技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ELISAの分析法バリデーション及び実試料測定における留意点

ELISAの分析法バリデーション及び実試料測定における留意点

~生体試料中薬物濃度測定~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年2月19日(火) 12時30分 16時30分

修得知識

  • ELISAを行ううえでの一般的注意点
  • バリデーション方法
  • 実試料分析の方法

プログラム

 昨今のバイオ医薬品の活発な開発に伴い、ELISA法の有用性がますます高まってきています。ELISA法の原理と実験法そのものは比較的知られていますが、生体試料中の薬物濃度を信頼性よく測定するためには、科学・規制の両面からみて適切な分析法バリデーションを実施し、実試料を測定することが必要です。
 しかし、これらのことを確実に実行することは簡単なことではありません。
 本講座では、ELISA法による生体試料中薬物濃度測定法の開発について基本的事項を紹介した後、分析法バリデーション、ついで実際の濃度測定について、それらの留意点を講義いたします。特に、実際の現場での作業を意識した講義を行います。
 また、最近では新たな展開としてECL法や抗薬物抗体の測定が重要になっており、これらについてもELISAとの比較という観点も含めてご紹介します。

  1. ELISAによる生体試料中薬物濃度測定法の開発
    1. ELISA法の必要性と原理
    2. 実験材料及び機器
    3. ELISA法の開発
  2. 分析法バリデーション
    1. バリデーション前の確認事項
    2. ガイドライン等の情報
    3. バリデーションの評価項目及び評価基準
      • 選択性
      • 検量線
      • 真度及び精度 (バッチ内及びバッチ間再現性)
      • 希釈直線性
      • 安定性
      • その他
    4. 分析バリデーション計画書・報告書の作成
    5. パーシャルバリデーション
  3. 実試料測定における留意点
    1. 測定試料等の取り扱い
    2. 実験デザイン及び実試料分析の実際
    3. データの採用基準、再分析
    4. ISR
  4. ELISA法からの展開
    1. ELISA法からECL法への展開
    2. 抗薬物抗体の測定
  • 質疑応答・名刺交換

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/27 GMP違反とヒューマンエラーに対する教育訓練の考え方とQA視点による抑制・防止対策事例 オンライン
2025/2/27 改正GMP省令を踏まえたGMP適合性調査対応 効率的なGQP/GMP-QA連携とQA/QC業務範囲の明確化 オンライン
2025/2/27 GMP/GQP-QAが行うべき逸脱管理とCAPAの適切性の評価とチェックリストの活用 オンライン
2025/2/27 改正GMP省令で求められているGMP文書・記録の作成・管理のポイント オンライン
2025/2/27 少人数体制にも対応したGMP-QA業務・監査のポイントセミナー (全5コース) オンライン
2025/2/27 ヒューマンエラー・逸脱・GMP違反を防ぐSOP・製造指図記録書の作成とは? 教育訓練とは? GMP記録とは? オンライン
2025/2/27 バイオ医薬品における申請をふまえたCMCレギュレーション対応とCTD作成入門講座 オンライン
2025/3/27 バイオ医薬品の原薬製造工程に関する承認申請書/CTD作成の留意点 オンライン
2025/3/27 ラボにおける監査証跡/レビューの項目・頻度・レベルと分析機器毎のレビュー例 オンライン
2025/3/28 海外当局によるGMP査察への準備と対応 オンライン
2025/3/31 規制当局GMP査察における指摘事項と重大な指摘を回避するための事前対応のポイント オンライン
2025/3/31 GMPが適用されないラボにおける封じ込めの基本事項と初期段階でのハザードアセスメント オンライン
2025/3/31 医薬品開発におけるドキュメント作成のための英文メディカルライティング入門 オンライン
2025/4/28 バイオ医薬品に残存する宿主細胞由来タンパク質 (HCP) の測定並びに原因と改善策を含めた品質及び安全性に及ぼす影響 オンライン
2025/5/29 医薬品/医療機器等へのQMSの具体的な構築フロー オンライン