技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

作業員レベルに合わせたGMP教育実践講座

作業員レベルに合わせたGMP教育実践講座

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、現状のGMP教育を一段階高いレベルにするためのポイントとテクニックを、GMPのスペシャリストが分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2017年8月28日(月) 10時30分 16時30分

修得知識

  • GMPと教育の関係性及びその重要性
  • 効率的かつ効果的な教育訓練方法
  • 現状の教育を一段階高いレベルにするためのポイント及びテクニック
  • 認定制度に用いられる教育及びその評価方法
  • 適正な人員を適切に配置し、効率的な製造を実施するための教育
  • 逸脱に対する臨時教育の重要性
  • 教育担当者が教育を行うための準備
  • 教育担当者の育成
  • 教育担当者の認定
  • 効果的な教育を行うためのコツ
  • 経験者に対する教育と非経験者に対する教育の違い

プログラム

第1部:医薬品GMP教育における作業手順書に基づいた実地教育のポイント

(2017年08月28日 10:30〜13:45 昼食休憩 約45分を含む)

 医薬品に限らず適切な製品を恒常的に製造するためには教育が必要不可欠である。始めから全てを理解している作業者はいない。どのような作業者でも全員が同じレベルで作業ができるようにならなければならない。また、熟練者でも慣れから気が緩み失敗を起こしたり、時間の経過に伴い教育した内容を忘れてしまったりする。つまり、効果的で忘れにくい内容により導入時及び定期的に教育を実施し、適切に評価することが重要となる。
 本セミナーでは、効率的に知識や作業が習得できる教育方法について具体的な事例を上げ、そのポイント及びテクニックについて説明する。また、逸脱が発生した場合に必要な臨時教育で注意しなければいけない点についても説明する。
 これから教育を担当される方や熟練講師の方でも一段階高いレベルの教育にするために役立てることができるセミナーである。

  1. 教育の必要性と重要性
    1. 教育とは
    2. GMP遵守の重要性
    3. 継続的な教育の必要性
    4. 教育訓練の記録
    5. PDCAサイクルと教育の関係
  2. 教育の種類
    1. 導入時の教育 (一般教養・製品特有な教育)
    2. 認定教育
    3. OJT
    4. 定期教育
    5. 臨時教育
  3. 教育実施例 (教育のポイント)
    1. 更衣教育
    2. 清掃教育
    3. 作業準備手順教育 (器具・装置洗浄など)
    4. 製造作業手順教育
    5. 機器操作教育
    6. 試験操作教育
  4. 教育と認定制度
  5. 要員配置の見直し・適正人員の配置
  6. 逸脱対応 (逸脱になりうる要因)
    1. 逸脱とは
    2. 逸脱対応手順
    3. 逸脱の根本原因・調査方法
    4. CAPA対応における教育

第2部:GMP教育教育担当者の育成と認定

~入社時期別の作業員への指導方法~

(2017年08月28日 14:00〜16:30)

 この講座は、現在の教育担当者のスキルアップあるいは将来教育担当者になる人向けの講座です。
 入社してくる社員の経歴・知識レベルは様々である。そのため、同じ教育を同じように行っても、雇用側として必要なレベルの社員を生み出すことは容易ではなく、雇用側が期待する成果が必ずしも得られるとは限らない。そのため、教育を行っても結局は、現場で再教育が必要となり、関係者の時間を無駄にしている例が多い。
 これらは教育の実施方法に起因した問題である場合が多いが、教育実施者は、教育の実施方法についての教育が行われることはほとんどない。
 この講座においては、「どのように」そして「どのような」教育を行えば、この問題を解決できるのかを、その原因から参加者とともに考え、雇用側が社員に期待する知識レベルに到達させるには、どのような教育方法が望ましいかについて講演する。

  1. 教育の準備
  2. 参加者プロフィールの確認 (なぜ必要か)
  3. 教育の実施
    • まずはじめに何をしなければならないか?
      (いきなり教えるべきことから開始すると効果が薄い)
    • 入社してくる方々への教育と子供への教育の違い。
    • 雰囲気が悪くなったときどのような対応をするか?
    • ありがちな失敗と対処
  4. 教育の後
    • 効果の測定
    • 講師へのフィードバック」

会場

江東区産業会館

第6展示室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/27 ラボにおける監査証跡/レビューの項目・頻度・レベルと分析機器毎のレビュー例 オンライン
2025/3/27 バイオ医薬品の原薬製造工程に関する承認申請書/CTD作成の留意点 オンライン
2025/3/28 海外当局によるGMP査察への準備と対応 オンライン
2025/3/28 試験室QCと信頼性確保を踏まえた分析法バリデーションの統計・基準値設定と分析法変更・技術移転時の同等性評価 (3コース) オンライン
2025/3/28 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保の対応 オンライン
2025/3/28 治験に関わるベンダーの要件調査と監査 オンライン
2025/3/31 規制当局GMP査察における指摘事項と重大な指摘を回避するための事前対応のポイント オンライン
2025/3/31 GDPガイドライン入門講座 オンライン
2025/3/31 GMPが適用されないラボにおける封じ込めの基本事項と初期段階でのハザードアセスメント オンライン
2025/3/31 医薬品開発におけるドキュメント作成のための英文メディカルライティング入門 オンライン
2025/4/28 FDA DMF (Type II,IV) (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 (2日コース) オンライン
2025/4/28 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編 + 実践編) オンライン
2025/4/28 化学物質を扱う研究所における法規制に準拠した薬品管理の進め方 オンライン
2025/4/28 FDA DMF (Type II,IV) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2025/4/28 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編) オンライン
2025/4/28 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (実践編) オンライン
2025/4/28 FDA DMF (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2025/5/29 医薬品/医療機器等へのQMSの具体的な構築フロー オンライン