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ポリウレタン合成の基礎と応用展開

ポリウレタン合成の基礎と応用展開

~各種ポリウレタン合成の実際~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ポリウレタン合成について基礎から解説し、ポリウレタンの主原料や副資材の性質・特徴、分子設計手法を習得していただきます。

開催日

  • 2016年6月22日(水) 12時30分16時30分

受講対象者

  • ポリウレタンに関連する技術者、品質担当者
    • 塗料
    • 繊維・衣類
    • 接着剤
    • 車両・航空機・船舶・輸送機器
    • 自動車内装品、クッション
    • エンジンのシール・防音
    • ロール・パッキン
    • 医療器具 (ウレタン硬化剤)
    • 人工臓器のシール
    • 保温材・保冷剤
    • 建築材料・内装
    • シール材
    • 各種フィルタ
    • エラストマー
    • ウレタンフォーム など
  • これからポリウレタンを扱う方
  • ポリウレタンで課題を抱えている方

修得知識

  • ポリウレタンの主原料
  • ポリウレタンの副資材の性質・特徴
  • ポリウレタンの分子設計手法

プログラム

 この講座はポリウレタンに関してほとんど基礎知識がない方を対象としている。受講者はポリウレタンの主原料や副資材の特性を詳しく知ることにより、分子設計の手掛かりを掴むことができる。さらに、実際のポリウレタン合成と物性評価を研究論文からそれらの詳細について学んでいただき、将来はポリウレタンの高機能化技術に挑戦していただきたい。

  1. ポリウレタンについて
  2. ポリウレタンの主原料・配合成分
    1. イソシアネートの反応
    2. ポリイソシアネート各論
    3. ポリオール各論
    4. 鎖延長剤 (硬化剤) ・架橋剤
    5. 副資材
      • 触媒
      • 発泡剤
      • 整泡剤
      • 難燃剤
  3. 原材料の配合計算
    1. 用語の概念
      • 当量
      • イソシアネート含有率
      • 水酸基価
      • 酸価
      • 水分含量
    2. 計算例
  4. ポリウレタン合成の基本
    1. 熱可塑性
      • ワンショット法
      • プレポリマー法
      • プレポリマーのGPC
    2. 熱硬化性
      • 注型エラストマー
      • ミラブルタイプ
    3. フォーム
      • 軟質
      • 硬質
  5. 種々のポリウレタン合成の実際と物性評価
    1. ポリオールの化学構造の影響
    2. イソシアナーの化学構造の影響
    3. 鎖延長剤の化学構造の影響
    4. ポリウレタンイオノマーの合成と評価
    5. 光硬化ポリウレタンの合成と評価
    6. イオン伝導性ポリウレタンの合成と評価
    7. ポリウレタンナノコンポジットの調製と評価
    8. 植物油からのポリウレタンエラストマーの合成と評価
    9. 改質ひまし油を用いるポリウレタンフォームの合成と評価
    • 質疑応答

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
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