技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

AI創薬で取得すべき特許とその権利化

AI創薬で取得すべき特許とその権利化

~保護範囲はどこまでか ・日米欧におけるAI発明の取り扱いとは~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年8月30日(木) 10時00分 17時00分

プログラム

 創薬にAIを応用することが俄かに注目されるようになってきた。AIの創薬への応用は、前世紀からみられたものであるが、計算速度の上昇と、自律的AIの普及が創薬においてもパラダイムシフトを起こし、2010年以降のシーズの枯渇が露見したこと相まって注目されるに至っているといえる。
 本講座では、AI創薬について一度立ち止まって整理し、関連する法的問題も整理・俯瞰し、他方で、AI利用技術の例を検討し、取得しておくべき権利を日本を含むグローバルな視点で検討することを目的とする。 また、そのために、必要となるR&D戦略や、規制 (Regulations) 対応も併せて検討し、AIを利用した複眼知財戦略を受講者の皆様と一緒に考えたい。

  1. AI創薬について
    1. 創薬
    2. AIについて
    3. AI創薬 (総論)
    4. AI創薬 (各論)
      1. ドラッグ・リポジショニング
      2. ビッグデータ創薬
      3. リード化合物の最適化
      4. タンパク質相互作用と標的分子の予測
      5. 臨床データとAI
      6. リアルワールドデータ (RWD) とAI
  2. 知的財産とAI
    1. 知的財産と知的財産権
    2. 特許
    3. 知財としてのビッグデータ・臨床データ
    4. AI創薬の特許とその問題点
    5. AI創薬特許 (各論;1.4の各例を検討)
    6. 各国におけるAI発明の取り扱い
      1. 主要国 (日米欧) における審査基準
      2. 主要国 (日米欧) における裁判例
      3. 主要国以外の状況
  3. 知財戦略・ポートフォリオ・ランドスケープ
    1. 知財戦略とAI
    2. 知財ポートフォリオ・ランドスケープとAI
    3. 戦略策定の肝
  4. 規制・プライバシーとAI・IT技術
    1. レギュラトリーサイセンス
    2. 規制とイノベーションとAI
    3. 個人情報保護とビッグデータ・臨床試験
  5. まとめ
    1. AIベースの知財戦略~向こう20年を見る
    2. ブレスト・タイム 事例を見て考える
    3. まとめ Q&A項
    • 質疑応答

講師

  • 馰谷 剛志 (駒谷 剛志)
    山本秀策特許事務所 特許部門 (化学・バイオ・医薬)
    リーダー / 弁理士 (侵害訴訟代理付記)

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/13 デスクトップで行う医薬品市場予測のスキルアップと精度向上 オンライン
2024/12/13 機械学習/AIによる特許調査の高度化で実践するスマート特許戦略 オンライン
2024/12/13 特許情報調査の基本と競合他社調査および技術テーマ調査、技術動向分析の進め方 オンライン
2024/12/13 現場の視点で考える効果的な洗浄バリデーションのポイントと継続的な検証 オンライン
2024/12/13 英文メディカルライティング基礎講座 オンライン
2024/12/13 改正GMP省令、PIC/S DIガイドをふまえたGMP文書・記録の再点検 (データ改竄、捏造、隠蔽防止のための工夫) オンライン
2024/12/13 分析法バリデーションのための統計解析入門と分析能パラメータ計算法入門 東京都 オンライン
2024/12/13 特許出願・ノウハウ保護の選択基準と留意点 オンライン
2024/12/13 ミトコンドリア医薬における開発・技術動向と実用化に向けた課題 オンライン
2024/12/16 AI機械学習の活用・導入のためにこれだけは押さえておきたい数学 超入門 2日間セミナー オンライン
2024/12/16 生成AIの支援による特許調査・明細書作成・中間処理の効率化 オンライン
2024/12/16 AI機械学習に的を絞った行列・偏微分・確率密度の超入門 オンライン
2024/12/16 少ないデータによる異常検知技術の導入と活用方法 オンライン
2024/12/16 製薬用水の製造法・品質管理・バリデーション方法の基礎、査察事例を踏まえた考察 オンライン
2024/12/16 医薬品承認申請書のコンプライアンスとグレー部分への対応 オンライン
2024/12/16 国内外のAI法規制と企業のAIリスク対策 オンライン
2024/12/17 省力化・効率化で実践するCSVへのヒント オンライン
2024/12/17 デスクトップで行う医薬品市場予測のスキルアップと精度向上 オンライン
2024/12/17 医薬品製造現場におけるコスト削減と少人数体制のQC/QA業務効率化 オンライン
2024/12/17 LNP (脂質ナノ粒子) 製剤における品質評価/製剤設計・品質管理・製造プロセスとDDS技術・動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 費用対効果に基づく外国特許出願国の選び方・進め方
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版) (製本版+ebook版)
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善 (書籍 + ebook版)
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点) (製本版 + ebook版)