技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

車載カメラ、レンズの市場動向と技術開発の方向性

車載カメラ、レンズの市場動向と技術開発の方向性

~自動運転技術で求められるカメラの要求仕様とは / レンズ用樹脂への要求特性、課題、今後の市場規模を徹底解説~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年6月30日(木) 12時30分 16時30分

プログラム

第1部 車載用カメラ、レンズの市場動向と今後の方向性

(2016年6月30日 12:30〜14:15)

車載用カメラ市場の現状と今後の方向性について、製品の概要、周辺環境の変化、今後の方向性について解説するとともに、レンズへの要求仕様、方向性についても解説する。

  1. 車載用カメラ市場の概要と市場動向
    1. 車載用カメラ市場の概要
    2. 車載カメラ搭載環境の変化
    3. 車載用カメラの市場の現状と動向
      1. 車載用カメラ市場トレンド (全体)
      2. 製品タイプ別市場動向
      3. 主要メーカーの参入状況
    4. ビューカメラの市場動向
      1. 製品タイプ別市場動向
      2. サプライチェーン
      3. Tier1シェア
      4. 技術動向と今後の方向性
    5. センシングカメラの市場動向
      1. 製品タイプ別市場動向
      2. サプライチェーン
      3. Tier1シェア
      4. 技術動向と今後の方向性
  2. レンズモジュールの要求仕様と方向性
    1. ビューカメラ向けレンズモジュールの要求仕様と方向性
    2. センシングカメラ向けレンズモジュールの要求仕様と方向性
    3. カメラレンズの汚れ、水滴などの対策
    • 質疑応答

第2部 車載カメラの技術動向とレンズへの要求特性

(2016年6月30日 14:30〜16:30)

 スマホが確立したCloud Computing環境の成熟の中、巨大化したServerの活路を車載市場に求めたGoogle, AppleがInfortainment OSに参入した結果、Connected Carが現実的なものとなっている。一方、世界の交通事故死傷者数を2011年〜2020年の10年間に半減する国連宣言に呼応し、欧米では自動車の安全性を高めるための法制化が進んでいる。この動きによりADAS機能搭載が促進され、先のConnected Car進展のTrendとの相乗効果により自動運転の実現が現実化している。その中、周辺の情報を把握するカメラを中心としたセンサの重要度が飛躍的に高まり搭載が急激に進んでいる。このように市場動向が激変する中、車載カメラにはどんな機能・仕様が必要となるのか、またそれらの機能を実現する上でレンズにはどのような特性が要求されるのか解説する。

  1. スマホOSメーカーの参入により急展開するInfortainment市場
    1. スマホが作ったConnected Car実現への軌跡
    2. CarPlay/ Apple、OAA/ AndroidがDe-Facto化しつつあるIVI市場
  2. 欧米の安全自動車機能の法制化促進により搭載数が急増するカメラ
    1. HBR法、KT法の成立により標準搭載が急激に進む車載用Front/ Back Camera
    2. 国連WP29で全ての車載Mirrorの電子化が認可、全ての死角を解消するe-mirrorの本格普及
    3. Euro-NCAP2018で加点対象に、市場拡大は低価格化の実現に掛かるFIRカメラ
  3. ADASとIVIの融合が加速する自動運転車実現への流れ
    1. カメラを中心としたSensor Fusionにより高度化するADAS
    2. 自動運転実現に向けた各社の取り組み、カメラが果たす役割
  4. 車載カメラ・レンズに要求される課題を解決する機能
    1. 大きな明暗差に対応するReal Time HDR機能
    2. 自動運転精度向上に重要な役割を果たすLEDフリッカ抑制機能
    3. FIRカメラ本格化に向けた低価格化技術
    4. FIRカメラ用レンズの材質と製法、低価格化技術
    5. RGB + IR Sensorによる昼夜兼用機能
    6. 高耐候性が必要な車載用樹脂レンズ
    7. 搭載個所により異なるカメラ・レンズへの要求特性
  5. まとめ、他
    • 質疑応答

講師

  • 駒田 隆彦
    株式会社テクノ・システム・リサーチ 第1グループ
    アシスタントディレクター
  • 中條 博則
    共創企画
    代表

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 51,300円 (税込)
複数名
: 42,500円 (税別) / 45,900円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 42,500円(税別) / 45,900円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 51,300円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 85,000円(税別) / 91,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 127,500円(税別) / 137,700円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/22 ホログラム技術の基礎および車載用ヘッドアップディスプレイ (HUD) への応用 オンライン
2024/4/23 自動運転車の商業化への道筋 東京都 会場・オンライン
2024/4/26 ホログラム技術の基礎および車載用ヘッドアップディスプレイ (HUD) への応用 オンライン
2024/4/26 自動車の電動化に向けた半導体封止樹脂の設計と評価 オンライン
2024/5/8 自動車の電動化に向けた半導体封止樹脂の設計と評価 オンライン
2024/5/13 欧州のサーキュラーエコノミー政策動向とELV (廃自動車) 規則案 東京都 会場・オンライン
2024/5/14 人間-機械 (自動車) インターフェイス製品の人間工学の考え方とその評価 オンライン
2024/5/14 SRモータの基礎とEV実用化への最新動向 オンライン
2024/5/16 xEVにおける車載電子製品のサーマルマネジメント 東京都 会場・オンライン
2024/5/23 プラスチックレンズの基礎とトラブル対策事例 オンライン
2024/5/27 ホログラフィ技術の基礎と車載用ヘッドアップディスプレイへの応用 オンライン
2024/5/28 自動車シートの座りを人間工学の眼で観る オンライン
2024/5/30 EV用モータの技術トレンド 東京都 会場・オンライン
2024/5/30 EVを始めとした次世代自動車の普及展望とリチウム、コバルトなどLiB用金属資源の今後 オンライン
2024/5/30 自動車産業のサプライチェーンと業界動向 オンライン
2024/5/31 車載半導体の最新技術と今後の動向 オンライン
2024/6/7 CASE実現のための車載機器の熱対策と冷却技術の具体的実践技術 オンライン
2024/6/7 自動車産業のサプライチェーンと業界動向 オンライン
2024/6/12 自動車塗料、塗装工程のCO2削減 オンライン
2024/7/10 EVにおける車載機器の熱対策 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/1/31 車室内空間の快適性向上と最適設計技術
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢)
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢) [書籍 + PDF版]
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題) [書籍 + PDF版]
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題)
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/6/30 自動運転車に向けた電子機器・部品の開発と制御技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍版)
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍+PDF版)
2022/4/15 2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート
2021/9/30 自動車室内の静粛性向上と、防音・防振技術、材料の開発
2021/4/13 GAFA+Mの自動運転車開発最前線
2021/1/31 次世代EV/HEV用モータの高出力化と関連材料の開発
2020/12/25 次世代自動車の熱マネジメント
2019/12/13 2020年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2018/12/14 2019年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望