異種材料接合体における応力・ひずみの基本的考え方と界面強度評価
~応力集中の発生位置・メカニズムを平易に学ぶ~
東京都 開催
会場 開催
概要
本セミナーでは、強度評価について基礎から解説し、応力やひずみの考え方から接合強度の評価や特異応力場の解析法まで、具体例を挙げて分かり易く解説いたします。
開催日
-
2016年8月29日(月) 10時30分
~
16時30分
修得知識
- 応力とひずみの基礎
- 異材接合界面に生じる特異応力場の応力解析法と強度評価
- 製品のどのような位置にどのようなメカニズムで応力集中が発生するか
- CAE解析 (シミュレーション) のポイント
プログラム
特性の異なる材料を接合して作成される異材接着接合体は、界面端に発生する特異応力場により、その強度が低下する。
本講座では、まず接合界面に生じる厳しさの程度を表す、応力やひずみの考え方を、基礎から応用まで具体例を挙げて分かり易く説明する。次に、強度評価に必要な特異応力場の考え方と特異応力場の強さを求める手法を説明する。
最後に、接合体の強度評価および特異応力場の解析に関する最新の研究成果を紹介する。
- 異材接合界面に生じる応力とひずみの考え方
- 界面に生じる応力とひずみとはどのようなものだろう?
- 材料の組み合わせが異なると、応力とひずみはいかに変わるか?
- 接合界面の形状が異なると、応力とひずみはいかに変わるか?
- 接合界面の状況を理解するため、応力とひずみの基礎知識とは何か?
- 応力とひずみの基本的な考え方
- 応力とひずみとは何か?どのような種類があるのか?
- 応力とひずみがゼロとなるのはどこか?どこで最大となるのか?
- 垂直応力とせん断応力のプラスやマイナスの意味とは何か?
- 極座標で表した応力とひずみの意味とは何か?
- 引張りやねじり負荷ではどのような応力とひずみが生じるのか?
- 切断面にはどのような応力やひずみが生じるのか?
- 形状の不連続により生じる応力集中の考え方
- 円孔による応力集中とはどのようなものか?
- 楕円孔による応力集中とはどのようなものか?
- 切欠きによる応力集中とはどのようなものか?
- き裂による応力集中とはどのようなものか?
- 界面き裂による応力集中とはどのようなものか?
- 材料の不連続により界面に生じる応力集中の考え方
- 楕円形介在物による応力集中とはどのようなものか?
- 楕円体状介在物による応力集中とはどのようなものか?
- 長方形介在物による応力集中とはどのようなものか?
- 円柱状介在物による応力集中とはどのようなものか?
- 異材接合界面に生じる特異応力場の応力解析法とその強度評価
- 異材接合界面に生じる特異応力場とはどのようなものか?
- その特異応力場はどのようにすれば解析できるのであろうか?
- 材料が異なると特異応力場の強さはどのように変わるのか?
- 解析結果を基にして接合板の強度をどのように評価できるのか?
- 重ね合わせ継手に生じる特異応力場はどのようなものか?
- 解析結果を基に重ね合わせ継手の強度をどのように評価できるのか?
講師
野田 尚昭 氏
九州工業大学
大学院 工学研究院
機械知能工学研究系
教授
主催
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お問い合わせ
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受講料
1名様
:
42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
:
22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
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