技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
本セミナーでは、自動車排熱回収、工場排熱回収、エネルギーハーベスティングにおける熱電変換技術の立ち位置、開発動向について詳解いたします。
本セミナーでは、欧州、米国で進行中の実用向け環境低負荷型シリサイド系熱電変換技術の技術開発動向、特に2014年〜2016年の最新動向、及び今後の見通しについて詳細に解説します。
現在、300~500℃の排熱を利用付加価値の高い電気エネルギーに変換する環境低負荷・生体適応型で、かつ高い変換効率 (10%以上) が期待される次世代環境低負荷型熱電変換材料の開発が行われています。排熱発電の重要な用途の一つとして自動車がありますが、欧州では2025年に極めて厳しい自動車向けCO2排出規制が導入されます。また、途上国での爆発的な自動車需要の増加は従来エンジンによるものが大多数であり、2030年時点でも生産台数のおよそ90%が燃焼系のエンジンを搭載すると予測されています。こうしたことから、自動車向け排熱再資源化へのニーズは近年極めて大きいものとなりつつあります。
また、近年では、自動車エンジンにおける排熱発電センシングシステム用途も拡大しつつあります。通常、エンジンの高効率制御には、メカニズムの解明や現象のモデル化のために、エンジン稼働状態をリアルタイム多点・多重計測技術が必要ですが、エンジン周りは高温環境が多く、有線配線による多点センシングは、配線増加による重量増、車種ごとのスケーラビリティ確保の観点から好ましくありません。一方、エンジン関連パラメータのリアルタイム計測ではある程度大きな電力 (数百mW程度) が必要とされるため、エネルギーハーベスティング (環境発電技術) による微小な発電量では賄いきれない状況となっています。このため、中温度域での排熱発電センシングシステムは開発時のみならず、量産エンジンへのセンシングシステム搭載が想定され、実用化実装開発が行われています。
他方、CO2排出量規制の国際的枠組みの中で、本邦も早期に具体的な削減量を再設定し、削減への取り組みを本格化させなければなりません。自動車用途のみならず、今後は、工業界における熱の再資源化への取り組みは大きくしていく必要があります。たとえば、工業炉・ボイラーからの排熱発電センシングにより、システムの安定稼働、稼働効率向上等、最終的には、中電力規模の排熱 – 電気変換へとステップアップしていくことが想定されます。こうした点についても、現在どのような方向性が検討されているかについて見ていきたいと思います。さらに、先導役の欧州および米国での開発の進捗と今後の可能性、および国際標準化を視野に入れた排熱発電プロジェクト等の海外R&D動向について、加えて、2015年〜2016年に実施されたNEDOプロジェクト「クリーンデバイスセンシングシステム」の成果についても、公開可能な最新の情報をわかりやすく、かつ詳細に解説します。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2024/4/8 | 再生可能エネルギー発電事業と地域共生問題への対応 及び 事業規律・規制強化の最新動向 | 東京都 | 会場・オンライン |
2024/4/9 | EVにおける車載機器の熱対策 | オンライン | |
2024/4/10 | アクチュエータの種類、駆動メカニズム、今後の展望 | オンライン | |
2024/4/10 | 分散型電源システムの最新動向と事業展開 | オンライン | |
2024/4/10 | 関西電力株式会社 原子力発電の現状と今後の展望 | 東京都 | 会場・オンライン |
2024/4/12 | NOx (窒素酸化物) 対策と水素・燃料アンモニアの導入方策 | オンライン | |
2024/4/15 | アルカリ水電解の開発状況・課題と国内外の動向 | オンライン | |
2024/4/16 | 2024年の蓄電池市場・政策動向とビジネスチャンスの掴み方 | 東京都 | 会場・オンライン |
2024/4/16 | 相変化潜熱蓄熱材料の開発動向と熱マネジメントへの応用 | オンライン | |
2024/4/16 | 自動車のEV化とプラスチックの電磁波シールドめっき | オンライン | |
2024/4/18 | 水素エネルギーとモビリティ | オンライン | |
2024/4/19 | 車載半導体の最新技術と今後の動向 | オンライン | |
2024/4/19 | リチウムイオン電池のドライ電極の技術動向とプロセスの検討 | オンライン | |
2024/4/23 | 自動運転車の商業化への道筋 | 東京都 | 会場・オンライン |
2024/4/24 | NOx (窒素酸化物) 対策と水素・燃料アンモニアの導入方策 | オンライン | |
2024/4/25 | バイオマスエネルギーの最新動向と今後の事業戦略 | オンライン | |
2024/4/25 | 二酸化炭素 (CO2) 吸収・分離・回収の基礎知識及び応用分野と、これら技術の今後のゆくえ | オンライン | |
2024/4/25 | 小出力核融合発電の実現に向けた核融合炉工学・超伝導マグネット技術の最新動向と展望 | オンライン | |
2024/4/25 | 空飛ぶクルマの市場動向と社会実装委向けた研究開発 | オンライン | |
2024/4/26 | 自動車の電動化に向けた半導体封止樹脂の設計と評価 | オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2013/9/27 | リチウムイオン2次電池の革新技術と次世代2次電池の最新技術 |
2013/9/11 | 新しい磁気センサとその応用 |
2013/8/1 | 高効率蓄熱技術の開発 |
2013/7/29 | 2013年版 スマートメーター市場の実態と将来展望 |
2013/7/10 | 多様な熱源に対応する熱電発電システム技術 |
2013/6/25 | ヒートポンプ〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書 |
2013/6/25 | ヒートポンプ〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2013/6/21 | 2013年版 風力発電市場・技術の実態と将来展望 |
2013/5/29 | 化学品生産 / 石油からシェールガスへの転換 |
2013/5/24 | 分散型電源導入系統の電力品質安定化技術 |
2013/5/17 | 2013年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望 |
2013/5/10 | 風力発電 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2013/5/10 | 風力発電 技術開発実態分析調査報告書 |
2013/4/15 | リチウムイオン電池 製品・材料・用途別トレンド 2013 |
2013/4/5 | 2013年版 キャパシタ市場・部材の実態と将来展望 |
2013/3/30 | 電池の充放電技術 技術開発実態分析調査報告書 |
2013/3/30 | 電池の充放電技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2013/3/8 | 2013年版 スマートハウス市場の実態と将来展望 |
2013/2/20 | シェールガス化学の創出と展望 |
2013/2/1 | 2013年版 太陽光発電市場・部材の実態と将来展望 |