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偏光・複屈折の基礎&活用方法

偏光・複屈折の基礎&活用方法

~光学材料開発、光学設計のための必須知識~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、複屈折を中心とした偏光の基礎と高分子の偏光や複屈折の例を交えながら詳説いたします。

開催日

  • 2013年4月26日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 偏光・複屈折・光回折技術に関連する技術者
    • カメラ
    • 液晶デバイス
    • 医療機器
    • 計測器
    • 理化学機器
    • 結像素子
    • 液晶ディスプレイ
    • 光ピックアップ
    • フォトニック結晶素子 など
  • 光学関連分野の技術者・開発者・研究者
  • これから光学分野に携わる技術者
  • 偏光・複屈折の基礎から学びたい方

修得知識

  • 偏光の基礎
  • 偏光・複屈折計測の基礎
  • 光学材料における偏光・複屈折の実際
  • 光関連カタログ、特許や論文を理解できるようになることを目標とする

プログラム

 本講義は偏光・複屈折を基礎知識として、偏光とは何かというからスタートして、光学素子、偏光解析法までを講演する。偏光状態を表現するジョーンズ・ベクトルおよびストークス・パラメータと偏光素子を表すジョーンズ行列とミュラー行列、さらに、ポアンカレ球を学ぶことによって、すべての偏光を把握することができる。
 活用方法として、ポアンカレ球からミュラー行列およびジョーンズ行列までの基礎的な取り扱い方を、光ディスク、液晶ディスプレイ、生体高分子などの偏光解析の例を交えながら、これらの検査方法である偏光計やエリプソメトリをあわせて紹介する。

  1. はじめに
  2. 偏光の基礎
    1. 偏光状態とは?
      • 直線偏光
      • 円偏光
      • 楕円偏光
      • 非偏光
    2. 偏光状態の具体例
      1. 複屈折、位相差 (リターダンス) と主軸方位
      2. 旋光性
      3. 二色性 (ダイアッテニュエーション)
      4. 円二色性
      5. 偏光解消 (デポラリゼーション)
    3. 偏光状態の表記
      1. ポアンカレ―球
      2. ストークス・パラメーターおよびミューラ行列
      3. ジョーンズベクトルおよびジョーンズ行列
      4. 偏光計算法:レンズ設計のように偏光設計をするには?
    4. 偏光素子
  3. 偏光、複屈折計測原理について
    1. 偏光計
    2. 複屈折測定法
      1. 点計測
        • セナルモン法
        • 光弾性変調法など
      2. 面計測
        • 位相シフト解析法など
    3. 2次元複屈折分布計測
    4. ミュラー行列偏光計
    5. エリプソメータ
  4. 光学材料における偏光・複屈折の実際
    1. レンズの複屈折
    2. 光ディスクの複屈折分布
    3. 液晶関連 (ガラス、配向膜、機能性フィルム) の偏光特性
    4. バイオ生体における偏光計測
  5. まとめ

  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 大谷 幸利
    宇都宮大学 オプティクス教育研究センター
    教授

会場

東京流通センター

2F 第4会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。