技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
天然ガスビジネスのセミナーを2テーマセットにした特別コース!
本セミナーでは、2テーマセットにした特別コースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 79,800円 → 割引受講料 59,800円
(2013年1月28日 (月) 13:00~16:30)
我が国のエネルギー需給における天然ガスの重要性は論を俟たない。一方で米国のシェールガス台頭に伴い国際的なガス価格の構造が変化しつつある。
天然ガスは、従来はパイプライン輸送あるいはLNG輸送がメインであったが、今後産出地にて直接転換し付加価値を高めたうえで利用サイトへ輸送することも考える必要がある。近年、石油化学原料としてのナフサの需要構造が大きく変化しており、従来のようなトッパーからFCCという流れでのナフサ生産から、オンパーパス型でのオレフィン製造への移行が言われている。
本講演では、これらを俯瞰し、シェールガスを含めた天然ガスの現状と今後の動向、その転換によるオレフィン・芳香族・水素・合成ガス・アルコールなどの生産のための在来型プロセスの現状と今後、および非在来型転換プロセスについて総括する。
(2013年1月30日 (水) 10:00~13:30)
常温・常圧で気体である天然ガスをマイナス162度に冷却して、体積を600分の1に圧縮して、液化し、輸出するLNG (液化天然ガス) プロジェクトは1960年代にアルジェリアと英国との間で初めて実用化された。
その後LNGに係わる急速な技術革新によって、世界的にパイプラインによる生ガスと並ぶ有力な天然ガス輸出手段となっている。日本においても、1969年にアラスカから初めてLNGを輸入し、現在では世界最大のLNG輸入国となり、世界におけるLNG貿易量の3分の1を日本が占めている。
特に、2011年3月11日の東日本大震災を契機として原子力発電所の稼働が停止し、電力不足に対応するために電力企業は天然ガス火力発電をフル稼働させ、2012年のLNG輸入量は史上最高の年間9,000万トンに達する可能性が強まっている。
当初は、世界最大のLNG輸入国となると予想されていた米国への輸出をターゲットにカタール、豪州等の巨大LNGプロジェクトが構想されていたものの、米国におけるシェール・ガス革命により米国はLNG輸入国からLNG輸出国に変貌しようとしている。
これまでは、LNG貿易はLNG輸出国とLNG輸入国が一対一で結ばれた固定的かつ長期契約が大部分であったが、LNGの輸出国は2012年時点で18ヵ国に拡大し (ベルギーを除く) 、LNG専用船の増加とともに、LNGの国際スポット商品化が進んでいる。
カタール、豪州をはじめとした巨大なLNG生産能力に対し、米国の天然ガス生産量の増加によって、世界的にはLNGは余剰感がある。
しかしながら、天然ガス貿易は、①北米市場、②欧州市場、③アジア大洋州市場に、物理的に分断され、米国の天然ガス価格が百万Btu (ブリティッシュ熱量単位) 当たり2ドル~3ドルで推移する状況において、日本のLNG購入価格は百万Btu当たり18ドル近くと10倍もの大きな較差が発生している。
現状では、インドネシア、豪州をはじめとしたLNGプロジェクトは極めて高収益を挙げる優良プロジェクトである。
今後の世界におけるLNG需給はどうなるのか、アジア大洋州のLNG価格は原油価格リンクを続けるのか、LNGプロジェクトはこれからも高収益プロジェクトであり続けるのか、こうしたLNGを巡る様々な問題を詳細に分析するとともに、LNGプロジェクトの可能性とLNGに係わる日本企業の大きなビジネス・チャンスについて天然ガスの第一人者が的確に解説する。
2013年1月28日:東京・品川区大井町 きゅりあん 4F 第1特別講習室
2013年1月30日:東京・江東区有明 東京ビッグサイト会議棟 8F 801
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2024/5/30 | EVを始めとした次世代自動車の普及展望とリチウム、コバルトなどLiB用金属資源の今後 | オンライン | |
2024/5/30 | 洋上風力発電を取り巻く最新動向と今後の事業戦略 | 東京都 | 会場・オンライン |
2024/5/30 | e-fuelはモビリティー脱炭素化の切り札となるか | オンライン | |
2024/6/4 | 核融合炉 (フュージョン・エネルギー) の最新動向と構成材料の課題 | オンライン | |
2024/6/4 | 容量市場・需給調整市場の基礎と最前線論点 (全2回) | 会場・オンライン | |
2024/6/4 | ゼロから学ぶ電気事業と需給調整市場 | 東京都 | 会場・オンライン |
2024/6/13 | 洋上風力発電を取り巻く最新動向と今後の事業戦略 | オンライン | |
2024/6/17 | 中高温用蓄熱技術の最前線 | オンライン | |
2024/6/17 | 国内浮体式洋上風力の今後の展開とサプライチェーン展望 | 東京都 | 会場・オンライン |
2024/6/28 | バッテリーマネジメント用リチウムイオン電池のインピーダンス測定の考え方 | オンライン | |
2024/6/28 | 次世代キャパシタ・高速蓄電デバイスの進化 | オンライン | |
2024/7/8 | 2050年カーボンニュートラルに向けた水素関連・二酸化炭素資源化関連技術の現状と今後 | オンライン | |
2024/7/9 | 脱炭素で注目の水素エネルギー: その活用のための「水素取り扱いの基礎」 | 東京都 | 会場・オンライン |
2024/8/2 | 30兆円新市場で儲けるためのバイオメタネーション農業の基礎知識 | オンライン | |
2024/9/26 | アルカリ水電解の開発状況・課題と国内外の動向 | オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2013/11/7 | シェールガス・オイル革命の石油化学への影響 |
2013/9/27 | リチウムイオン2次電池の革新技術と次世代2次電池の最新技術 |
2013/8/1 | 高効率蓄熱技術の開発 |
2013/7/29 | 2013年版 スマートメーター市場の実態と将来展望 |
2013/7/10 | 多様な熱源に対応する熱電発電システム技術 |
2013/6/25 | ヒートポンプ〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2013/6/25 | ヒートポンプ〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書 |
2013/6/21 | 2013年版 風力発電市場・技術の実態と将来展望 |
2013/5/29 | 化学品生産 / 石油からシェールガスへの転換 |
2013/5/24 | 分散型電源導入系統の電力品質安定化技術 |
2013/5/17 | 2013年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望 |
2013/5/10 | 風力発電 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2013/5/10 | 風力発電 技術開発実態分析調査報告書 |
2013/4/25 | 新しいプロピレン製造プロセス |
2013/4/15 | リチウムイオン電池 製品・材料・用途別トレンド 2013 |
2013/4/5 | 2013年版 キャパシタ市場・部材の実態と将来展望 |
2013/3/30 | 電池の充放電技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2013/3/30 | 電池の充放電技術 技術開発実態分析調査報告書 |
2013/3/8 | 2013年版 スマートハウス市場の実態と将来展望 |
2013/2/20 | シェールガス化学の創出と展望 |