技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

金属材料の破断面解析技術の基礎と解析事例

金属材料の破断面解析技術の基礎と解析事例

~各種破面から分かること、破面解析に必要な試験片準備、材料の破壊事例など~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、金属材料の破壊に関する基礎から解説し、多くの破壊事例に基づいて、破壊事故の原因と対策について解説いたします。

開催日

  • 2018年12月17日(月) 12時30分 16時30分

プログラム

 金属材料の事故で最も多いのがステンレス鋼を含む鉄鋼材料に関するものです。それは現在の産業基盤が鉄鋼であるからです。しかしながら全国の大学で金属材料に関する講座が名前を変え、現在はマテリアル工学など一見見栄えのする科名に変更されてしまいましたが金属の基本は変わりません。その基本が理解できていないと、モノづくりはできません。現在も金属材料に関して事故が多発しているのは金属材料を十分に理解せずにモノづくりを行っているためであると思われます。基本をないがしろにしてモノづくりを行えばクレームの山となって帰って来ることを覚悟しなければなりません。
 本セミナーでは金属材料の破面解析に必要な試験片の前処理すなわち試験片の準備作業や破面の洗浄方法、破面の観察方法などについて初歩から説明し、金属材料全般について数多くの破壊事例に基づいてその原因と対策について解説いたします。

  1. 金属材料の破壊および破面について – 各種破面から分かること
    1. 延性破壊
    2. 脆性破壊
    3. 粒界破壊
    4. 疲労破壊
  2. 試験片準備および試験機器について
    1. 試験片の切出し方法と破面の洗浄方法について
    2. 破面解析に必要な試験機器について
    3. 試験片の樹脂埋めおよび研磨方法について
  3. 各種材料の破壊事例について
    1. 鉄鋼材料の破壊事例
      1. 金属の冷間加工に関係した破壊事例
      2. 熱処理 (焼入れおよび焼戻し) による破壊事例
      3. 疲労破壊事例
      4. 溶接不良、過剰浸炭などによる破壊事例
    2. ステンレス鋼特有の破壊事例
      1. 応力腐食割れ、孔食、隙間腐食などの破壊事例
      2. ステンレス鋼の鋭敏化に起因する破壊事例
      3. 加工誘起マルテンサイト変態とステンレス鋼の磁性および耐食性の関係
    3. 非鉄金属材料の破壊事例
      • Cu、Al、Ni、およびその他の金属およびその合金の破壊事例
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。