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新しい磁気センサとその応用

新しい磁気センサとその応用

目次

第1章 新しい磁気センサの基礎 (1) アモルファスワイヤの大バルク

ハウゼン効果と磁気インピーダ ンス効果・MIセンサ
  • 1 アモルファス磁性合金
  • 2 アモルファス合金ワイヤ
  • 3 アモルファス磁性合金ワイヤの大バルクハウゼン効果
  • 4 その他の応用例
  • 5 零磁歪単結晶ワイヤの大バルクハウゼン効果
  • 6 アモルファスワイヤの磁気インダクタンス効果
  • 7 アモルファスワイヤの磁気インピーダンス効果
    • 7.1 交流通電磁気インピーダンス効果
    • 7.2 パルス通電磁気インピーダンス効果
    • 7.3 CMOS ICインバータマルチバイブレータ回路による パルス磁気インピーダンス効果線形磁気センサ〈MIセンサ)

第2章 新しい磁気センサの基礎(2) 磁気抵抗効果

  • 1 はじめに
  • 2 磁気抵抗効果(MR)
    • 2.1 異方性磁気抵抗効果(AMR)
    • 2.2 巨大磁気抵抗効果(GMR)
    • 2.3 トンネル磁気抵抗効果(TMR)
  • 3 磁気抵抗素子のセンサへの応用
    • 3.1 はじめに
    • 3.2 磁気抵抗センサの市場における位置づけ
    • 3.3 磁気抵抗素子のセンサ動作の原理
    • 3.4 磁気抵抗素子を用いたセンサ動作の実際
  • 4 磁気抵抗センサの将来展望 ~TMRを中心にして~
    • 4.1 磁気抵抗センサの感度の位置づけ
    • 4.2 TMRの高感度化
  • 5 おわりに

第3章 MIセンサによる電子コンパスおよびモーションセンサ

  • 1 電子コンパスとMIセンサとの出会い
    • 1.1 電子コンパスとの出会い
    • 1.2 MIセンサの原理
    • 1.3 自動車用電子コンパスの開発と技術進歩
  • 2 MIセンサの要素技術の進化 (1998年から2012年)
    • 2.1 携帯電話向け仕様
    • 2.2 超小型電子コンパスに向けての技術進歩
  • 3 携帯電話用電子コンパスの開発 (第一世代・2000年から)
    • 3.1 製品の特徴
    • 3.2 方位精度と校正プログラムの役割
    • 3.3 主な用途
  • 4 第二世代電子コンパスと6軸モーションセンサ (2005年から)
    • 4.1 主な第二世代電子コンパス市販品
    • 4.2 3次元方位計
    • 4.3 6軸モーションセンサの小型化
    • 4.4 主な用途
  • 5 第三世代電子コンパスとジャイロ融合センサ
    • 5.1 電子コンパスAMI307の性能
    • 5.2 動的3次元方位について
    • 5.3 磁気ジャイロ開発の夢
    • 5.4 主な用途
  • 6 今後の展望

第4章 TMR・CPP-GMR磁気ヘッド

  • 1 磁気抵抗ヘッド
    • 2.1 磁気抵抗効果とハードディスクドライブ
    • 2.2 磁気抵抗ヘッドの歴史
  • 2 トンネル磁気抵抗ヘッド
    • 2.1 トンネル磁気抵抗 (TMR) 効果
    • 2.2 TMRヘッドの高性能化を実現した技術
  • 3 面直通電型巨大磁気抵抗ヘッド
    • 3.1 面直通電型巨大磁気抵抗 (CPP-GMR) 効果
    • 3.2 ハーフメタルホイスラー合金
    • 3.3 ホイスラー合金電極を用いたCPP-GMRヘッド

第5章 ピコテスラMIセンサと医用生体磁気計測

  • 1 ピコテスラMIセンサ
    • 1.1 MIセンサの構成原理
    • 1.2 ピコテスラMIセンサとGMI効果
    • 1.3 ピコテスラMIセンサ回路
  • 2 微小磁場計測技術
    • 2.1 環境ノイズとグラジオメータ
    • 2.2 電磁シールドレス環境による微小磁場計測
  • 3 生体磁気計測
    • 3.1 細胞組織磁場計測
    • 3.2 ピコテスラMIセンサによる心磁場計測
    • 3.3 ピコテスラMIセンサによる脳磁場計測

第6章 TMRセンサと医用生体計側

  • 1 医用応用としてのTMRセンサ
    • 1.1 はじめに
    • 1.2 磁気抵抗素子を用いた生体磁場センサの可能性
    • 1.3 磁気抵抗素子を用いたセンサの生体磁場検出能力
  • 2 生体磁場センサへのアプローチ
    • 2.1 ソフト材料使用による低保磁力化
    • 2.2 TMR素子の高磁気抵抗化
    • 2.3 TMR素子における磁場感度の高感度化
    • 2.4 アレイ化による1/fノイズ低減
    • 2.5 生体磁場センシングのアプローチ
  • 3 TMR生体磁場センサの将来展望
  • 4 おわりに

第7章 自動車用磁気センサ

  • 1 自動車用センサ一般
  • 2 トルクセンサ
    • 2.1 エンジン用トルクセンサ
    • 2.2 パワーステアリング用トルクセンサ
  • 3 回転角度、回転速度センサ
    • 3.1 電磁ピックアップ式回転角度、回転速度センサ
    • 3.2 MR式回転速度センサ
    • 3.3 レゾルバ式回転角度センサ
    • 3.4 自動車用Hall効果センサ
    • 3.5 電流センサ
  • 4 自動車用位置検知センサ
    • 4.1 車両検知用MIセンサ
    • 4.2 ITS応用
  • 5 自動車用磁気センサのまとめ

第8章 車両居眠り運転防止技術

  • 1 居眠り運転防止技術の特許申請状況
  • 2 覚醒・睡眠中枢の生理
  • 3 覚醒中枢の生理的磁気刺激
  • 4 運転者の脊柱へのELF磁気刺激による覚醒効果
  • 5 脊柱部磁気刺激と運転特性
  • 6 脊柱部磁界による磁気刺激覚醒効果の評価

執筆者

  • 毛利佳年雄 名古屋大学名誉教授 (公財)名古屋産業科学研究所 上席研究員
  • 安藤 康夫 東北大学 大学院 工学研究科 応用物理学専攻 教授
  • 本蔵 義信 愛知製鋼㈱ 元専務取締役 顧問
  • 大兼 幹彦 東北大学 大学院 工学研究科 応用物理学専攻 准教授
  • 内 山 剛 名古屋大学 大学院 工学研究科 電子情報システム専攻 准教授
  • 野々村 裕 ㈱豊田中央研究所 電子デバイス研究部 MEMSデバイス研究室 担当次長

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お問い合わせ

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体裁・ページ数

B5判 並製本 197ページ

発行年月

2013年9月

販売元

tech-seminar.jp

価格

49,800円 (税別) / 54,780円 (税込)

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