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低誘電樹脂の開発動向と他特性との両立

低誘電樹脂の開発動向と他特性との両立

~接着性、耐熱性、難燃性、低反り性~
オンライン 開催

開催日

  • 2026年10月14日(水) 10時15分 ~ 16時40分

修得知識

  • ビスマレイミド樹脂の高機能化
  • 柔軟性、低誘電性発現のためのポリイミド樹脂の化学構造設計
  • 上記方針で設計したポリイミドの機械、電気特性の実施例
  • 設計したポリイミドを用いたプリント基板用接着評価および加工実証実験結果
  • 低誘電発現機構
  • リビングアニオン重合
  • ブロック共重合体
  • ICT向け材料の構造-特性相関
  • COPの特徴
  • COPと周辺材料の比較
  • COPLUSの特徴
  • COPLUSの最新開発動向

プログラム

第1部 ビスマレイミド樹脂の高機能化

- 高耐熱性、強靭性、接着性、低誘電性 –

(2026年10月14日 10:15〜11:35)

 ビスマレイミド樹脂は耐熱性や機械特性、電気絶縁性に優れていることから、近年、電子材料用途での使用が増えている。本講座では、ビスマレイミド樹脂の欠点である靭性を改善すると同時に耐熱性や誘電特性、接着性を向上させるために講演者がこれまでに行ってきた研究について紹介する。

  1. ビスマレイミド樹脂とは
  2. 高耐熱実装材料としてのビスマレイミド樹脂への期待
  3. ポリチオール変性によるビスマレイミド樹脂の高機能化
  4. ポリロタキサン変性によるエポキシ樹脂の高機能化
  5. ポリロタキサン変性によるビスマレイミド樹脂の高機能化
    • 質疑応答

第2部 5G/高速通信から先端半導体パッケージまでを支える低誘電ポリイミド「PIAD®」の開発と応用

(2026年10月14日 12:20〜13:40)

 次世代通信の高周波化による伝送損失や、半導体パッケージの大型化に伴う反りの課題に対し、荒川化学工業は独自のバイオマス・低誘電ポリイミド「PIAD®」を開発しました。剛直な従来品とは異なり、柔軟で嵩高い構造を持たせることで、高接着性・低誘電性・低反り性を実現しています。
 FPCから次世代半導体向けの微細加工まで幅広く適用でき、デバイスの性能向上と課題解決、環境負荷低減を同時に達成します。

  1. 会社概要
  2. 開発背景:次世代通信・半導体に要求される課題
    1. 5G/beyond 5G における伝送損失抑制のニーズと絶縁材料の関係
    2. 半導体後工程 (チップレット・大型化) の技術トレンドと反りの課題
  3. バイオマス・低誘電ポリイミド「PIAD®」の設計
    1. 低誘電化・高柔軟化を実現する独自のポリマー設計コンセプト
    2. 環境配慮型 (バイオマス) 材料としての側面
  4. 応用展開1:FPC・プリント基板用途における実証
    1. FCCL、ボンディングシート用途での使用例
    2. 競合技術との特性比較
      • LCP
      • オレフィン系
      • 一般エポキシ系
    3. 最近の開発事例 (低誘電感光性カバーレイへの応用)
  5. 応用展開2:半導体後工程向け感光性ポリイミドの開発
    1. 新規感光性ポリイミド組成物の物性と低反り性の検証
    2. 誘電特性の高周波依存性および高信頼性の確認
    3. 微細加工適正 (SAP、ダイレクトレーザーによるダマシン加工) と新プロセスの提案
  6. まとめ
    • 質疑応答

第3部 低誘電ポリブタジエン類における耐熱性・難燃性の両立

(2026年10月14日 13:50〜15:10)

 今般のICT材構成材料、特に生成AIは高い情報処理が求められ、多層化された低誘電パッケージ基盤を必要とする。これらの高速で大容量の情報処理には低誘電に加え、高い耐熱性と低膨張、難燃性が求められる。しかしながら、これらの特性の追求はトレードオフの関係にあり、バランスが取れた有用な材料の創出が求められてきた。
 リビングアニオン重合は分子鎖に様々な機能性ユニットを導入できる方法である。1,2-ビニル基はリビングアニオン重合から導かれる低誘電に優れるユニットである。
 本項では、1,2-ビニルユニットと耐熱性、低膨張、難燃性に優れるユニットとを共重合させたポリマーを合成し、その物性について解説する。

  1. リビングアニオン重合の優位性
  2. 低誘電発現機構
  3. ICT向け材料デザイン
  4. スチレン/低誘電ブタジエンブロック共重合体
    • ランダム共重合品との比較
  5. 耐熱ユニット/低誘電ブタジエンブロック共重合体
    • 構造-特性相関
  6. 難燃ユニット/低誘電ブタジエンブロック共重合体
    • 相溶性への挑戦
    • 材料フォーミュレーション解析
  7. 耐熱/低膨張/低誘電ブタジエンブロック共重合体
    • 構造-特性相関
    • 材料フォーミュレーション解析
    • 質疑応答

第4部 溶媒可溶性シクロオレフィンポリマー (COPLUS®) の特性について

(2026年10月14日 15:20〜16:40)

 住友ベークライト製COPLUS®を理解し、配合物としてお使いいただけるうえでのイメージを膨らませる一助となれば幸いです。当社の製品COPLUSはユニークな特徴を持つため、機能が足りずに困っていたり、トレードオフに悩んでいるような材料開発者へのアイデア提供に寄与したいと思っています。

  • COPLUSについて :
    住友ベークライト製シクロオレフィンポリマーであるCOPLUS®は、高透明、低吸水というシクロオレフィンポリマーの特徴を持ちつつ、様々な有機溶剤へ可溶することができ、剛直な構造を有するため高い耐熱性能を有するユニークなポリマーである。その特徴から、様々な用途へ採用されており商業化のステージにある製品である。当社の合成技術を活かし、ポリマーへ顧客の求める機能を付与すること、COPへ機能をプラスさせることがCOPLUSの開発での特徴となる。
  1. 特性
    1. 溶剤可溶性
    2. 誘電特性の紹介
    3. 耐熱特性紹介
  2. 分子設計によるCOPLUSの性能付与
    1. ポジ型、ネガ型レジスト用ポリマー
    2. 屈折率の制御
    3. PFASフリータイプ
    4. その他最新ラインナップについて
    • 質疑応答

講師

  • 大塚 恵子 氏
    大阪大学 産業科学研究所 フレキシブル3D実装協働研究所
    特任教授
  • 中村 太陽 氏
    荒川化学工業 株式会社 研究開発本部 ファイン・エレクトロニクス開発部 PIグループ
    主査
  • 橋本 裕輝 (日本曹達) 氏
    日本曹達株式会社 化学品事業部 新規事業開発部
    部長
  • 穴田 亘平 氏
    住友ベークライト株式会社 HPP技術開発研究所 COPLUSグループ
    技師長

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 220,000円(税別) / 242,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 250,000円(税別) / 275,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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