技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

2013年版 スマートメーター市場の実態と将来展望

2013年版 スマートメーター市場の実態と将来展望

~スマートメーター市場実態/予測・関連技術動向 / スマート・デバイス(Ⅴ) ~ Smart-Meter編~

ご案内

 スマートグリッド(次世代電力網)のキーデバイスとなるのがスマートメーターです。スマートメーターは通信機能を持ち、メーターと電力会社を接続して電力使用量を通知するほか、メーターと受電・配電機器などを接続することで、電力使用の「見える化」を実現します。従来の電力メーターと異なり、デジタル制御や通信機能を搭載することに加えて設置台数も多いため、新たな電子デバイスの市場として注目されています。
 既存の電力メーターは電力使用量を記録、そのデータを検針でチェックして電力使用料金が課金される仕組みです。例えばスマートグリッドでは、太陽光発電などによる企業や家庭で充電した電力の使用や、電力使用量を常時モニタリングして使用量の最適化を図る仕組みが導入されます。また、ビルエネルギー管理システム(BEMS)や家庭内エネルギー管理システム(HEMS)と連携して、無駄な電力使用を抑制し省エネにつなげる機能も期待されています。
 なかでも、東京電力では、関東地区で2014年度からスマートメーターの設置を行う計画で、18年度までに設置台数1,700万台(全利用者の約63%)、23年度には2,700万の全利用者に導入する計画です。スマートメーターは、電子デバイスの新たな市場を創出するだけでなく、ネトワークインフラの拡張やBEMS、HEMSに対応したソフト開発など、IT(情報技術)分野にもインパクトを与えることとなります。

目次

第Ⅰ章 スマートメーター市場の動向と展望

  • 1. スマートメーター市場概況と動向
    • (1) スマートメーターの概要と動向
    • (2) スマートメーター世界市場の概況
      • スマートメーター世界市場推移・予測(台数)2010~40年度
      • スマートメーター世界市場推移・予測(金額)
      • スマートメーター地域別市場推移・予測(台数)2010~40年度
      • スマートメーター地域別市場推移・予測(金額)
      • スマートメーター地域別構成比率(台数・金額)
      • スマートメーター世界メーカーシェア(台数)2011~12年度
      • スマートメーター世界メーカーシェア(金額)
    • (3) スマートメーターの国内動向と展望
      • スマートメーター国内市場推移・予測(台数)2010~40年度
      • スマートメーター国内市場推移・予測(金額
      • スマートメーター国内メーカーシェア(台数)2011~12年度
      • スマートメーター国内メーカーシェア(金額)
      • スマートメーターメーカー出荷台数推移・予測 2011~30年度
      • スマートメーターメーカー出荷金額推移・予測
    • (4) スマートメーター仕様に関する基本的な考え方
    • (5) スマートメーター導入にかかる経緯について
    • (6) スマートメーターの仕様に関する提言

第Ⅱ章 スマートメーター構成市場の動向と展望

  • 1. スマートメーター構成市場の動向と展望
    • (1) スマートメーター構成デバイスの概要
    • (2) 無線通信モジュールの概要と動向
      • 無線通信モジュール市場推移予測/シェア
    • (3) 中小型液晶パネルの概要と動向
      • 中小型液晶パネル市場推移予測/シェア
    • (4) 水晶振動子の概要と動向
      • 水晶振動子市場推移予測/シェア
    • (5) コンデンサ市場の概要と動向
      • 電解コンデンサ市場推移予測/シェア
    • (6) リチウムイオン電池市場の概要と動向
      • リチウムイオン電池市場推移予測/シェア
    • (7) リチウムイオンキャパシタ市場の概要と動向
      • リチウムイオンキャパシタ市場推移予測/シェア
  • 2. スマートハウスの動向と展望
    • (1) スマートハウスの概要
    • (2) スマートハウスの機能を活用する事業
    • (3) スマートハウス内のシステム構成
    • (4) スマートハウスの動向と参入企業
      • スマートハウス世界/国内市場推移予測/地域別/構成市場
    • (5) HEMSの概要と動向
      • HEMS世界・国内市場推移予測/シェア

第Ⅲ章 スマートメーター関連技術の動向と展望

  • 1. スマートメーター関連技術の概要
    • (1) スマートメーターの概要と課題
    • (2) 電圧の種類と単相電源
    • (3) 電圧降下計算と電圧変動
    • (4) 電線・ケーブルの許容電流
    • (5) 需要率の設定について
    • (6) 絶縁抵抗と絶縁破壊
    • (7) 分電盤・配電盤について
    • (8) 動力制御盤の設計と計画
    • (9) 電力計の技術概要
  • 2. ワイヤレスセンサーの概要と動向
    • (1) 電波信号と伝播経路
    • (2) 電波信号について
    • (3) ワイヤレスセンサネットワークの概要
    • (4) 技術要求について
    • (5) ワイヤレスセンサネットワークの標準化
    • (6) スマートグリッドとの関連
    • (7) スマートメーターとネットワーク
    • (8) スマートエネルギープロファイル

第Ⅳ章 スマートメーター関連市場の動向と展望

  • 1. スマートグリッドの動向と展望
    • (1) スマートグリッドの定義と市場
    • (2) スマートグリッドの目的と方法
    • (3) スマートグリッド構成市場の分類
  • 2. スマートグリッド国内市場の動向と展望
    • (1) スマートグリッド国内市場の業界構造
    • (2) スマートグリッド国内構成市場の概要
  • 3. スマートグリッド海外市場の動向
    • (1) 海外スマートグリッドの概要と動向
    • (2) 米国スマートグリッドの動向と展望
    • (3) 欧州スマートグリッドの動向と展望
  • 4. スマートグリッド各国の技術概要
    • (1) スマートグリッド技術概要
    • (2) 各国のスマートグリッド技術概要
    • (3) 国際標準化への環境の変化
    • (4) 海外のスマートグリッド標準化
  • 5. 蓄電システムの概要と動向
    • (1) 新エネルギーと蓄電システム
    • (2) 二次電池(電力貯蔵)の現状と動向
    • (3) 蓄電システムの現状と動向
      • 蓄電システム世界市場推移・予測

第Ⅴ章 スマートメーター関連企業の動向と展望

  • 1. スマートメーター関連企業の動向と展望
    • (1) 大崎電気工業 株式会社
    • (2) 京セラ 株式会社
    • (3) 清水建設 株式会社
    • (4) 住友電気工業 株式会社
    • (5) 株式会社 ダイヘン
    • (6) 太陽誘電エナジーデバイス 株式会社
    • (7) 株式会社 高岳製作所
    • (8) TDK-EPC 株式会社(TDK㈱)
    • (9) 東光東芝メーターシステムズ 株式会社
    • (10) 株式会社 東 芝
    • (11) トヨタ自動車㈱(トヨタグループ
    • (12) ニチコン 株式会社
    • (13) 日産自動車 株式会社
    • (14) 日本システウエア 株式会社(NSW)
    • (15) 日本電気 株式会社(NEC)
    • (16) 日本電波工業 株式会社(NDK)
    • (17) 日本ユニシス 株式会社
    • (18) パナソニック㈱(パナソニックグループ)
    • (19) 株式会社 日立製作所
    • (20) 富士通 株式会社
    • (21) 富士電機 株式会社
    • (22) 古河電気工業 株式会社
    • (23) 三菱電機 株式会社

出版社

お支払い方法、返品の可否は、必ず注文前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本出版物に関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(出版社への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

体裁・ページ数

B5判 並製本 200ページ

発行年月

2013年7月

販売元

tech-seminar.jp

価格

70,000円 (税別) / 77,000円 (税込)

媒体と価格

印刷版 70,000円(税別)
CD-ROM (PDF) 70,000円(税別)
プレミアムCD-ROM (PDF + Excel) 90,000円(税別)
印刷版 + CD-ROM (PDF) 95,000円(税別)
印刷版 + プレミアムCD-ROM (PDF + Excel) 110,000円(税別)
コンテンツCD (1章単位・PDF) 25,000円(税別)
データCD-ROM (Excelファイルのみ) 25,000円(税別)

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/18 ペロブスカイト太陽電池の製造技術と軽量モジュールの社会実装に向けた課題 東京都 会場・オンライン
2025/2/26 バイオマス資源を用いた製法転換技術 オンライン
2025/2/28 二酸化炭素を原料とした液体合成燃料の製造技術と最新動向 オンライン
2025/3/6 ペロブスカイト太陽電池の製造技術と軽量モジュールの社会実装に向けた課題 オンライン
2025/3/13 米トランプ政権のエネルギー・環境政策と天然ガスの需給、新規LNGプロジェクトの最新動向 会場・オンライン
2025/3/14 蓄熱蓄冷および熱エネルギー搬送技術の基礎と最新の研究開発動向 オンライン
2025/3/18 水素貯蔵材料の基礎・応用、水素利用における経済性評価 オンライン
2025/3/27 米トランプ政権のエネルギー・環境政策と天然ガスの需給、新規LNGプロジェクトの最新動向 オンライン
2025/3/27 変貌する洋上風力発電、陸上風力発電の最新動向と日本企業の事業戦略 オンライン
2025/3/28 バイオマスを取り巻く最新動向と日本企業の事業戦略 オンライン
2025/3/31 SAF (持続可能な航空燃料) の製造技術と国内外の最新動向 オンライン
2025/3/31 ゼロから学ぶ再エネビジネス基礎講座 (全2回) オンライン
2025/3/31 再エネ電力・環境価値取引で抑えたい知識と実務 オンライン
2025/3/31 FIP、コーポレートPPA等、2023年4月施行を踏まえて抑えたい知識と実務 オンライン
2025/4/4 燃料アンモニアの政策動向と技術開発動向およびアンモニア利用の新規合成ガス・合成燃料製造技術 オンライン
2025/4/10 水素・燃料電池の基本からアプリケーションまで オンライン
2025/4/22 水素吸蔵材料の基礎と様々な水素貯蔵材料とその応用 オンライン
2025/4/25 フレキシブル熱電変換デバイスの基礎と最新技術動向 オンライン
2025/4/28 水素吸蔵材料の基礎と様々な水素貯蔵材料とその応用 オンライン
2025/5/7 フレキシブル熱電変換デバイスの基礎と最新技術動向 オンライン