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IPランドスケープの手法と効果的な活用の仕方

IPランドスケープの手法と効果的な活用の仕方

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年10月23日(火) 10時30分 16時30分

プログラム

第1部. IPランドスケープとマーケティング・ツールとしての知的財産

(2018年10月23日 10:30〜12:30)

 知的財産 (権利のみならず特許情報等も含む。以下「知財」) をリスクマネジメントという消極的観点ではなく、ビジネスを成功させるという積極的な目的のため、具体的には「マーケティング」のための強力かつ有力なツールとして捉える基礎理論を提供する。具体的には、ビジネススクール等で学ぶ「マーケティング論」の基礎知識とそのフレームワークの中での知財活用の方法について、最近、特にマーケティング・リサーチの一種としても注目を集めている「IPランドスケープ」の概念に重点をおいて解説する。

  1. マーケティングとは何か
  2. マーケティングと知財の関係
  3. マーケティング・リサーチ (最新手法としての「IPランドスケープ」等)
  4. STPマーケティングと知財
  5. マーケティング・ミックスと知財
    • 製品戦略
    • 価格戦略
    • 流通戦略
    • プロモーション戦略
  6. ブランド論
  7. 「技術ブランド」と知財
  8. 製品ライフサイクル論と知財
  9. 知的財産ミックス戦略と知的財産ミックス戦術 等
    • 質疑応答

第2部. 積水化学におけるIPランドスケープ活用事例

(2018年10月23日 13:30〜16:30)

 近年、「IPランドスケープ」というキーワードが取り上げられており、特許情報を用いた事業競争環境の分析等、主に特許情報を用いた分析に取り組む企業が増えている。弊社、積水化学においては、2012年より、競合丸裸活動と称した、IPランドスケーピング業務を開始。現在は分析、戦略立案、出願のすべての業務を知財担当が担う「戦略知財活動」と名を変え、日々の業務に当たっている。そこで、当発表では、その活動の紹介と実践事例、そこで考えた実践上のポイントについて発表。また後半部では聴講される方々との意見交換を交えながら、相互の活動のレベルアップを図っていきたい。

  1. 積水化学工業の紹介
    1. 積水化学工業紹介
    2. 知的財産グループの体制
  2. 弊社「戦略知財部員活動」の紹介
    1. 取組み経緯
    2. 現在の体制、評価、マネジメント方法
  3. ランドスケープ業務の実践事例
  4. 組織的展開、実践上のポイント
    1. 組織展開のステップ
    2. IPランドスケープ業務の貢献領域
    3. 実践上の課題とは?
    • 質疑応答

講師

  • 杉光 一成
    金沢工業大学 大学院 イノベーションマネジメント研究科
    教授
  • 梶間 幹弘
    積水化学工業 株式会社 R&Dセンター 知的財産グループ (つくば)

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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複数名
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