技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品等の元素不純物のリスクアセスメント及び品質管理方法と具体的な評価実施方法

ICH Q3Dガイドラインに対応した

医薬品等の元素不純物のリスクアセスメント及び品質管理方法と具体的な評価実施方法

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、測定装置 (ICP質量分析装置) の原理、管理方法、メンテナンス、バリデーションデータの取得方法について、実例を交えて解説いたします。

開催日

  • 2016年10月20日(木) 12時30分 16時30分

修得知識

  • ICH Q3Dガイドライン (元素不純物) の理解
  • ICP質量分析装置、ICP発光分析装置の基礎知識、実務への応用
  • 金属分析前処理の基礎知識、データ取得

プログラム

 近年、医薬品の安全性確保の観点から、原料/触媒などに由来する元素不純物の評価の重要性が増しています。日本においては、2015年9月30日に薬食審査発0930第4号が発出され、ICH Q3Dガイドライン (元素不純物) がSTEP5となりました。これにより、日米欧3極においても本ガイドラインの適用時期が確定し、医薬品中の元素不純物評価は、総量評価から個別定量へ移行します。今後はICH Q3Dガイドライン及び3極での規制動向/許容限度値を踏まえ、医薬品中の元素不純物を適切に評価、管理していく必要があります。
 今回のセミナーでは、ICH Q3Dガイドラインの解説に加え、どのようにリスクアセスメントに組み込んで行くかについても解説いたします。また、医薬品中元素不純物分析の基礎から実際のデータ取得に加え、使用する測定装置 (ICP質量分析装置 (ICP – MS) ) の原理、管理方法、メンテナンスからバリデーションデータの取得方法まで実例含め、幅広く解説いたします。

  1. はじめに
  2. ICH Q3Dガイドライン (元素不純物金属) の最新状況及び各国の対応状況
    1. ICH Q3Dガイドライン (元素不純物) の状況
    2. 日米欧の対応状況 (JP,USP,EP)
    3. トレーニングマテリアルを踏まえた
      ICH Q3Dガイドライン (元素不純物) の概要
    4. リスクアセスメント及び管理戦略における実際の運用について
  3. 医薬品中の元素分析の評価方法
    1. 医薬品中元素不純物分析を実施するための環境整備及び管理
    2. 試料の前処理方法と注意事項
    3. 測定装置の選択と使用方法
      1. ICP発光分析装置の使用方法及び注意事項
      2. ICP質量分析装置の使用方法及び注意事項
      3. 管理及びメンテナンス及び装置のオプション選択
  4. 試験実施例から解説する医薬品中金属分析実施方法
    1. 投与経路に応じた評価項目の設定
    2. 試験法設定及びバリデーションデータの取得
    3. 元素不純物評価事例解説
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/25 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2024/11/25 CSV (コンピュータ化システムバリデーション) ・GAMP5の基礎知識および実施のポイント オンライン
2024/11/26 QC (試験部門) における効果的な電子化、電子化後のデータファイルの保管・管理における実務ポイント オンライン
2024/11/26 分析法バリデーション入門講座 オンライン
2024/11/26 GMP/GDPにおける汚染管理戦略としてのペストコントロールの実態と査察指摘事項 オンライン
2024/11/26 オーファンドラッグの売上予測と事業性評価 オンライン
2024/11/26 PMDAから高評価が得られるメディカルライティング中級講座 オンライン
2024/11/26 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発とスケールアップの留意点 オンライン
2024/11/26 QMS構築によるオーバークオリティ判断と治験効率化にむけた活用 オンライン
2024/11/26 リポソームと脂質ナノ粒子の基礎・調製・評価および応用のポイント オンライン
2024/11/27 医薬品品質システム実践のためのバリデーション文書/サイトマスターファイル作成時の必修事項と記載例 東京都 会場・オンライン
2024/11/27 バイオ医薬品の製造におけるプロセスバリデーションと注意点 オンライン
2024/11/27 PIC/S GMPをふまえた医薬品のサンプリング基礎知識 オンライン
2024/11/27 治験薬GMP入門 オンライン
2024/11/27 無菌医薬品包装規制および完全性評価手順・各種漏れ試験方法のポイント オンライン
2024/11/27 医薬品の製品開発/薬事戦略策定と新規事業計画書作成のポイント オンライン
2024/11/27 医薬品開発における効率的な開発計画策定およびスケジュール管理のポイント オンライン
2024/11/28 安定性試験実施の留意事項と安定性試験結果の統計解析/安定性予測・評価方法および有効期間の設定 オンライン
2024/11/28 ICH Q12,Q14の要件と承認後変更管理 (PACMP) の具体的進め方 オンライン
2024/11/28 開発段階 (求められる要件) に応じたQbDによる製剤開発と品質規格・Validation実施範囲 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/6/28 治験の臨床検査値における軽微変動が意味するもの / 有害事象判定
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/6 日本での申請をふまえたアジアンスタディと各国の相違
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/10/28 薬物動態(「ヘ」項)試験におけるデータ・試験の信頼性確保・保証とQC・QA手法/タイミング
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座
2007/3/16 臨床開発におけるER/ESの活用とコンピュータシステムバリデーション実践書