技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
(2012年10月29日 13:00~14:10)
ファーマ・マーケティング・コンサルタント 井上 良一(いのうえ りょういち) 氏
最近世界の医療に個別化医療という新しい医療が台頭している。これはがん患者の持つ遺伝子タイプを診断薬にて同定して、そのタイプに応じて薬剤を投与するという、診断薬と治療薬をコンバインしたテーラー・メイド医療である。患者はより有効でより副作用の少ないがん治療を求めているから進展せざるを得ない。
本医療はすでに乳がん、大腸がん、血液がんの一部で成果を上げており、今後は肺がん、皮膚がんや他の難治性がんでの普及が期待され、またがん以外の重篤な疾患への適応可能性を持っている。本講は個別化医療の現状、FDAなど規制当局の動き、リードしている医薬品企業の実態、個別化医療を進める上での諸課題、個別化医療のビジネスモデルなどを検討する。
また本医療は医療産業構造を変えてしまう破壊的イノベーションであるが、今後の医薬品企業にとっては巨大な事業機会であり、その事業参入を強く薦めたい。
(2012年10月29日 14:20~15:30)
中外製薬株式会社 プロジェクト・ライフサイクルマネジメントユニット R&Dポートフォリオ部長 高梨 契典(たかなし ひさのり) 氏
個別化医療は効果と安全性の両面で優れた治療法として世界的に関心が高まっている。当社の個別化医療への取り組みを紹介し、課題や今後の期待、治療薬とコンパニオン診断薬の同時開発のベストプラクティスについて報告する。
(2012年10月29日 15:40~16:50)
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社 IVD事業本部 ライフサイクルマネジメント部門 メディカルマーケティング部 部長 田澤 義明(たざわ よしあき) 氏
EMAとFDAは2011年6月と7月に、コンパニオン診断薬(CoDx) の開発、臨床試験及び薬事承認等に関するガイダンス案を公示し、FDAは8月に、新薬とそれに対するコンパニオン診断薬を同時に薬事承認した。本邦においても2012年春に2つの抗がん剤とそのCoDxを同時期に承認し保険適しており、実用化に向けての具体的な事例を示した。
しかし、個別医療の普及には新薬と検査薬の同開発や医療の諸制度など改善すべき課題も多い。日本における個別化医療推進に向けた諸問題を検証し、今後の方向性について考察する。
発行年月 | |
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2012/3/29 | 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違 |
2012/3/13 | 超入門 GMP基礎セミナー |
2012/3/5 | 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書 |
2012/2/16 | システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法 |
2012/2/14 | LIMS導入に関する導入の留意点セミナー |
2012/2/9 | 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法 |
2012/1/20 | 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌 |
2011/12/22 | 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術 |
2011/12/14 | QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー |
2011/12/10 | 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書 |
2011/11/7 | eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」 |
2011/9/1 | 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き |
2011/8/29 | グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法 |
2011/8/24 | 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座 |
2011/8/3 | 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法 |
2011/7/10 | 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書 |
2011/7/5 | 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針 |
2011/7/1 | コンピュータバリデーション実施の手引き |
2011/6/29 | 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理 |
2011/5/26 | 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編) |