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ヘッドマウントディスプレイの基礎・要件、研究開発動向と今後の展望

ヘッドマウントディスプレイの基礎・要件、研究開発動向と今後の展望

~ウェアラブル用途からバーチャルリアリティ用途まで / 広視野・高精細への光学系、調節 (焦点距離) 、光学歪み・色調校正の研究動向~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、さまざまな種類が投入され、注目されるヘッドマウントディスプレイについて、現状・課題、実用普及への展望、周辺技術の最新動向を解説いたします。

開催日

  • 2017年11月28日(火) 13時00分 16時30分

修得知識

  • ヘッドマウントディスプレイ (HMD) の基礎
  • ヘッドマウントディスプレイ (HMD) の要件
  • ヘッドマウントディスプレイ (HMD) の研究動向と今後の展望

プログラム

 近年さまざまなヘッドマウントディスプレイ (HMD) が登場しています。ウェアラブル用途のものからバーチャルリアリティ用途のものまで多種多様です。
 一方、拡張現実 (AR) と呼ばれる技術が急速に普及しており、AR向けのHMDも多数登場しています。こうしたHMDにはどのような性能が求められ、現在の技術はどこまで進んでいるのでしょうか。また、研究者たちはどのような未来のHMDを思い描いているのでしょうか。
 本講座では、急速に発展するHMDについて、基礎から最新の研究事例、今後の展望までをわかりやすく解説します。

  1. ヘッドマウントディスプレイの基礎
    1. 歴史 (1940年台から2010年代まで)
    2. 分類 (主要な光学系の紹介)
    3. 視覚 (主要な視覚機能の紹介)
  2. ヘッドマウントディスプレイの要件
    1. クローズドHMDの要件
    2. ビデオシースルーHMDの要件
    3. 光学シースルーHMDの要件
  3. 広視野・高精細HMDの研究動向
    1. 曲面光学系
    2. タイリング光学系
  4. 調節 (焦点距離) に対応するHMDの研究動向
    1. 時分割方式
    2. 多層化方式
    3. ライトフィールド方式
    4. 網膜走査方式
    5. 補償光学方式
  5. 遮蔽に対応するHMDの研究動向
  6. HMDの校正に関する研究動向
    1. 光学歪みの校正
    2. 色調の校正
    3. 眼球位置の校正
  7. これからのHMD
    1. VR技術ロードマップ
    2. センシング
    3. マルチモダリティ
    4. 視覚拡張
    5. パーソナライズドリアリティ
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 清川 清
    奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
    教授

会場

東京流通センター

2F 第4会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
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本セミナーは終了いたしました。

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