技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

廃プラスチックのケミカルリサイクル技術 + プラスチックの高度マテリアルリサイクル (2セミナーセット)

廃プラスチックのケミカルリサイクル技術 + プラスチックの高度マテリアルリサイクル (2セミナーセット)

オンライン 開催

開催日

  • 2026年9月3日(木) 13時00分16時30分
  • 2026年9月30日(水) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 廃プラスチックのリサイクルに関心のある経営企画担当者、技術者、研究者

修得知識

  • プラスチックリサイクル全般の国内外の動向
  • プラスチック分解プロセスの開発と社会実装の動向
  • 廃プラスチックを効率的に分解するための技術的課題と解決策
  • 実生産に応用できる最新のマテリアルリサイクル手法
  • 実生産に応用できる最新の成形プロセス
  • 高分子の物性と内部構造形成メカニズムに対する理解
  • 高分子の絡み合いに関する知識

プログラム

廃プラスチックのケミカルリサイクル技術

〜その現状・課題と国内外の動向〜

(2026年9月3日 13:00〜16:30)

 使用済みプラスチックのうち、5割以上を占めるポリエチレンやポリプロピレンといったポリオレフィンの資源循環を実現するためには、廃プラスチックを分解してナフサ相当の化学原料とする、ケミカルリサイクルの技術開発が望まれる。
 本講演では、国内外のプラスチックリサイクルの政策的・技術的動向を述べ、さらにプラスチック分解生成物中のナフサ収率を高めるための技術的ポイントと、触媒分解プロセスについて述べる。

  1. はじめに
    1. 使用済みプラスチックのケミカルリサイクルの意義
      1. プラスチックリサイクルの意義
      2. プラスチックリサイクルに関する国内外の規制動向
    2. プラスチック廃棄物のケミカルリサイクルの現状
      1. 欧米の動向
      2. 日本の動向
  2. ケミカルリサイクルの技術的要素と課題
    1. ポリオレフィンのケミカルリサイクル技術の課題の整理
    2. スケールアップの障害となる事象
      1. ポリマーメルトの性質
      2. 添加物と夾雑物
    3. 触媒を用いるプロセス開発の意義
  3. ナフサ化を実現するためのプロセス
    1. 無触媒分解プロセス
    2. 触媒分解プロセス
  4. ポリエチレンとポリプロピレンの触媒分解
    1. 分解方法と分析手法
    2. 分解触媒にゼオライトを用いる意義
    3. ポリマーの分解挙動
    4. 分解活性の制御因子
    5. これからの触媒に求められる機能
  5. おわりに
    • 質疑応答

プラスチックの高度マテリアルリサイクルと高度成形プロセス

- プラスチック再資源化の最前線 –

(2026年9月30日 13:00〜16:30)

 従来PCRに限らずPIRにおいても、成形履歴のあるプラスチックの物性は著しく低下しており、その原因は分子鎖切断を伴う化学劣化とされてきた。この常識に対し、我々は近年物性低下の原因はメソ領域での高分子構造の変異による物理劣化であること、それが剪断履歴などの影響により絡み合いが減少したことによりタイ分子数が少なくなるメソ領域での高分子構造変異による物理劣化であることを明らかにしてきた。さらにプロセスの最適化で低下した物性が物理的に大きく再生できることも正栄してきた。またこの原理が成形にも応用できることも分かってきた。
 本講座ではこれらについて詳しく説明する。

  1. プラスチックマテリアルの現状とリサイクルの重要性
    1. 高分子の基礎知識とプラスチック製品
      1. 高分子の基礎知識
      2. プラスチック産業の歴史
      3. プラスチック製品と物性
    2. プラスチックリサイクルへの期待
      1. サーキュラーエコノミー・カーボンニュートラルから見たプラスチックリサイクル
      2. プラスチックリサイクルに求められる姿
  2. プラスチックの劣化やリサイクル性に影響する物理劣化・物理再生のメカニズム
    1. 化学劣化と物理劣化
    2. 物理劣化・物理再生理論の基礎
      1. 物理劣化と高分子の基礎物性
      2. プラスチックの自己再生能力を活かした物理再生
  3. 使用済みプラスチックの劣化した物性を再生可能にするためのプロセス
    1. 物理劣化・物理再生理論と樹脂溜まり部のメカニズム
      1. 樹脂溜まり部が設置された押出機の機能
      2. 流動制御による高度な樹脂溜まり部の応用
  4. マテリアルリサイクルにおいて物性の再生に成功した具体的事例とそのポイント
    1. 射出成形における物理劣化・物理再生現象
    2. 流動制御した射出成形
      1. 流動制御による高度射出成形
      2. 高度射出成形品のリサイクル特性
  5. 物理劣化・物理再生の最新解析手法とそのポイント
    1. FT-IR
    2. ラマン光
    3. TEM
    4. AFM/SPM
    5. DSC
    6. 溶融粘弾性
    7. コンピュータシミュレーション
  6. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 松方 正彦
    早稲田大学 先進理工学研究科 応用化学専攻
    教授
  • 八尾 滋
    福岡大学
    名誉教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 53,200円 (税別) / 58,520円 (税込)
複数名
: 35,000円 (税別) / 38,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 35,000円(税別) / 38,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 53,200円(税別) / 58,520円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 70,000円(税別) / 77,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 105,000円(税別) / 115,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/9/14 高分子材料のアニール処理を正しく理解する オンライン
2026/9/17 ゴム・プラスチック材料のトラブル解決 2コースセット 東京都 会場
2026/9/17 高分子材料の劣化メカニズムと解析、寿命評価と対策事例 東京都 会場
2026/9/28 プラスチック成形品の残留応力の発生メカニズムと解放メカニズム オンライン
2026/9/28 高分子材料のアニール処理を正しく理解する オンライン
2026/9/29 廃プラスチック再生技術の最新動向 オンライン
2026/9/30 プラスチックの高度マテリアルリサイクルと高度成形プロセス オンライン
2026/10/15 プラスチックめっきの基礎、技術動向と不良対策 オンライン
2026/10/16 プラスチックめっきの基礎、技術動向と不良対策 オンライン
2026/10/19 国内外のプラスチック・容器包装をめぐる法規制・規格・リサイクルの最新動向と今後の展望 オンライン
2026/10/30 混迷するプラスチック・繊維問題にどう挑むか? オンライン
2026/11/12 木質系資源の有効利用に向けた基礎と木材・プラスチック再生複合材の開発動向 オンライン
2026/11/13 木質系資源の有効利用に向けた基礎と木材・プラスチック再生複合材の開発動向 オンライン
2026/11/13 車載用プラスチックの要求特性と最新活用動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/24 EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/12/15 欧州のリサイクル 総合分析
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2023/4/6 電池の回収・リユース・リサイクルの動向およびそのための評価・診断・認証
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/6/28 GFRP & CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2021/7/28 プラスチックリサイクル
2020/1/17 最新プラスチック加飾技術の動向と今後の展望
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)