技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

2021年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望

2021年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望

~Withコロナと新エネルギー / 燃料電池市場実態予測・部材・応用~

ご案内

 新型コロナ感染が拡大している一方で、水素社会の実現に向けた取り組みは活発化しています。環境負荷低減の手法として水素の活用を視野に入れるとともに、地域振興の起爆剤として水素・燃料電池の活用、関連技術の開発を促す動きを強めています。例えば東京都は、2021年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を契機に、水素エネルギーを活用した環境先進都市のモデル地区を構築し、国内外にPRすることを計画しています。都は、2017年4月に東京オリンピック・パラリンピック開催後の選手村地区(東京都中央区晴海)での街づくりの将来像やエネルギー関連施策の方向性をまとめた「選手村地区エネルギー整備計画」を策定しています。水素ステーション(ST)や30~40kW級の純水素型燃料電池5基を設置すること、水素STで燃料電池自動車(FCV)や燃料電池(FC)バスに水素供給すること、水素導管を整備して水素STから導菅で燃料電池に水素を供給することなどを盛り込んでいます。トヨタ自動車とJR東日本は水素を活用した鉄道と自動車の連携を軸に提携しました。また業務・産業用燃料電池では、メーカー数社が固体酸化物形燃料電池(SOFC)の市場投入を開始。市場投入したメーカー以外でも開発を進めています。

目次

序章 燃料電池と水素エネルギー社会

(水素エネルギー技術の全体像/水素社会での燃料電池の将来)

第Ⅰ章 燃料電池国内外市場の動向と展望

  • 1. 燃料電池世界市場の動向と展望
    • (1) 燃料電池用途別世界市場の概況と動向
      • 家庭用/自動車用/ポータブル/産業用 各市場台数・金額
      • 燃料電池地域別世界市場推移・予測
    • (2) 燃料電池タイプ別世界市場の概況と動向
      • 家庭用/自動車用/ポータブル/産業用 各市場台数・金額
      • 燃料電池容量別世界市場推移・予測
  • 2. 燃料電池国内市場の動向と実態
    • (1) 燃料電池国内市場の概況と動向
    • (2) 燃料電池国内市場の最新動向
      • 国内市場推移予測/メーカーシェア・推移 (台数・金額)
    • (3) 燃料電池用途別国内市場の概況と動向
      • 家庭用/自動車用/ポータブル/産業用 各市場台数・金額
      • 燃料電池容量別国内市場推移・予測)
    • (4) 燃料電池タイプ別国内市場の概況と動向
      • 固体高分子
      • 固体酸化物
      • メタノール
      • リン酸
      • 溶融炭酸塩形
  • 3. 海外の燃料電池・水素関連動向
  • 4. 海外燃料電池関連メーカーの動向
  • 5. 燃料電池を取り巻く背景と助成制度
    • (1) 再生可能エネルギーの概要と動向
    • (2) 燃料電池に対する助成制度 (2018年度)

第Ⅱ章 家庭用燃料電池市場の動向と展望

  • 1. 家庭用燃料電池市場の動向と実態
    • (1) 家庭用燃料電池市場の最新動向
    • (2) 家庭用燃料電池市場の概要と動向
      • 家庭用燃料電池国内市場推移・予測/シェア
      • 家庭用燃料電池販売会社別市場推移・予測
      • 家庭用燃料電池別別市場推移・予測 (販売・累計)
  • 2. 家庭用燃料電池関連メーカーの動向と展望
    • アイシン精機 株式会社
    • 大阪ガス 株式会社
    • 京セラ 株式会社
    • 西部ガス 株式会社
    • 静岡ガス 株式会社
    • 東京ガス 株式会社
    • 東邦ガス 株式会社
    • パナソニック 株式会社

第Ⅲ章 産業・業務用燃料電池市場の動向と展望

  • 1. 産業・業務用燃料電池の動向と実態
    • (1) 産業・業務用燃料電池市場の最新動向
      • 株式会社 クラレ
      • 東洋紡 株式会社
      • 東レ 株式会社
  • 2. 固体酸化物形燃料電池 (SOFC) の動向と展望
    • (1) 固体酸化物形燃料電池市場の最新動向
  • 3. 固体酸化物形燃料電池関連メーカーの動向と展望
    • 関西電力 株式会社
    • 京セラ 株式会社
    • 東京ガス 株式会社
    • 日本ガイシ 株式会社
    • 株式会社 日本触媒
    • 日立金属 株式会社
    • 三菱重工業 株式会社
  • 4. リン酸形燃料電池 (PAFC) の動向と展望
  • 5. 溶融炭酸塩形燃料電池 (MCFC) の動向と展望
  • 6. ポータブル燃料電池の動向と実態
    • (1) ポータブル燃料電池市場の最新動向
    • (2) ポータブル燃料電池の今後と展望
    • (3) リチウムイオン電池 (LiB) との比較
  • 7. ポータブル燃料電池関連の技術開発動向
  • 8. ポータブル燃料電池関連メーカーの動向と展望
    • アクアフェアリー 株式会社
    • パナソニック 株式会社
    • 株式会社 日立製作所
  • 9. ポータブル燃料電池部材関連メーカーの動向と展望

第Ⅳ章 燃料電池自動車市場の動向と展望

  • 1. 燃料電池自動車 (FCV) の動向と実態
    • (1) 燃料電池自動車市場の最新動向
    • (2) 燃料電池自動車の課題と展望
    • (3) 環境対応車の現状と動向
    • (4) 燃料電池車の提携関係
      • ① 燃料電池自動車地域別市場推移・予測 (2010~30年度)
      • ② 車種別燃料電池自動車世界市場推移・予測 (2010~30年度)
      • ③ 燃料電池自動車国内市場推移・予測 (2010~30年度)
  • 2. 燃料電池自動車関連国内メーカーの動向と展望
    • トヨタ自動車 株式会社
    • 日産自動車 株式会社
    • 本田技研工業 株式会社
  • 3. 燃料電池自動車関連海外メーカーの動向と展望
  • 4. 水素ステーションの動向と展望
    • (1) 水素ステーションの最新動向
    • (2) 水素燃料の概要と市場動向
    • (3) 水素ステーションの課題と検討
      • ① 水素ステーション世界市場推移予測/地域別構成比率
      • ② 水素ステーション国内市場推移・予測 (2012~30年度)
  • 5. 水素ステーション関連企業の動向と展望
    • 出光興産 株式会社
    • 岩谷産業 株式会社
    • エア・ウォーター 株式会社
    • ENEOS 株式会社
    • 大陽日酸 株式会社
    • 東京ガス 株式会社
    • 東邦ガス 株式会社
    • その他メーカー

第Ⅴ章 燃料電池関連部材・技術の動向と展望

  • 1. 燃料電池部材市場の動向と実態
    • (1) 燃料電池部材市場の概況と動向
  • 2. 固体高分子膜と電極材の動向と展望
    • (1) 固体高分子膜・電極材の技術動向
    • (2) 固体高分子膜世界市場推移・予測/シェア
  • 3. 高分子膜・電極材関連メーカーの動向と展望
    • AGC 株式会社
    • 住友化学 株式会社
    • 田中貴金属工業 株式会社
    • デュポン 株式会社
    • 戸田工業 株式会社
    • 株式会社 ノリタケカンパニーリミテド
    • ホソカワミクロン 株式会社 他
  • 4. 燃料電池セパレータの動向と技術
  • 5. 燃料電池用セパレータ関連メーカーの動向と展望
    • NOK 株式会社
    • 山陽特殊製鋼 株式会社
    • 信越ポリマー 株式会社
    • 大同特殊鋼 株式会社
    • 東海カーボン 株式会社
    • 日清紡HD 株式会社
    • 日本製鉄 株式会社
  • 6. 燃料電池計測・評価装置関連メーカーの動向と展望
    • 株式会社 エヌエフHD
    • 菊水電子工業 株式会社
    • 株式会社 チノー
    • 株式会社 東陽テクニカ
    • 日置電機 株式会社
    • 日立ハイテク 株式会社
    • 横河電機 株式会社
  • 7. 定置用燃料電池関連の技術開発動向
    • 九州大学
    • 北海道大学
    • 横浜国立大学
    • 理化学研究所 他
  • 8. 燃料電池関連メーカー・企業の戦略 (表)

出版社

お支払い方法、返品の可否は、必ず注文前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本出版物に関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(出版社への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

体裁・ページ数

B5判 並製本 / A4判 並製本 210ページ

発行年月

2020年11月

販売元

tech-seminar.jp

価格

70,000円 (税別) / 77,000円 (税込)

媒体と価格

印刷版 70,000円(税別)
CD-ROM (PDF) 70,000円(税別)
プレミアムCD-ROM (PDF + Excel) 90,000円(税別)
印刷版 + CD-ROM (PDF) 90,000円(税別)
印刷版 + プレミアムCD-ROM (PDF + Excel) 110,000円(税別)

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/10 導電性カーボンブラックの特性、選定、分散技術 オンライン
2025/1/15 電気化学反応と電極反応のメカニズム、電気化学測定法および電極・溶液界面の解析技術 オンライン
2025/1/16 FT合成による液体燃料の製造とその触媒技術 オンライン
2025/1/17 アンモニア利用の最新動向と利用技術 オンライン
2025/1/21 固体酸化物形セルを用いた水素製造・利用技術の基礎と最新動向 オンライン
2025/1/21 全固体リチウム二次電池の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/1/23 カーボンニュートラル (CN) 社会における水素の現状と将来および技術動向 オンライン
2025/1/23 バイオマスとSAF (持続可能な航空燃料) を取り巻く最新動向と今後のビジネス・チャンス オンライン
2025/1/28 二酸化炭素の有効利用技術とその最新動向 会場・オンライン
2025/1/29 カーボンニュートラル (CN) 社会と新しい再生可能エネルギーの技術動向 オンライン
2025/1/30 アンモニア利用の最新動向と利用技術 オンライン
2025/2/4 全固体リチウム二次電池の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/2/28 二酸化炭素を原料とした液体合成燃料の製造技術と最新動向 オンライン
2025/3/14 蓄熱蓄冷および熱エネルギー搬送技術の基礎と最新の研究開発動向 オンライン
2025/3/26 有機系材料を用いたナトリウムイオン電池の特性と最新研究動向 オンライン
2025/3/31 ゼロから学ぶ再エネビジネス基礎講座 (全2回) オンライン
2025/3/31 再エネ電力・環境価値取引で抑えたい知識と実務 オンライン
2025/3/31 FIP、コーポレートPPA等、2023年4月施行を踏まえて抑えたい知識と実務 オンライン