技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

インピーダンス測定・解析

明日からできる

インピーダンス測定・解析

~予備知識なくても理解できる交流インピーダンス測定・解析法~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、電気化学の基礎の基礎から測定・解析の具体的事例まで講師に丁寧に解説頂きます。

開催日

  • 2016年9月26日(月) 10時30分 16時30分

プログラム

 インピーダンス測定・解析は難解なものとされることがあります。それは主にインピーダンスそのものよりも関連知識が不十分であるからです。
 本講座ではイン ピーダンスに軸足をおきながらも関連知識の足がかりを紹介するとともに、講座受講後に自学自習でより深められるように、できるだけ具体的事例を紹介します。

  1. 電気化学の基礎の基礎
    1. 身近なインピーダンス測定の応用 – 体脂肪計、塩分計 –
    2. 直流と交流、電気抵抗と静電容量 – 電気回路の描き方 –
    3. 回路計とオシロスコープ – 電圧、電流、波形の読み取り –
    4. 電極と電気の流れ – 電池式の書き方と電極の呼び方 –
    5. 電池の起電力と分解電圧 – 心電図にも使われる銀塩化銀電極 –
    6. リチウムイオン二次リチウム電池 – 材料と構造 –
    7. 電池内部における電場と電流密度、電気力線
  2. 電池のインピーダンスと材料物性
    1. 電池の性能とインピーダンス – 電池の起電力と内部抵抗 –
    2. 電池性能とセル定数 – 電極面積と電極間距離 –
    3. 全電池と半電池 – 参照電極を使った測定 –
    4. 界面とバルク – 等価回路 –
    5. 界面特性値 – 電気二重層容量、反応抵抗 –
    6. バルク物性値 – 誘電率、導電率 –
  3. インピーダンス測定の実際
    1. 電池のDC成分のキャンセル
    2. ノイズの確認とインピーダンス測定への影響
    3. ボーデプロットとコールコールプロット
    4. 粉粒体の比表面積とインピーダンス
    5. 合材スラリーの分散度とインピーダンス
    6. インピーダンス解析による電池の内部抵抗と接触抵抗の分離
    7. 高出力電池と測定器の電流検出抵抗
    8. 組電池におけるインピーダンス測定
    9. インピーダンス測定による電池劣化の遠隔監視
  4. 質疑応答

講師

  • 電気化学の基礎知識
  • インピーダンス測定の基礎知識
  • インピーダンス測定結果の解析のノウハウ
  • デバイス (電池、キャパシタ) 評価へのインピーダンス測定の応用ノウハウ
  • 材料評価へのインピーダンス測定の応用ノウハウ
  • 立花 和宏
    山形大学 大学院 理工学研究科
    准教授

会場

大田区産業プラザ PiO

6F D会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/11 リチウムイオン電池の火災事例から学ぶ発火リスクと安全対策 オンライン
2024/11/15 全固体電池、その各部材の研究開発動向と将来展望 オンライン
2024/11/15 容量市場・需給調整市場の基礎と最前線論点 (全2回) オンライン
2024/11/15 ゼロから学ぶ電気事業と需給調整市場 オンライン
2024/11/19 EVにおける超急速充電の課題と対応 オンライン
2024/11/25 全固体電池における技術・研究開発の現状と今後の動向 オンライン
2024/11/26 リチウムイオン電池のリサイクル・リユース技術と市場の動向 オンライン
2024/11/26 グリーン水素製造のための光触媒を用いた「人工光合成」の基礎と応用、課題、最新動向 オンライン
2024/11/26 欧州のサーキュラーエコノミー政策と自動車産業 オンライン
2024/11/26 水素貯蔵・輸送材料および技術の課題・動向と水素エネルギー社会実現への展望 オンライン
2024/11/27 リチウムイオン電池の電極構成、特性と新型電池の材料技術、今後の展開 オンライン
2024/11/28 リチウムイオン電池のBMS設計と高精度残量推定手法・劣化予測手法 オンライン
2024/11/28 水電解によるグリーン水素製造への展望 オンライン
2024/12/3 カルノーバッテリー技術とPower to Heat技術に関連する高温蓄熱技術の最新動向 オンライン
2024/12/4 リチウムイオン電池のBMS設計と高精度残量推定手法・劣化予測手法 オンライン
2024/12/4 リチウムイオン電池の電極構成、特性と新型電池の材料技術、今後の展開 オンライン
2024/12/5 燃料電池、水素、アンモニアの最新動向と今後のビジネスチャンス オンライン
2024/12/6 全固体電池における技術・研究開発の現状と今後の動向 オンライン
2024/12/10 リチウムイオン電池のウェットプロセスとドライプロセス オンライン
2024/12/11 水素吸蔵材料の基礎と様々な水素貯蔵材料とその応用 オンライン