技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

オーファンドラッグ (希少疾病用医薬品) の開発・臨床試験のポイント

オーファンドラッグ (希少疾病用医薬品) の開発・臨床試験のポイント

~様々なマネジメントアプローチによる分析~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年11月21日(火) 12時30分 16時30分

修得知識

  • オーファンドラッグのプロジェクトマネジメントのポイント
  • マネジメントアプローチによる分析

プログラム

 2010年問題と言われた大型製品の特許切れを境に、新薬開発の重点領域はブロックバスター型から、アンメットメディカルニーズに狙いを定めたニッチバスター型へのパラダイムシフトが起こりました。そして、その具体的な選択肢としては、オーダーメイド医療、再生医療、そしてオーファンドラッグ (希少疾病用医薬品) 等が挙げられます。
 しかしながら、オーファンドラッグは、その患者の希少性から診断や治療の経験の豊富な医師や医療機関が多くありません。また、臨床試験 (治験・臨床研究) の実績も決して豊富ではないことから、オーファンドラッグの開発、特に臨床開発は決して容易なものではありません。
 本講座では、様々なマネジメントアプローチの切り口から、オーファンドラッグの開発や臨床試験を実施する上でのポイントを分析します。そして、実際にオーファンドラッグの開発や臨床試験を行うにあたって、正しい照準設定をするための最低限の知識と概念を理解することを目標とします。

  1. はじめに
    1. 難病
    2. 指定難病
    3. 希少疾患
  2. 「Management=マネジメント」について
    1. Hotは辛い?熱い?
    2. 管理はManagement?Control?
    3. いろいろなManagement
    4. Peter Ferdinand Drucker
  3. オーファンドラッグのリーガルマネジメント
    1. オーファンドラッグの指定制度
    2. オーファンドラッグの指定基準
    3. オーファンドラッグの支援措置
    4. オーファンドラッグの指定手続き
    5. オーファンドラッグの薬価
    6. 規制当局とのコミュニケーション
    7. 行政機関の役割
  4. オーファンドラッグのビジネスマネジメント
    1. オーファンドラッグのビジネスモデル
    2. ステークホルダーマネジメント
      1. KOL
      2. 患者会
    3. セールス (営業)
    4. マーケティング
    5. サプライチェーン
  5. オーファンドラッグの臨床試験品質マネジメント
    1. Small Clinical Trials
    2. これまでの日本の臨床試験における品質管理 (QC) ・品質保証 (QA) の考え方
    3. ISO9001に基づく品質マネジメント (QM) の考え方
    4. 臨床試験の品質マネジメントシステム (QMS)
    5. リスクマネジメントとリスクベーストアプローチの関係
  6. オーファンドラッグのプロジェクトマネジメント
    1. プロジェクトマネジメントについて
    2. プロジェクトマネジメントの組織 (例)
    3. Matrix Management
    4. プロジェクトチーム (PT)
    5. プロジェクトマネジャー (PM) とプロジェクトリーダー (PL)
    6. PMBOK 10の知識エリア
    7. タイム (スケジュール) マネジメント
    8. コストマネジメント
    9. 品質マネジメント
    10. リスクマネジメント
    11. チェンジマネジメント
  7. オーファンドラッグの調達 (プロキュアメント) マネジメント
    1. サイトマネジメント
    2. CROマネジメント

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/29 医薬品と医療機器の早期承認取得のためのPMDA戦略策定のポイント オンライン
2024/5/29 原薬におけるMF登録・記載・適合性調査・照会対応とプロセスバリデーション結果を基にしたMFへの落し込み オンライン
2024/5/29 再生医療等製品/細胞治療製品における規制要件の理解と申請書作成のポイント (入門講座) オンライン
2024/5/29 非GLP試験における信頼性確保 東京都 会場・オンライン
2024/5/30 上級経営陣/責任役員にむけたGMP、GQP教育とQA/法令順守体制の整備 オンライン
2024/5/30 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 オンライン
2024/5/30 バイオ医薬品開発を目的としたタンパク質溶液の安定化と添加剤の効果/選定 オンライン
2024/5/30 プレフィルドシリンジ製剤の設計開発と材質特性・規制から見る課題解決 オンライン
2024/5/30 医薬品・医療機器包装における3極 (日欧米) 法規制の比較と申請書記載方法 オンライン
2024/5/30 成功/失敗事例から学ぶコンパニオン診断薬の開発戦略と課題 オンライン
2024/5/30 医薬品開発におけるグローバルマーケットを見据えた知財戦略と出願・権利化選定/評価 オンライン
2024/5/30 GCP監査の基礎と効果的な監査実施 オンライン
2024/5/31 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2024/5/31 GMP工場の設備設計および維持管理のポイント オンライン
2024/5/31 非無菌製剤製造時の清浄度を考慮した品質管理と査察を意識した留意点 東京都 会場・オンライン
2024/5/31 医薬品包装資材の供給者管理と工程バリデーションの留意点・トラブル解決事例 東京都 会場・オンライン
2024/5/31 動物用医薬品開発の為の医薬品試験データの活用法と評価 オンライン
2024/5/31 承認申請パッケージにおける外国データ利用のポイントと対面助言の事例 オンライン
2024/5/31 動物用体外診断薬における薬事規制と申請業務のポイント オンライン
2024/5/31 GMP事例集 (2022年版) 徹底解説セミナー オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/10/27 国際共同試験におけるICH-E6改訂のインパクト・QMS構築
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望