技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

混合物のGHS分類、SDS・ラベルの基礎と作成法

混合物のGHS分類、SDS・ラベルの基礎と作成法

~関連法規制への対応のポイント~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーはGHS分類やSDSラベルの基礎から解説し、リスクアセスメントへの活用の流れまでを詳解いたします。
ケースバイケース (俗に言うグレーゾーン) の対応法や解決のコツも解説いたします。

開催日

  • 2017年10月20日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

 労働安全衛生法の一部が改正され、一定の危険性・有害性が確認されている化学物質 (SDS (安全データシート) の交付対象物質) について、事業者に危険性、有害性等の調査 (リスクアセスメント) が2016年6月から義務付けられました。化学物質の譲渡時のラベル表示義務の対象物質の拡大に関する労働安全衛生法施行令も同時に施行され、SDSの交付対象物質はラベル表示も必要となりました。
 このような中で、化学物質を扱う事業者は信頼性の高いSDS、ラベルを作成し、エンドユーザーへリスクアセスメントのための情報を的確に伝達して行くことが必要となります。本セミナーでは、国連のGHS分類の基礎から、化学物質の危険性・有害性を伝達するツールとしてのSDSやラベルの作成、さらにリスクアセスメントへの活用までをわかりやすく解説いたします。
 JISZ7253に準拠した和文SDS作成のポイントについて、特に14項「輸送上の注意」も解説し、さらに改正労働安全衛生法に基づいた合理的なラベルの作成法にも触れます。またにミニ演習も行い、GHS分類やSDS作成でケースバイケースな部分 (俗に言うグレーゾーン) も“SDS寺子屋” (ミニ演習と質疑応答) で解決のコツが得られます。

  1. SDSの基礎知識
    • SDSとは
    • SDSの目的
    • SDSの概要
  2. GHSの基礎知識
    • GHSとは
    • 物理化学的危険性
    • 健康有害性
    • 環境有害性
    • 混合物の分類
    • 国連文書改訂4~6版
    • JIS Z7253:2012とJISZ7252:2014
    • 各国 (米、欧州、アジア等) の導入状況
  3. SDSに関連する法律“SDS三法 (安衛法、化管法、毒劇法) ”の 概要及びそれに対応したSDS、ラベル作成
    • 労働安全衛生法 (安衛法)
    • 特定化学物質の環境への排出量の把握及び管理の改善の促進に関する法律 (化管法)
    • 毒物・劇物取締法 (毒劇法)
  4. GHSに準拠したSDSやラベルの活用
    • 作業場内や容器の表示
    • コントロール・バンディング (CB) 法によるリスクアセスメントの概要
  5. GHS分類とJISZ7253に準拠した和文SDS作成のポイント
    • UNRTDG (国連危険物輸送勧告) のUN番号とGHSの関係など
  6. “SDS寺子屋” (ミニ演習と質疑応答)
    • GHS分類、SDS、ラベル作成等でお困りの案件について個別にお答えします。

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/12 ユーロ7 (Euro-7) の動きと排ガス・タイヤ・ブレーキ粉塵規制の展望、自動車LCA対応 オンライン
2025/2/12 化学物質のリスクアセスメント支援ツール CREATE-SIMPLE活用によるリスク低減策とケーススタディ オンライン
2025/2/13 自動車業界 (部品・材料メーカー等) における環境/化学物質規制対応のためのJAPIAシート作成の必須知識 オンライン
2025/2/14 主要国の製品含有化学物質法規制の詳細と具体的対応手法 オンライン
2025/2/14 洗浄バリデーションにおけるリスク評価と残留許容値設定/運用 オンライン
2025/2/17 化学物質規制の最新状況と自律的な管理のポイント オンライン
2025/2/20 新JIS・法改正準拠GHS対応SDS・ラベル作成講座 オンライン
2025/2/21 有機フッ素化合物 (PFOS/PFOA) の基礎と最新規制動向および浄化処理方法 オンライン
2025/2/24 主要国の製品含有化学物質法規制の詳細と具体的対応手法 オンライン
2025/2/26 自動車業界 (部品・材料メーカー等) における環境/化学物質規制対応のためのJAPIAシート作成の必須知識 オンライン
2025/2/27 国内外化学物質規制の2026年以降の予測と実務対応のポイント オンライン
2025/3/4 加硫剤、加硫促進剤の使い方とスコーチ・ブルーム・分散性 オンライン
2025/3/5 新JIS・法改正準拠GHS対応SDS・ラベル作成講座 オンライン
2025/3/5 国内外化学物質規制の2026年以降の予測と実務対応のポイント オンライン
2025/3/7 有機フッ素化合物 (PFOS/PFOA) の基礎と最新規制動向および浄化処理方法 オンライン
2025/3/10 医薬品が患者に及ぼすリスクを軽減するための是正措置・予防措置 (CAPA) オンライン
2025/3/11 工業製品に対するPFAS規制と分析に関する留意点 オンライン
2025/3/13 日欧米の化学物質関連法規制の概要と対応のポイント オンライン
2025/3/13 プラントのリスクアセスメント手法 (定性評価手法/定量評価手法) オンライン
2025/3/18 GHS分類SDS・ラベル作成のルールと混合物におけるグレーゾーンの解決法 オンライン