技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

CMCの基礎的性質と各種工業的使用法について

CMCの基礎的性質と各種工業的使用法について

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年7月25日(木) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 増粘多糖類、水溶性高分子、CMC等の取り扱い初心者
  • 添加剤としての増粘多糖類、水溶性高分子、CMC等を用いた商品開発を担当する実務担当者

修得知識

  • CMCの基礎
  • 水溶性高分子の基礎

プログラム

 CMCはカルボキシメチルセルロースの略称で、セルロースを主原料としたアニオン性の水溶性高分子で一般的にはナトリウム塩をさす。CMCは、冷水や熱水に溶解し、無色透明の粘稠な溶液となる。その特徴は、天然糊剤と比較して品質の均一性、作り込む事のできる品質の多様性、認められた安全性、等から、一般工業から食品工業、医薬香粧工業、繊維工業、等に至るさまざまな分野で使用されている。
 本講演では、CMCの基礎的な性質、他水溶性高分子との比較、各種工業での使用例について紹介する。

  1. CMCについて
    1. CMCとは
    2. CMCの工業化の歴史
    3. CMCの動向
    4. CMCの製造法
    5. CMCの基礎的性質
    6. CMCの安全性、公的基準
  2. 水溶性高分子について
    1. 水溶性高分子とは
    2. 水溶性高分子の動向
    3. 水溶性高分子の種類とその特徴
    4. CMCと水溶性高分子の対比
  3. CMCの使用法について
    1. CMCの特徴
    2. CMCの食品工業用途
    3. CMCの医薬・香粧品工業用途
    4. CMCの畜水産工業用途
    5. CMCの繊維工業用途
    6. CMCの紙・パルプ工業用途
    7. CMCの土木工業用途
    8. CMCの電池工業用途
    9. CMCの窯業工業用途
    10. CMCのその他工業用途
  4. むすび

  • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)
複数名
: 31,000円 (税別) / 32,550円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/19 マテリアルズ・インフォマティクスによる電池材料開発事例 オンライン
2025/2/19 二酸化炭素の電解還元による資源化とその周辺技術の最新動向 オンライン
2025/2/21 化学分析・機器分析の実践的な進め方と業務への活かし方 オンライン
2025/2/25 リチウム-硫黄 (Li-S) 二次電池の基礎と応用 オンライン
2025/2/26 導電性カーボンブラックの配合・分散技術と電池特性への影響 オンライン
2025/2/27 液中の粒子分散制御及び評価の要点 オンライン
2025/2/27 マイクロ波加熱のメカニズムと導入・利用時の注意点、安全対策 オンライン
2025/2/27 リチウムイオン電池の負極活物質 オンライン
2025/2/28 化学プロセスにおけるスケールアップの基礎と事例を交えたトラブル対策 オンライン
2025/2/28 リチウムイオン電池電極製造プロセスにおける間欠塗工技術と乾燥、スラリー分散技術 オンライン
2025/3/7 化学分析・機器分析の実践的な進め方と業務への活かし方 オンライン
2025/3/10 xEV用電池リユースの現状と展望 オンライン
2025/3/11 導電性カーボンブラック導電材の分散性向上技術と電池特性の向上 オンライン
2025/3/12 リチウムイオン電池の基礎と高性能化を実現するシリコン負極の最新技術 オンライン
2025/3/13 プラントのリスクアセスメント手法 (定性評価手法/定量評価手法) オンライン
2025/3/17 化学プロセスのスケールアップ検討の進め方とトラブル事例・対策 オンライン
2025/3/19 レドックスフロー電池の電解液組成・電極・隔膜の材料設計から本格導入に向けた実証試験について オンライン
2025/3/19 化学プロセスの工業化・最適化への考え方 オンライン
2025/3/21 プラントのリスクアセスメント手法 (定性評価手法/定量評価手法) オンライン
2025/3/25 リチウムイオン電池の劣化評価、寿命推定技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/6/19 半導体・磁性体・電池の固/固界面制御と接合・積層技術
2023/11/30 EV用電池の安全性向上、高容量化と劣化抑制技術
2023/11/29 リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023
2023/11/29 リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023 [書籍 + PDF版]
2023/6/9 2023年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2023/4/28 ケモインフォマティクスにおけるデータ収集の最適化と解析手法
2023/4/6 電池の回収・リユース・リサイクルの動向およびそのための評価・診断・認証
2023/3/10 2023年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2022/10/17 リチウムイオン電池の拡大と正極材のコスト & サプライ (書籍 + PDF版)
2022/10/17 リチウムイオン電池の拡大と正極材のコスト & サプライ
2022/9/16 2022年版 蓄電池・蓄電部品市場の実態と将来展望
2022/8/19 2022年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2022/8/2 カーボンニュートラルのためのグリーン燃料と化学品
2022/6/30 二次電池の材料に関する最新技術開発
2022/2/18 2022年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート
2022/1/20 脱炭素へ、EVの役割と電池・原材料の安定供給 2030/35年モデルと諸問題の検証
2021/12/10 2022年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望
2021/8/20 2021年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2021/6/28 AI・MI・計算科学を活用した蓄電池研究開発動向