技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

UV硬化樹脂設計の基礎と硬化不良対策

UV硬化樹脂設計の基礎と硬化不良対策

大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、紫外線硬化樹脂について基礎から解説し、紫外線硬化におけるトラブルと対策、未然防止策について詳解いたします。

開催日

  • 2016年9月6日(火) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 紫外線硬化樹脂に関連する技術者、開発者、研究者
    • ナノインプリント
    • 電子部品・光学部品などの接着・乾燥
    • 印刷インキの乾燥
    • 塗料・塗装コーティング剤の乾燥・硬化
    • 光ファイバ等の保護コーティング
    • 光造形
    • 3Dプリンター
    • ジェルネイル等の装飾品 など
  • 紫外線硬化樹脂の初心者、これからUV硬化性樹脂の開発に携わる方
  • 紫外線硬化処理で課題を抱えている方

修得知識

  • UV硬化材料・光源の選び方のポイント
  • 硬化阻害対策と実際の効果
  • 着色低減手法と実際の効果

プログラム

 UV硬化樹脂は、UV照射によりごく短時間でインキ、コーティング、接着剤等の各種用途に適した硬化物を得ることができ汎用性が高い材料である。一方、汎用性が高い材料であるがゆえに、理想的な硬化条件から外れた使われ方をすることも多く、実際の製造プロセスにおいて、さまざまな要因により所望の性能が得られないケースがある。
 本講演では、UV硬化樹脂の分類、代表的なトラブル事例とその対策について述べる。

  1. UV硬化樹脂の種類と特徴
    1. はじめに
    2. ラジカル重合用モノマー・オリゴマー
    3. カチオン重合用モノマー
    4. ラジカル重合用開始剤
    5. カチオン重合用開始剤
    6. 硬化用光源
  2. トラブル事例と対策
    1. 硬化不良
      1. 表面硬化性を向上させるためには
      2. 内部硬化性を向上させるためには
      3. 表面硬化性と内部硬化性の両立
      4. 光源の種類と硬化性
      5. カチオン重合の硬化不良対策
    2. 着色や濁り
      1. 着色や濁りの原因
      2. モノマー・オリゴマーの影響
      3. 光開始剤による影響
      4. 重合禁止剤・酸化防止剤による影響
      5. その他の添加剤の影響
      6. UV光源・硬化プロセス・使用条件の影響

会場

ドーンセンター

4F 中会議室3

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/29 車載用プラスチックの基礎と最新動向 愛知県 オンライン
2025/9/29 バリアフィルム作製の基礎とガス透過性メカニズム・評価技術および最新技術動向 オンライン
2025/9/29 5G/6G時代の高周波基板向け低誘電損失材料に対する材料設計・技術開発動向とその実際技術 オンライン
2025/9/30 高分子材料 (プラスチック・ゴム) の基礎知識とその劣化・破壊原因と対策 オンライン
2025/9/30 ポリウレタンの原料・反応・特性およびフォーム・塗料・複合材料用途の新技術 オンライン
2025/9/30 高分子材料における微生物劣化のメカニズムと対策技術 東京都 会場
2025/9/30 PVA (ポリビニルアルコール) の基礎知識と機能化設計 オンライン
2025/10/1 ポリウレタンの原料・反応・特性およびフォーム・塗料・複合材料用途の新技術 オンライン
2025/10/2 高分子絶縁材料の評価技術と劣化対策 オンライン
2025/10/3 高分子の難燃化・不燃化技術と難燃材料の開発及び規制動向 オンライン
2025/10/3 廃プラスチックのリサイクル技術の最新動向と今後の課題 オンライン
2025/10/6 押出成形のトラブル対策 Q&A講座 オンライン
2025/10/6 人工皮革・合成皮革の基礎知識 オンライン
2025/10/6 インフォマティクスと近赤外光による高分子材料の劣化予測 オンライン
2025/10/7 シリカ微粒子の用途および先端分野における役割と活用例 オンライン
2025/10/8 ソープフリー乳化重合の基礎と粒子径・表面形態制御および中空ナノ粒子への応用 愛知県 会場
2025/10/8 プラスチックの熱・光安定性向上に関する添加剤の特性と活用のコツ オンライン
2025/10/9 高分子結晶化のメカニズムとその解析 オンライン
2025/10/9 再生プラスチックの溶融粘度特性とその制御、測定・評価 オンライン
2025/10/9 高分子・ポリマー材料の合成、重合反応の基礎とそのプロセス及び工業化・実用化の総合知識 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例