技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

リチウムイオン電池の劣化要因と対策

リチウムイオン電池の劣化要因と対策

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、リチウムイオン電池の劣化機構の基礎から解説し、劣化の分析、劣化対策・劣化抑制について詳解いたします。

開催日

  • 2011年11月22日(火) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 電池、電池材料に関連する技術者、開発者
    • 電池
    • 正極・負極材料
    • バインダー
    • セパレータ など

修得知識

  • リチウムイオン電池の劣化機構
  • リチウムイオン電池の劣化分析
  • リチウムイオン電池の劣化抑制・劣化対策

プログラム

 リチウムイオン電池の劣化は、電池寿命にとって重要な課題となっている。
 劣化の機構に関しては十分な理解がなされていない状況である。
 本講義では、リチウムイオン電池の劣化要因を探るための方法や、劣化のモードを確認するための分析技術に紹介する。
 また、これまでに行われてきた劣化防止の対策について述べる。
 特に正極材料、負極材料、バインダー、セパレータに関する研究を紹介する。

  1. リチウムイオン電池の劣化機構
  2. 材料の劣化
    1. バインダー
    2. 炭素粉
    3. 正極活物質
    4. 負極活物質
  3. 劣化機構の分析
    1. その場赤外吸収分光測定
    2. 表面分析 透過型電子顕微鏡
    3. 単粒子測定
  4. 劣化抑制
    1. 正極活物質の表面コーティング
    2. 負極活物質の表面コーティング
    3. セパレータの改善
    4. バインダーの改善
    5. 導電剤の改善
  5. まとめ
  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 金村 聖志
    首都大学東京 大学院 都市環境科学研究科 環境調和・材料化学専攻
    教授

会場

大田区産業プラザ PiO

6階 D会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/5/7 フレキシブル熱電変換デバイスの基礎と最新技術動向 オンライン
2025/5/13 LIB製造における塗工・乾燥のコツ、ドライ方式の最新動向 オンライン
2025/5/13 有機系材料を用いたナトリウムイオン電池の特性と最新研究動向 オンライン
2025/5/14 次世代二次電池の研究開発、展望と課題 オンライン
2025/5/15 全固体電池に関する試験評価、構造解析の進め方 オンライン
2025/5/15 全固体リチウム電池・固体電解質材料の最新の研究動向 オンライン
2025/5/16 汎用リチウムイオン電池の特性・健全度 (劣化度) ・寿命の評価手法の詳細 オンライン
2025/5/16 洋上風力発電の最新の取り組みと各種部材開発、ビジネスチャンス オンライン
2025/5/19 高容量リチウムイオン二次電池正極材の材料設計 オンライン
2025/5/21 リチウムイオン電池の性能 (安全性、特性、劣化) の体系的知識と充放電特性、効率劣化診断・安全マネジメント技術 オンライン
2025/5/22 LIB製造における塗工・乾燥のコツ、ドライ方式の最新動向 オンライン
2025/5/22 リチウムイオン電池の基礎と高性能化を実現するシリコン負極の最新技術 オンライン
2025/5/22 逆風に直面する洋上風力発電の最新動向と日本企業のビジネス・チャンス オンライン
2025/5/23 汎用リチウムイオン電池の特性・健全度 (劣化度) ・寿命の評価手法の詳細 オンライン
2025/5/26 有機系材料を用いたナトリウムイオン電池の特性と最新研究動向 オンライン
2025/5/27 リチウムイオン電池の寿命劣化防止にむけた材料技術 オンライン
2025/5/28 電気化学測定の基礎と実験データの解釈のポイント オンライン
2025/5/28 水素エネルギーとモビリティ オンライン
2025/5/29 リチウム-硫黄二次電池および硫黄系正極活物質の開発動向と応用展望 オンライン
2025/5/29 風力発電の現状と日本の技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/6/24 EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル
2024/6/19 半導体・磁性体・電池の固/固界面制御と接合・積層技術
2024/2/25 2024年版 水素エネルギー市場の実態と将来展望
2024/1/26 2024年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2023/11/30 EV用電池の安全性向上、高容量化と劣化抑制技術
2023/11/29 リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023 [書籍 + PDF版]
2023/11/29 リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023
2023/11/24 2024年版 脱炭素エネルギー市場・技術と将来展望
2023/9/8 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2023/6/9 2023年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2023/5/31 アンモニアの低温・低圧合成と新しい利用技術
2023/4/6 電池の回収・リユース・リサイクルの動向およびそのための評価・診断・認証
2023/3/10 2023年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2023/2/28 リチウムイオン電池の長期安定利用に向けたマネジメント技術
2023/2/17 2023年版 水素エネルギーの市場予測と将来展望
2023/1/20 2023年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2022/11/21 海洋エネルギーの活用技術 (CD-ROM版)
2022/11/21 海洋エネルギーの活用技術
2022/11/11 2023年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望