品質管理の基礎とトラブル対応 オンライン
2025/9/17 PIC/S GMP Annex 1 汚染管理戦略につながる無菌医薬品製造設備の設計・エンジニアリング オンライン
2025/9/17 医薬品や化粧品における経皮吸収の基礎と評価手法 オンライン
2025/9/18 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者の製造・品質管理の要求事項/監査 (書面・実地) のポイントと監査時のチェックリスト・着眼点 オンライン

関連する出版物