技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

水素時代の幕開け 政策最新動向と3社の事業展望

経産省/トヨタ/岩谷/千代田

水素時代の幕開け 政策最新動向と3社の事業展望

~関連予算とトヨタMIRAI市場投入のインパクト~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、水素社会の実現に向けたエネルギー、自動車、大規模貯蔵輸送技術の各分野の最新動向を紹介いたします。

開催日

  • 2015年6月24日(水) 13時00分 17時00分

受講対象者

  • 水素エネルギーに関連する技術者、研究者、品質担当者

修得知識

  • 各分野の水素社会の実現に向けた最新の動向
    • エネルギー
    • 自動車
    • 大規模貯蔵輸送技術

プログラム

1. 水素社会の実現に向けた取組み

(2015年6月24日 13:00〜13:55)

国のエネルギー基本計画に記載された「水素社会の実現」に向けた取組みが世界に先駆けて進展している。水素は、多岐にわたる分野において、その利用を抜本的に拡大することで、大幅な省エネ、エネルギーの安全保障、環境負荷の低減等に大きく貢献できる可能性がある。昨年6月に策定された「水素・燃料電池戦略ロードマップ」に基づく産官学の取組みなど、最新の動向について紹介する。
  1. 水素社会実現の意義
  2. 定置用燃料電池の普及
  3. 燃料電池自動車の普及
  4. 水素ステーションの整備
  5. 水素発電・水素供給サプライチェーンの構築
  6. その他 (2015年度の水素関連予算)
  7. 質疑応答/名刺交換

2. 水素社会実現に向けたイワタニの取組みと展望

(2015年6月24日 14:00〜14:55)

究極の循環型クリーンエネルギーとして注目を集める水素の特徴と、次世代エネルギーの有力な候補が「なぜ水素なのか?」、インフラの整備に向けた課題は何か?を中心に、水素エネルギー社会実現に向けた展望と当社の取り組みについて解説する。
  1. イワタニと水素
  2. 水素とは?
  3. 水素エネルギー社会の実現に向けて ~水素ステーションの動向~
  4. 水素輸送技術の動向
  5. 大量水素供給時代の到来
  6. 質疑応答/名刺交換

3. トヨタの目指す持続可能な社会と環境車

(2015年6月24日 15:05〜16:00)

トヨタでは、持続的な成長のため、「もっといいクルマつくり」「いい町、いい社会」の実現をグローバルビジョンに掲げグローバル経営を進めております。この取り組みの一つとして2014年12月、世界初の量産型燃料電池車「MIRAI」の発売を開始しました。 トヨタの目指す未来の都市像と環境車戦略並びに持続可能な社会の実現に向けた課題と対応の方向性についてご紹介致します。
  1. トヨタグローバルビジョン
  2. トヨタの目指す将来都市像
  3. トヨタの環境車戦略
  4. 燃料電池車「MIRAI」のご紹介
  5. 今後の課題と対応の方向
  6. 質疑応答/名刺交換

4. 水素エネルギーの大規模貯蔵輸送技術と今後の展望

(2015年6月24日 16:05〜17:00)

水素エネルギーを汎用のエネルギーとして利用するには、石油や天然ガスのように大規模に貯蔵輸送できることが必須である。しかしながら、水素を大規模に貯蔵輸送する技術はこれまでに開発されていなかった。 千代田化工建設は、“SPERA水素?システム“の開発を完了し、世界に先駆けて水素を大規模貯蔵輸送するシステムを技術的に確立している。本講演では、SPERA水素システムの概要と今後の水素エネルギー利用分野について概説する。
  1. 有機ケミカルハイドライド法
  2. 水素サプライチェーン構想
  3. 拡大する水素エネルギーの利用分野
  4. SPERA水素システムの開発経緯
  5. 脱水素触媒の開発
  6. 技術実証デモンストレーション
  7. 質疑応答/名刺交換

講師

  • 星野 昌志
    経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 燃料電池推進室
    室長補佐
  • 繁森 敦
    岩谷産業 (株) 中央研究所
    部長 兼 水素エネルギー部 部長
  • 近藤 元博
    トヨタ自動車 (株)
    第1トヨタ企画部長
  • 岡田 佳巳
    千代田化工建設株式会社 グローバル本社
    フェロー

会場

紀尾井フォーラム
東京都 千代田区 紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート1F
紀尾井フォーラムの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,000円 (税別) / 32,400円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,000円 (税込)

割引特典について

  • 複数名同時受講割引
    • 同一団体より複数ご参加の場合、2人目以降 25,000円(税別) / 27,000円(税込)で受講いただけます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/9 ゼロから学ぶ再エネビジネス基礎講座 (全2回) オンライン
2024/5/9 再エネ電力・環境価値取引で抑えたい知識と実務 オンライン
2024/5/10 容量市場・需給調整市場の基礎と最前線論点 (全2回) 会場・オンライン
2024/5/10 ゼロから学ぶ電気事業と容量市場 東京都 会場・オンライン
2024/5/10 材料化学から見た「全固体電池」の課題とその解決に向けた最新研究開発動向 東京都 会場・オンライン
2024/5/15 エネルギービジネスの未来を読み解くための情報収集・利活用ノウハウ 東京都 会場・オンライン
2024/5/17 電力・ガス業界のしくみ・ビジネス概説と秘話 東京都 会場・オンライン
2024/5/17 入門 インピーダンス測定法とリチウムイオン電池への応用 オンライン
2024/5/21 再生可能エネルギー源としての木質系バイオマス利用の道標 東京都 会場・オンライン
2024/5/22 出光興産株式会社における苫小牧CCUS構想と今後の課題 東京都 会場・オンライン
2024/5/22 核融合炉 (フュージョン・エネルギー) の最新動向と構成材料の課題 オンライン
2024/5/22 核融合発電の最新開発動向、課題と実現への見通し 東京都 会場・オンライン
2024/5/23 FIP、コーポレートPPA等、2023年4月施行を踏まえて抑えたい知識と実務 オンライン
2024/5/24 核融合の開発競争とビジネスインパクト 東京都 会場・オンライン
2024/5/27 核融合 (フュージョン) のイノベーション技術と産業応用 オンライン
2024/5/28 車載電池・リチウムイオン電池の爆発・火災事故の傾向、 その安全性向上技術、過酷試験の進め方、規制対応 オンライン
2024/5/29 エクセルギーの基礎と実践的な計算・解析方法 オンライン
2024/5/30 EVを始めとした次世代自動車の普及展望とリチウム、コバルトなどLiB用金属資源の今後 オンライン
2024/5/30 洋上風力発電を取り巻く最新動向と今後の事業戦略 東京都 会場・オンライン
2024/5/31 リチウムイオン電池電極スラリーの分散、混練技術とその最適化 オンライン

関連する出版物

発行年月
2016/8/26 2016年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2016/7/22 2016年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
2016/5/27 2016年版 スマートコミュニティ市場の実態と将来展望
2016/2/26 2016年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2016/1/29 2016年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2015/12/18 2015年〜2016年版 電力自由化市場総覧 (2016年 新春号)
2015/12/8 2016年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2015/11/20 2016年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2015/10/30 2015年〜2016年版 電力自由化市場総覧 (2015年 秋号)
2015/9/18 2015年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2015/8/21 2015年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2015/8/17 バッテリー関連技術〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2015/8/17 バッテリー関連技術〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2015/7/24 2015年版 電力自由化市場・関連技術の実態と将来展望
2015/6/30 導電性フィラー、導電助剤の分散性向上、評価、応用
2015/6/26 2015年版 蓄電池・キャパシタ市場の実態と将来展望
2015/6/26 2015年版 民生機器用蓄電池市場の実態と将来展望
2015/5/29 2015年版 水素燃料市場・関連技術の実態と将来展望
2015/4/24 2015年版 HEMS市場・関連機器の実態と将来展望
2015/3/27 2015年版 再生可能エネルギー市場の実態と将来展望