技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

変形性膝関節症の病態/診断/国内外評価方及び待望される薬剤像

保存的治療を中心とした

変形性膝関節症の病態/診断/国内外評価方及び待望される薬剤像

~再生医療の現状、治験デザイン上の注意点とは~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、変形性膝関節症の病態/診断/国内外評価方、待望される薬剤像について、最新の動向を踏まえて、わかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2017年12月21日(木) 13時00分 17時00分

修得知識

  • 変形性膝関節症の病態
  • 薬物療法 (内服、外用、注射、サプリメント) の実際
  • 物理療法・装具療法の適応
  • 手術療法 (鏡視下手術、骨切り術、人工関節等) の適応と実際

プログラム

 変形性膝関節症患者は、潜在患者も含めて3000万人とも言われており、高齢化が進む日本では年々増加の一途を辿っています。この疾患を如何に予防・治療するかは、高齢者の介護度に大きく関わり、強いては介護費用削減につながると期待されます。
 講演では、本疾患の病態を述べ、それに対する保存的治療を中心にお話ししたいと思います。私自身は、なるべく保存的治療、必要なら最小侵襲手術を施し、人工関節は最後の手段と位置付けしています。保存的治療に係る薬剤、サプリメント、理学療法、装具の可能性を示し、これらを扱うメーカー各位にとってお役に立てるような講演にしたいと思います。

  1. 変形性膝関節症の疫学
    1. 年齢構成は?
    2. 性別分布は?
  2. 変形性膝関節症の病因・病態・鑑別疾患
    1. 一次性と二次性とは?
    2. 素因にはどのようなものがあるのか?
    3. 変形だけでなく随伴する病変にはどのようなものがあるか?
    4. 鑑別すべき疾患にはどのような疾患があるか?
    5. それらの診断方法について
  3. 変形性膝関節症の評価法
    1. 国内外の評価法を紹介する
  4. 現在の変形性膝関節症治療ガイドライン
  5. 変形性膝関節症の薬物療法
    1. NSAIDsの使い分け、軟骨に優しいNSAIDsとは?
    2. 高齢者に安全なNSAIDsとは?
    3. 慢性疼痛に対するオピオイド系薬剤の使い方
    4. 待望される薬剤とは?
    5. ヒアルロン酸Na注射剤の効果
    6. グルコサミンやコラーゲンなどのサプリメントの効果について
  6. 変形性膝関節症の物理療法・装具療法
    1. 急性期と慢性期の物理療法
    2. 足底板や膝装具の効果とそれらの適応は?
  7. 変形性膝関節症の手術療法
    1. 鏡視下手術で何が出来るか?
    2. 自家骨軟骨移植術、骨髄刺激法とは?
    3. 高位脛骨骨切り術
    4. 内側型変形性膝関節症に対する単顆置換術 (UKA)
    5. 進行例に対する全人工関節置換術 (TKA)
    6. 再生医療の現状
  8. 治験デザイン上の注意点、プラセボについて
  9. まとめ

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/6 バイオ/抗体医薬品における品質試験/安定性試験と品質規格設定のポイント オンライン
2024/11/6 バイオ医薬品原薬工場建設プロセスおよびバリデーションのポイント オンライン
2024/11/6 医薬品中の元素不純物分析のデータ試験・管理及びPMDA等の対応ポイント オンライン
2024/11/7 初心者のための細胞培養入門講座 オンライン
2024/11/7 変形性関節症の病態/治療・診断技術の現状と臨床現場が望む新薬像 オンライン
2024/11/7 将来の環境や戦略を踏まえた医薬品売上予測 オンライン
2024/11/8 情報不足な開発初期段階において事業性評価を適切に進める為のデータ活用と売上予測の方法 オンライン
2024/11/8 希少疾患における治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2024/11/11 品質管理のための統計的モデリングと予測手法 オンライン
2024/11/11 インド・中国における医薬品薬事戦略と現地対応ノウハウ オンライン
2024/11/11 電子化/MES・LIMS導入・連携コース (全2コース) オンライン
2024/11/11 再生医療用足場材料の基礎および求められる物性・材料設計 オンライン
2024/11/12 ICH M7変異原性不純物/ニトロソアミン不純物対応コース オンライン
2024/11/12 ICH M7 (変異原性不純物) ガイドラインとエキスパートレビューにおける変異原性評価・判断の考え方 オンライン
2024/11/12 医療データ (RWD) 活用時の100の落とし穴 オンライン
2024/11/12 非GLP試験における信頼性確保 オンライン
2024/11/12 医薬品R&D段階でのNPV活用と課題解決策 オンライン
2024/11/12 意思決定にむけたターゲットプロダクトプロファイルの設定 オンライン
2024/11/13 初心者のための細胞培養入門講座 オンライン
2024/11/13 実務に役立つ医薬品GCP入門講座 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/6/28 治験の臨床検査値における軽微変動が意味するもの / 有害事象判定
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/6 日本での申請をふまえたアジアンスタディと各国の相違
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/10/28 薬物動態(「ヘ」項)試験におけるデータ・試験の信頼性確保・保証とQC・QA手法/タイミング
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析