技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

車載用パワーデバイス絶縁材料の基礎と要求特性

車載用パワーデバイス絶縁材料の基礎と要求特性

愛知県 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、車載電子製品に求められる小型化と長寿命化を両立させる高放熱小型実装技術について詳解いたします。

開催日

  • 2016年10月28日(金) 13時00分 16時10分

プログラム

第1部. 車載電子機器の絶縁放熱技術と材料特性

(2016年10月28日 13:00~14:30)

 自動車の電子化が加速し車輌の燃費向上のために電子部品に求められる要求も厳しくなっています。
 高信頼性と共に、小型・高放熱化が重要になっています。放熱設計では、絶縁材料をいかに使いこなすかがポイントです。その絶縁材料に求められる特性について解説します。

  1. 車載電子製品への要求
    1. 環境対応
    2. 高信頼性
    3. 小型高放熱対応
  2. 車載製品の絶縁放熱技術と材料
    1. 電子製品の放熱の考え方
    2. 各社の放熱設計事例
    3. 絶縁放熱材料の使いこなしのポイント
  3. 車載インバータの小型・高放熱を支える絶縁構造
    1. 両面放熱インバータの絶縁構造
    2. 絶縁構造を実現するための加工技術
    3. パワーデバイスにおける絶縁構造と信頼性確保の考え方
  4. 小型車載電子製品を実現する樹脂封止技術
    1. 電子製品における樹脂封止構造のメリット
    2. 製品事例
    3. 材料開発における考え方
  5. 将来動向
    1. 高度化する車載電子システムへの対応
    2. 電子製品の将来動向
    3. 求められる絶縁放熱材料
    • 質疑応答

第2部. 車載用パワーデバイス適用に向けたコンポジット絶縁材料の開発動向

(2016年10月28日 14:40~16:10)

 高熱伝導性かつ電気絶縁性を両立する材料に対するニーズは高いが、相反する両特性の双方向上は容易では無い。
 本講演では、電気・電子部品の放熱・電気絶縁部材への応用を見据えた高熱伝導性複合絶縁樹脂の開発事例、新しい絶縁材料技術としてナノコンポジット、電界によるフィラー配置制御 (異方性と傾斜機能性) 、エポキシ代替材料の可能性としてポリトリシクロペンタジエンの開発状況等について紹介し、絶縁技術を将来展望する。

  1. ナノコンポジット絶縁材料研究動向
  2. 研究成果紹介 (基礎的特性と応用事例)
    1. ナノコンポジット (電気絶縁性の向上)
    2. ナノアルミナ被覆 (電気絶縁化)
    3. フィラー配向 (高熱伝導化)
    4. 誘電率傾斜機能材料 (電界緩和)
    5. 高耐熱樹脂 (ポリトリシクロペンタジエン)
  3. おわりに
    • 質疑応答

講師

  • 小迫 雅裕
    九州工業大学 大学院 工学研究院 電気電子工学研究系 電気エネルギー部門
    准教授

会場

愛知県産業労働センター ウインクあいち
愛知県 名古屋市中村区 名駅4丁目4-38
愛知県産業労働センター ウインクあいちの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 43,200円 (税込)
複数名
: 30,000円 (税別) / 32,400円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引

S&T出版からの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。

  • Eメール案内を希望する方
    2名様まで 37,963円(税別) / 41,000円(税込) で受講いただけます。
    追加1名あたり 27,963円(税別) / 30,200円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 37,963円(税別) / 41,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 37,963円(税別) / 41,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 65,926円(税別) / 71,200円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    2名様まで 40,000円(税別) / 43,200円(税込) で受講いただけます。
    追加1名あたり 30,000円(税別) / 32,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 70,000円(税別) / 75,600円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2021/1/31 次世代EV/HEV用モータの高出力化と関連材料の開発
2020/12/25 次世代自動車の熱マネジメント
2019/12/13 2020年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2019/2/28 伝熱工学の基礎と熱物性測定・熱対策事例集
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2018/12/14 2019年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2018/11/30 EV・HEV向け電子部品、電装品開発とその最新事例
2018/10/5 車載用デバイスと構成部材の最新技術動向
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2017/11/17 2018年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2017/8/10 車載テクノロジー関連製品・材料の市場動向
2017/5/31 車載センシング技術の開発とADAS、自動運転システムへの応用
2016/12/16 2017年版 次世代エコカー市場・技術の実態と将来展望
2016/11/16 2017年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2016/9/30 電磁波吸収・シールド材料の設計、評価技術と最新ノイズ対策
2016/4/28 ドライバ状態の検出、推定技術と自動運転、運転支援システムへの応用
2016/2/26 2016年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2016/2/20 自動車用プラスチック部品・材料の新展開 2016
2015/11/20 2016年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2015/9/18 2015年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望