技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品マーケティングの実践法

医薬品マーケティングの実践法

~売上予測/STP/KOL・TL選定/LCM/プロモーション~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年12月19日(水) 10時00分17時15分

プログラム

第1部. 売上予測におけるSTPの意義・位置づけ

(2018年12月19日 10:00〜11:30)

 とかく独立した「作業」になりがちな売上予測とSTPの関連付けについて論ずる。 前者は、単なる数字を上下させる作業、後者はマーケティングプランを彩るためのツールである昨今の風潮に警鐘を鳴らしたい。

  1. 売上予測とは本来なにをすることか?
  2. 売上とは「予測」するものなのか?「着地見込み」との違い
  3. あなたは「シェア重視派」?それとも「積み上げ派」?
  4. マーケティング部がする予測と営業部がする予測は同じもの?違うもの?
  5. 同じものなら、あなたの会社は何かが間違ってます
  6. 売上予測と市場予測:あなたの会社では両者は連動していますか?
  7. 売上予測と市場予測:両者に違いはあるか?
  8. AIを使わない予測と使う予測:何が違うか?
  9. AIを使えないとき、あなたが持っておくべきスキル
  10. 売上予測はしたあとが大事:検証しない人達の群像
  11. STPとはなにか?:本来的定義を試みる
  12. STPをつくれば売れるのか?:その本来的意義
  13. マーケティングにアルファベット略語が多い、という事実が示唆すること
  14. アルファベット略語作業が好きな人の群像
  15. アルファベット略語作業が日本の医薬品マーケティングを弱体化させた
  16. STPを作ることは「予測精度」を上げるか?
    • 質疑応答

第2部. KOLの選定のありかた:「KOL」の効果は定量化できるか?

(2018年12月19日 12:15〜13:45)

 KOL戦略なるものが業界に登場して久しい。その効果の定量化の可否をふくめ論ずる。

  1. 果たして、これは「戦略」なのか?「戦術」なのか?
  2. 医薬品マーケティング=KOLという方程式は正しいのか?
  3. そもそもKOLとはなにか?
  4. 最近流行りのTL (Thought Leader) とはなにが違うか?それとも同じか?
  5. KOL「戦略/戦術」は永久に不滅?
  6. 「なぜ、人はそのモノ・サービスを買うのか」を考えないこの業界の不思議:KOL議論が教えてくれること
  7. KOLは万能 (の神) か?
  8. 戦術ならば定量化できて当たり前:ではどうするか?
  9. KOL/TLの選び方
  10. KOLはメディカル部門の専管事項か?そうならばなぜか?
  11. 昨今の「メディカル」流行を嗤う
  12. 顧客は皆一緒か?:KOL議論が教えてくれるもう一つのこと
    • 質疑応答

第3部. 事例から学ぶマーケティング戦略

(2018年12月19日 14:00〜15:30)

 経験をふまえて、売上予測、STP、KOL、プロモーションなどのマーケティング戦略のポイントをお話します。

  1. 環境と市場分析 (PEST・3C・SWOT)
    1. 市場を取り巻く環境は?
    2. 自社と競合、顧客の状況は?
  2. ターゲットと差別化 (STP)
    1. ターゲットの病院や医師は?
    2. 競合との差別ポイントは?
  3. 販売戦略 (4P・プロモーションミックス)
    1. 製品の価値は何?
    2. プロモーションチャネルをどう使う?
  4. 戦略の成功要因 (KSF・売上予測)
    1. 成功の鍵となる要因は?
    2. 戦略に基づく売上は?
    • 質疑応答

第4部. オーファン領域でのマーケティング戦略

(2018年12月19日 15:45〜17:15)

  1. オーファン領域におけるマーケットの特徴
    • 残された医薬品市場と医薬品開発の方向性
    • マーケットの特徴
  2. オーファン領域参入のための諸条件
    • 市場性と採算性について
    • 組織編制への留意点について
  3. オーファン領域における売上予測
    • 売上予測の実践手法
    • 対象患者数の予測
    • 売上予測の組み立て
  4. 適応拡大を見据えた製品LCM戦略
    • 開発スケジュールと特許
    • 製品LCMの実戦
  5. オーファン領域における製品戦略と営業展開
    • 製品戦略と営業戦略の効果的組み合わせ
  6. オーファン領域における適応拡大のインパクト
    • 販売計画とコストPLAN
  7. オーファン領域における適応拡大の具体的事例
    • 質疑応答

講師

  • 堀川 浩司
    株式会社empheal
    シニアマネジャー
  • 堀川 浩司
    株式会社empheal
    シニアマネジャー
  • 石川 栄一
    旭化成ファーマ株式会社 マーケティング戦略部 データマネジメントグループ
    グループ長
  • 高橋 真人
    株式会社FRONTEO ライフサイエンスAI事業本部 本部長 高橋 真人
    執行役員 本部長

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 55,000円(税別) / 59,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 118,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 178,200円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/21 薬事申請をふまえたICH Q5A (R2) ウイルス安全性評価 / 次世代シーケンシング (NGS) 導入の考え方とVirus Filtrationのポイント オンライン
2025/8/21 開発段階に応じた治験薬GMP管理を何をいつ準備し、どのような管理をするかの効果的運用方法 オンライン
2025/8/21 GMPをふまえた安定性試験データの統計解析とOOT対応のための統計的留意点 オンライン
2025/8/21 コンピュータ化システムバリデーションの効率的な実施法 オンライン
2025/8/21 効率的な医薬品開発を実施したい方のためのCMC安定性試験レギュレーション解説 オンライン
2025/8/22 省力化・効率化で実践するCSVへのヒント オンライン
2025/8/22 自社技術の棚卸と再発見およびコア技術の選定・活用方法 オンライン
2025/8/25 変更・逸脱管理とOOS/OOT及び一変・軽微変更の判断基準とCAPA実践手順 オンライン
2025/8/25 医薬品の特性を踏まえた外観目視検査基準の設定と検査結果の妥当性評価および検査員の育成・認定 オンライン
2025/8/25 ICH-GCP (R3) のeTMFマネジメントへの影響とeTMFシステムのセキュリティ オンライン
2025/8/25 低分子・高分子の高活性物質を扱う共用設備での洗浄評価基準と洗浄管理の留意点 オンライン
2025/8/25 デジタルマーケティングの法律相談 (安全管理措置・発展編) 会場・オンライン
2025/8/26 GMP適合機器・設備のための設計・バリデーション・保全とクラウドを含むCSV・DI対応・実践 (全3コース) オンライン
2025/8/26 医療データ (RWD) 活用時の100の落とし穴 オンライン
2025/8/26 海外CTD-M3を活用した承認申請時の「規格及び試験方法」の簡略記載の注意点 東京都 会場・オンライン
2025/8/26 基礎から学ぶクラウド利用におけるCSV実務 / SaaSのバリデーションとIaaS/PaaSクラウド基盤の適格性評価 オンライン
2025/8/26 今「選ばれる」化粧品を生み出すためのブランド構築と売上拡大を狙う最新マーケティング戦略 オンライン
2025/8/27 R&Dの現場で成果を出すTRIZの活用方法 オンライン
2025/8/27 添加剤・資材メーカー・製造委託先を含む監査のポイント / 監査員養成講座 東京都 会場・オンライン
2025/8/27 各開発段階におけるCMC開発と取得すべきデータ・品質保証レベル オンライン