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自動車排ガス触媒の高活性化と規制対応

自動車排ガス触媒の高活性化と規制対応

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年9月14日(水) 10時00分 17時00分

修得知識

  • レアメタルの使用量低減と浄化性能の両立
  • PEMSを用いた排出ガス測定試験

プログラム

第1部 自動車用排ガス浄化触媒の技術課題と最近の開発事例

(2016年9月14日 10:00〜11:30)

次世代触媒が話題になっているが, 次世代自動車の時代はすぐには来ない。従来のガソリン車とディーゼル車が今後も続く。省エネルギーと環境対策は, 更に厳しくなる。今後の排ガス浄化触媒技術に期待したい。

  1. ガソリン自動車排気ガス浄化触媒
    1. ガソリン自動車
    2. 三元触媒の開発
    3. 酸素貯蔵材料
    4. NOx吸蔵触媒
    5. 貴金属使用量の低減
    6. シンタリングの抑制
    7. 燃費規制
  2. ディーゼル車排ガス浄化触媒
    1. スートトラップ
    2. NOx選択還元触媒
    3. 低温酸化触媒
  3. 次世代自動車
    1. 天然ガス自動
    2. 燃料電池自動車
    • 質疑応答

第2部 排ガス浄化用助触媒の開発

(2016年9月14日 12:10〜13:40)

  1. 自動車触媒とセリウム資源
  2. 酸化セリウム (セリア) 助触媒の基本特性
    1. セリアの材料物性
    2. セリアージルコニア系
  3. セリウム低減した触媒の開発
    1. セリウム低減のための開発指針
    2. セリウム低減材
    3. セリウム低減触媒の酸素貯蔵能
    4. セリウム低減触媒の浄化性能
    • 質疑応答

第3部 ディーゼル乗用車用PM酸化触媒の高活性化

(2016年9月14日 13:50〜15:20)

  1. 触媒担持型DPFによるPMの酸化
  2. PM酸化触媒の課題
  3. 触媒材料コンセプト
  4. PM酸化触媒による酸化反応促進
  5. PM酸化反応の促進メカニズム
  6. PM酸化触媒の実用的効果
    • 質疑応答

第4部 自動車排ガス計測技術の基本とPEMSによるリアルタイム計測

(2016年9月14日 15:30〜17:00)

自動車排ガス規制の最新動向の紹介と自動車排ガス後処理技術に 要求される計測手法について紹介する。 また今後必要となる実路での計測技術や排ガスセンサーの動向について解説する。

  1. 自動車排ガス規制の歴史と最新排ガス規制動向
  2. 自動車排ガス計測システム
  3. 自動車排ガス後処理技術への計測手法
  4. 粒子状物質 (PM/PN) の計測手法
  5. PEMS/RDE規制
  6. 今後要求される排ガス適合技術と計測技術について
    • 質疑応答

講師

  • 室井 髙城 (室井 高城)
    アイシーラボ
    代表 / 工業触媒コンサルタント
  • 高橋 洋祐
    株式会社ノリタケカンパニーリミテド 研究開発センター
    グループリーダー
  • 原田 浩一郎
    マツダ株式会社 技術研究所 先端材料研究部門
    アシスタントマネージャー
  • 日下 竹史
    株式会社 堀場製作所 開発本部 第1製品開発センター 自動車計測開発部 In-use Technologyチーム
    チームリーダー

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
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複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 55,000円(税別) / 59,400円(税込) で受講いただけます。
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 178,200円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
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