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中国・アジア新興国のクルマと環境インフラビジネス成功の鍵 (2日間)

ローランド・ベルガー コンサルタント グローバル戦略を提言

中国・アジア新興国のクルマと環境インフラビジネス成功の鍵 (2日間)

~グローバル競争に勝ち抜く日本企業のあるべき戦い方とは?~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーは中国・アジア新興国の自動車・環境インフラビジネスのセミナーを2テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 63,000円 → 割引受講料 52,500円

開催日

  • 2012年2月14日(火) 15時00分 17時00分
  • 2012年2月15日(水) 15時00分 17時00分

プログラム

 経済成長著しいアジアで、環境インフラに対する投資も盛んに行われている。その中で、日本の環境インフラ関連の事業者はどのように展開することが可能か。
 一言でアジアといっても、経済発展の段階、政治体制など様々な要因により、事業展開の難しさやポイントが異なってくる。そのため、様々な視点での深い検討が欠かせない。
 環境インフラ事業から見た場合、どのような課題が存在するのか。経済規模なども踏まえ、国ごとにどの事業領域 (例.エネルギー、水、大気汚染、交通インフラ、治水、等。そしてそれらを支えるITインフラなど) でどれくらいの可能性があるのか。例えば、インドネシア、ベトナムなど、特定の国を想定した場合、どの領域がターゲットなり、どのようなアプローチが市場参入に有効か。最大市場である中国をどう見るべきか。そして、今後の有望市場はどこか。
 アジア全体のマクロ的な視点と、特定国の状況の具体的な分析の双方の視点から、アジア事業展開における成功の鍵を明かす。

  1. アジア環境インフラ関連市場のトレンド
    1. 力強い経済成長をつづけるアジア市場
    2. 経済成長に牽引されて拡大する環境インフラ関連市場
    3. 求められる環境インフラの幅:機器から制御システム、運営管理まで
  2. 国別の環境課題の現状と取組み状況
    1. 環境課題のステージ:国により異なる現状と環境課題の重点
    2. 自社の強みに照らして、何をターゲットするか
  3. 事業の可能性と参入アプローチ:ベトナム、インドネシアを例に
    1. MPAでの産業インフラ強化に活気づくインドネシア
    2. 環境インフラニーズが顕在化しつつあるベトナム
  4. 中国市場をどう考えるか。そして次の有望市場は
    1. 中国市場の変化と今後の取組みに向けた考え方
    2. アジア市場における次の展開
  5. 質疑応答/名刺交換

 日系自動車メーカーはコスト圧力の高まりや理不尽なほどの円高に喘いでいる。一方で日本政府からはFTAに参加する方向が示されており、貿易の更なる活性化が想定される。このような状況下、日本の自動車生産市場としての規模は今後、縮小していく見込みである。
 日系部品メーカーは従来、ケイレツ完成車メーカーの海外展開に合わせて現地に進出してきたが、その完成車メーカーは昨今、中国をはじめとする新興国の現地部品メーカーから調達する意向を強めている。
 一方で中国は世界一の市場にまで上りつめ、いまやその規模は1700万台に達する。この中で、自主ブランドを含めた中国系自動車メーカーは力をつけてきており、実際シェアも伸ばしている。
 つまり、日系部品メーカーには中国系完成車メーカーの開拓によって、まだまだ成長できる余地が存在している。しかし、日系部品メーカーが自力で開拓するには様々な困難もある。そこでよい中国パートナーを見つけ、健全な関係を築き、継続していくことが重要となる。
 そこで本講では、日系部品メーカーに焦点を当て、中国パートナーと組んで中国系完成車メーカーを攻略することで広がる世界を提示した上で、その実現に向けて重要となるパートナーの選定、提携形態、コミュニケーション、技術・情報のリスク管理などについて、事例やインタビュー内容を交えながら解説し、今後のグローバル展開に向けた示唆を導き出す。

  1. FTAを踏まえた世界市場のダイナミズム
    1. FTAに対する各国の取組み
    2. 世界でひとつになる市場
    3. グローバルで市場を捉える必要性
  2. 日系部品メーカーが直面する状況
    1. 日本の生産市場の縮小
    2. 日系OEMの日系部品メーカー離れ
    3. 新興国市場の可能性
  3. 中国系OEM開拓の重要性
    1. 中国市場の圧倒的な規模と顕在化時期
    2. 中国OEMの勢力拡大
    3. 中国OEMの開発・調達意向
  4. 中国パートナーの必要性
    1. 中国OEMの開発・調達実態と開拓の要件
    2. 日系部品メーカーにおける自力の限界
    3. 日中連合の補完性
  5. 協業が機能するための要諦
    1. 自社に適した提携相手の選定
    2. 損をしない提携形態の設計
    3. パートナーとの信頼関係構築
    4. 技術流出リスクや情報の管理
  6. 質疑応答/名刺交換

講師

  • 平井 孝志
    (株)ローランド・ベルガー 取締役 パートナー
  • 遠山 浩二
    (株)ローランド・ベルガー プリンシパル
  • 長島 聡
    (株)ローランド・ベルガー パートナー 工学博士
  • 貝瀬 斉
    株式会社 ローランド・ベルガー
    パートナー

会場

SSK セミナールーム
  • 2012年2月14日 : SSKセミナールーム
  • 2012年2月15日 : クラブハウス会議室 赤坂
東京都 港区 西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル 4F
SSK セミナールームの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 52,500円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。