技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
本セミナーでは、低環境負荷船の真打“LNG燃料船“に関する開発動向、技術動向、法規制動向等を徹底解説いたします。
(2012年1月27日 10:00~11:00)
海上輸送は温室効果ガス (GHG) 排出の主要な原因であり、世界のCO2排出量の約3%を占めている。
この問題を解決するためにIMOはGHG規制の制定に向けて取り組んでいる。
また、2015年には北海・バルト海などの排出規制海域 (Emission Control Area: ECA) を運航する船舶燃料中の硫黄分が現在の規制値1.0%から0.1%に強化される。
このような環境規制への対応の一つとしてノルウェーでは液化天然ガス (LNG) を燃料として使用する船舶の普及が進んでいる。
これはLNGを燃料とすることでSOxと粒子状物質 (PM) の排出量をほとんどゼロにすることができ、NOxの排出量を約90%、CO2の排出量を約20%削減することができるためである。
ノルウェーでは30隻を超えるのLNG燃料船が運航中であり、さらに20隻が建造中あるいは契約済みである。
これは企業が環境問題に積極的に取り組んでいることに加え、ノルウェー政府による予算措置、NOx Fundを利用した軽減税制や補助金制度による経済的なインセンティブによるところが大きい。
(2012年1月27日 11:20~12:30)
大気環境保護の観点及び経済的観点から、世界の海事業界では、LNG燃料船に高い注目が集まっており、その本格普及の可能性についても、各種の議論がなされている状況にある。我が国においても、国土交通省が2011年、LNG燃料船の普及促進を政策として掲げ、それに向けての予算措置を講じる等、本格的な取り組みを始めたところであり、今後、LNG燃料船についての国内の動きは一層本格化するするものと考えられる。
LNGについていえば、我が国は、その最大輸入国であり、LNGの取り扱いに関するインフラやノウハウを多く有しており、LNG燃料船導入のアドバンテージとなりうる。その一方で、北米やヨーロッパと異なる市場構造から、割高なガスを輸入せざるを得ないという面も抱えている。また、LNGを燃料として使用した実績がないことから、規制がどのように適用されるか、かならずしもはっきりしない点も残されている。
日本船舶技術研究協会は、2009年以降3年にわたり、LNGをはじめとした代替燃料ついての調査研究を蓄積してきていることから、今回の講演では、日本船舶技術研究協会のこれまでの研究成果及び最新の研究成果の中間報告を紹介するとともに、LNG燃料船に係る国土交通省の政策・予算、関連する法規制、大きな課題となる想定されるLNGバンカリングの方法等についての紹介、今後解決すべき課題等について、幅広く紹介するものである。
(2012年1月27日 13:10~14:20)
国内外で取り組んでいるLNG燃料化の動向紹介と三菱重工業のLNG燃料使用船舶のコンセプト設計を通して、整理した課題の紹介する。
(2012年1月27日 14:30~15:40)
船舶から排出されるCO2やNOx、SOxなどの大気汚染物質削減を目指して、船舶燃料を重油からクリーンエネルギーといわれるLNGへと転換するLNG燃料船の試設計やコンセプトが多数発表され、また要素技術としての舶用ガスエンジンなどの開発が目覚しい。LNG燃料商船が実現するためには、これら技術開発による課題の克服のみならず、商船としての運航されるための経済性が伴わなければ実現性は乏しい。
本講座では、従来型一般商船とLNG燃料商船のモデル設計を比較し、資本費回収のための重油価格/LNG燃料価格の関係を考察するとともにヘンリーハブ、NBP,JKMなど代表的な天然ガス価格の現状とトレンドからその実現可能性を探る。さらに、LNG燃料船の経済性向上に直結する技術開発要素、実運航のために要求される開発要素について考察する。
(2012年1月27日 15:50~17:00)
従来のガスエンジンを主機としたLNG 燃料船は電気推進が主流であったため、エンジン自体も陸用に近い仕様のまま利用できるケースがほとんどであった。
しかし、LNG 燃料船の普及に伴いプロペラ直結も含めた様々な推進システムが検討され、これに伴い異なる燃焼方式のエンジンが開発されている。
本講演では、舶用ガスエンジンの動向をレビューすると同時に、LNG 燃料船に採用される各種燃焼方式のガスエンジンについて、それぞれの特徴と舶用化に向けた技術課題を解説する。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2025/7/14 | 燃料アンモニアの基礎と利用技術および最新動向 | オンライン | |
2025/7/24 | 宇宙太陽光発電の実用化に向けた最新の国内外研究開発動向と残された課題 | 東京都 | 会場・オンライン |
2025/7/25 | 日揮グループが挑む水素・アンモニア製造技術開発とサプライチェーン構築の最前線 | 東京都 | 会場・オンライン |
2025/7/29 | 水素エネルギー市場の最新動向と主要国の水素戦略・巨大プロジェクト | オンライン | |
2025/7/30 | SMR開発・社会実装における課題と解決の方向性 | 東京都 | 会場・オンライン |
2025/7/30 | 水素エネルギーとモビリティ | オンライン | |
2025/7/31 | アンモニア活用に関する技術開発動向 | オンライン | |
2025/8/4 | 小型モジュール炉 (SMR) に関する海外動向と今後の見込み | 東京都 | 会場・オンライン |
2025/8/8 | フュージョンエネルギー (核融合発電) 研究の最新動向と炉壁用異材接合技術の開発 | オンライン | |
2025/8/19 | 変革する電力システムの保安を担う事業構造・要員問題と解決のキーとなる自発的・自律的な組織文化づくりへの挑戦 | 東京都 | 会場・オンライン |
2025/8/21 | 洋上風力発電事業の取り組みと浮体式洋上風力実証事業で目指す社会実装 | 東京都 | 会場・オンライン |
2025/8/29 | 分散電源ならびに電力系統の基礎と安定運用制御の具体的ポイント | オンライン | |
2025/8/29 | ペロブスカイト太陽電池の技術開発の現状と展望 | 東京都 | オンライン |
2025/9/4 | 電力需給逼迫と電力価格、蓄電池を取り巻く日本企業の事業戦略 | オンライン | |
2025/9/8 | NEDO : 持続可能な航空燃料 (SAF) を巡る国内外の最新動向と技術開発の最前線 | 東京都 | 会場・オンライン |
2025/9/12 | 水素関連の大規模インフラ計画 | 東京都 | 会場・オンライン |
2025/9/12 | バイオマスを原料とした化学品製造の最新動向と日本市場におけるビジネスの可能性 | 会場・オンライン | |
2025/9/19 | 水素および燃料電池システムの基礎と最新動向 | オンライン | |
2025/9/25 | GX加速に向けた、日本における水素・アンモニアのビジネスチャンス | 東京都 | 会場・オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2024/2/25 | 2024年版 水素エネルギー市場の実態と将来展望 |
2024/1/26 | 2024年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望 |
2023/11/24 | 2024年版 脱炭素エネルギー市場・技術と将来展望 |
2023/9/8 | 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望 |
2023/6/9 | 2023年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望 |
2023/5/31 | アンモニアの低温・低圧合成と新しい利用技術 |
2023/3/10 | 2023年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望 |
2023/2/17 | 2023年版 水素エネルギーの市場予測と将来展望 |
2023/1/20 | 2023年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望 |
2022/11/21 | 海洋エネルギーの活用技術 (CD-ROM版) |
2022/11/21 | 海洋エネルギーの活用技術 |
2022/11/11 | 2023年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望 |
2022/9/30 | 水素の製造とその輸送、貯蔵、利用技術 |
2022/7/15 | 2022年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望 |
2022/2/18 | 2022年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望 |
2022/1/21 | 2022年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望 |
2021/12/16 | カーボンニュートラルに向けた中低温産業排熱の最新利用技術と実践例 |
2021/12/10 | 2022年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望 |
2021/11/19 | 世界のカーボンニュートラル燃料 最新業界レポート |
2021/9/17 | 2021年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望 |