技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

クルマ×ICT

クルマ×ICT

~拡大する融合領域と次世代インフラとして期待される巨大市場~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年6月19日(木) 13時00分 17時00分

プログラム

1. クルマ×ICT、最新動向と今後の針路

(株) 野村総合研究所 コンサルティング事業本部
ICT・メディア産業コンサルティング部 上級コンサルタント
阿波村 聡 (あわむら さとし) 氏

(2014年6月19日 13:00〜14:10)

 融合が進む自動車業界とICT業界であるが、ICT業界の雄であるGoogleやApple等の参入により、自動車というプラットフォームを巡る覇権争いが激化しつつある。
 また、社会的インフラという観点でもICTと融合した自動車の役割はますます重要となりつつある。通信業界で起こったようなことが、自動車でも起こるのか?ICTとの融合が進むことにより、何が求められていくのか?
 本講演では、ICT業界の動向も踏まえながら、今後の自動車とICTの融合について論じる。

  1. ICT×自動車業界のこれまでの歴史
  2. ICT×自動車におけるサービス・融合事例
  3. ICT業界でおきた覇権争い
  4. 自動車業界におけるICT業界との融合のシナリオ
  5. 自動車業界、ICT業界に求められていること
  6. 質疑応答/名刺交換

2. 急速に進化するクルマ融合領域、世界の先端動向

インテル (株) 戦略企画室
チーフ・アドバンストサービス・アーキテクト兼ダイレクタ
野辺 継男 (のべ つぐお) 氏

(2014年6月19日 14:25〜15:35)

 今まさにクルマとICTの融合領域で、未曾有の変化が世界規模で起きている。
 過去100年余りの間に比較的安定的かつ着実に技術成長して来たクルマに対し、ICTは幾何級数的に成長し、10年を経ればその技術と市場は誰の眼にも明らかなレベルの変化を遂げる。
 その両者を融合する事で、今後如何に安全・安心・利便性を強化可能なのか、更には如何にICTが自動運転に貢献し得るのか?
 ADAS/センサー・フュージョン/ナビ/車載ネットワーク/広域通信ネットワーク/クラウド/ビッグデータ/IoT/三次元地図データベース/人工知能等を広範にカバーし、ICTの最近の大きな変化とクルマでの今後の活用に関し、お話しさせて頂く。

  1. カー・エレクトロニクスとICTの発展
    1. 年以降のICTの本質的変化
  2. クルマがセンサー・ネットワークになる
    • ビッグデータ、クラウド、IoTとの関係
  3. 自動運転の早期実現に寄与するADASの進化と三次元地図データベースの必要性
  4. 外部環境の認識と動体の動き予測
    • 車載カメラ
    • レーダー
    • LIDAR
    • 超音波等々
  5. コンピューティング能力の成長とクルマ向け人工知能 (自動運転) の関係
  6. 質疑応答/名刺交換

3. 繋がるクルマ ~オープン化、ソーシャル化の現状と今後の展望

(株) デンソー 情報安全事業グループ 情報通信サービス開発室
担当次長
安保 正敏 (あぼう まさとし) 氏

(2014年6月19日 15:50〜17:00)

 情報通信技術の進歩に伴い、自動車のネットワーク化が進んでいる。従来は、閉ざされた移動空間という特殊な環境に適合して、組込み技術と擦り合わせ技術をベースに、独自の価値観と文化を築いて来た車載機器であったが、外部との繋がりが出来ることにより、その商品形態のみならず、ビジネスモデルも大きく変わろうとしている。
 本講演では、オープン化が進むクルマ向けのサービス開発に於いて、異業種やユーザーを巻き込んだソーシャルな活動の事例とその狙いを、自動車部品メーカーの開発現場の立場で紹介する。

  1. 繋がるクルマに起こる変化
  2. スマホと車載機器の関わり方
  3. オープン化のレベルと課題
  4. 異業種や社会とのネットワーク
  5. ユーザーと共に創る
  6. 質疑応答/名刺交換

講師

  • 阿波村 聡
    (株)野村総合研究所 コンサルティング事業本部 ICT・メディア産業コンサルティング部
    上級コンサルタント
  • 野辺 継男
    インテル 株式会社
    事業開発・政策推進ダイレクタ兼 チーフサービスアーキテクト
  • 安保 正敏
    (株)デンソー 情報安全事業グループ 情報通信サービス開発室
    担当次長

会場

TKP東京駅八重洲カンファレンスセンター
東京都 中央区 京橋1-7-1 戸田ビルディング
TKP東京駅八重洲カンファレンスセンターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,000円 (税別) / 32,400円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,000円 (税込)

割引特典について

  • 複数名同時受講割引
    • 同一団体より複数ご参加の場合、2人目以降 25,000円(税別) / 27,000円(税込)で受講いただけます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/22 ホログラム技術の基礎および車載用ヘッドアップディスプレイ (HUD) への応用 オンライン
2024/4/23 自動運転車の商業化への道筋 東京都 会場・オンライン
2024/4/26 ホログラム技術の基礎および車載用ヘッドアップディスプレイ (HUD) への応用 オンライン
2024/4/26 自動車の電動化に向けた半導体封止樹脂の設計と評価 オンライン
2024/5/8 自動車の電動化に向けた半導体封止樹脂の設計と評価 オンライン
2024/5/13 欧州のサーキュラーエコノミー政策動向とELV (廃自動車) 規則案 東京都 会場・オンライン
2024/5/14 人間-機械 (自動車) インターフェイス製品の人間工学の考え方とその評価 オンライン
2024/5/14 SRモータの基礎とEV実用化への最新動向 オンライン
2024/5/16 xEVにおける車載電子製品のサーマルマネジメント 東京都 会場・オンライン
2024/5/28 自動車シートの座りを人間工学の眼で観る オンライン
2024/5/30 EV用モータの技術トレンド 東京都 会場・オンライン
2024/5/30 自動車産業のサプライチェーンと業界動向 オンライン
2024/5/31 車載半導体の最新技術と今後の動向 オンライン
2024/6/7 CASE実現のための車載機器の熱対策と冷却技術の具体的実践技術 オンライン
2024/6/7 自動車産業のサプライチェーンと業界動向 オンライン
2024/6/12 自動車塗料、塗装工程のCO2削減 オンライン
2024/7/10 EVにおける車載機器の熱対策 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/1/31 車室内空間の快適性向上と最適設計技術
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢) [書籍 + PDF版]
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢)
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題) [書籍 + PDF版]
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題)
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/6/30 自動運転車に向けた電子機器・部品の開発と制御技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍+PDF版)
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍版)
2022/4/15 2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート
2021/9/30 自動車室内の静粛性向上と、防音・防振技術、材料の開発
2021/4/13 GAFA+Mの自動運転車開発最前線
2021/1/31 次世代EV/HEV用モータの高出力化と関連材料の開発
2020/12/25 次世代自動車の熱マネジメント
2019/12/13 2020年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2018/12/14 2019年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望