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異種材料接合技術の自動車軽量化への応用

摩擦攪拌を活用する

異種材料接合技術の自動車軽量化への応用

~注目される摩擦攪拌接合の基礎と革新技術への展望~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年8月5日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 摩擦攪拌接合に関連する技術者
  • 金属製品製造業の技術者
  • 非鉄金属製造業の技術者
  • 鉄鋼業の技術者

修得知識

  • 金属材料の接合技術
  • 異種材料間接合技術
  • 非溶融固相状態で異種金属、異種材料間を接合する摩擦攪拌接合技術の基礎概念

プログラム

 自動車が総消費エネルギーの2割を消費するわが国において、輸送機器類には徹底した軽量化が求められている。
 軽量化に向けてAl合金等軽量材料を導入する場合、Al合金同士あるいはAl合金/鉄鋼材料間の接合問題は避けて通れない。
 鉄鋼材料/Al合金間など異種金属の接合に対し既存溶融溶接が多くの困難を抱えるのに対し、非溶融を特徴とする摩擦攪拌接合FSWの果たす役割は大きい。
 同法は各種Al合金系への適法として急速に発展拡大して来たが、次なる段階として、より加工抵抗の高いTi合金や鉄鋼材料等、また異種材料間への適用が希求されている。
 本講義では、演者らがこれまでに開発した摩擦撹拌を援用する異種材料間接合技術の詳細を解説するとともに、当該技術の自動車軽量化に向けた適用への展望を述べる。

  1. 異種金属接合による部材軽量化への要求:時代的背景
  2. 異種金属間に対する各種接合技術の比較
  3. 摩擦攪拌接合技術の基礎、特徴
    1. 摩擦攪拌現象の基礎
    2. 摩擦攪拌現象に関わる基本因子
    3. 同種材料間の摩擦攪拌接合における技術課題
    4. 異種材料間の摩擦攪拌接合における技術課題
  4. 異種金属材料間摩擦攪拌接合
    1. ツールオフセットの影響
    2. ツール回転方向の影響
    3. ツール送り速度、回転速度の適正範囲
  5. 異種金属材料間摩擦攪拌接合体の各種特性
    1. 界面反応相形成状況
    2. ガルバニック腐食特性
    3. その他特性
  6. 摩擦攪拌用異材接合への展開
    1. 重ね継ぎ手創製への応用
    2. 金属/セラミックス間接合への応用
    3. 金属/高分子間接合への応用
  7. 技術の現状、課題と今後の展望
    1. 塑性流動の実像解明、可視化
    2. 界面接合に対する塑性流動の関与
    3. 技術革新に向けた今後の展望
  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 福本 昌宏
    豊橋技術科学大学 大学院 工学研究科 機械工学専攻
    教授

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名同時申込みで1名分無料
    • 1名あたり定価半額の22,500円(税別) / 24,300円 (税込)
    • 2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
    • 同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    • 3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で受講できます。
    • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
    • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
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    • 他の割引は併用できません。
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