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窒化物TIMの開発とフィラーの表面処理、配向制御

窒化物TIMの開発とフィラーの表面処理、配向制御

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、窒化物フィラーを取り上げ、効率的で高い熱伝導性を出すための充填構造、厚さ方向への熱伝導率を高くする方法、垂直方向の配向制御技術を解説いたします。

開催日

  • 2026年6月3日(水) 10時30分16時15分

受講対象者

  • 機器・材料開発の放熱設計技術者
  • 高放熱・絶縁材料の技術者、開発者

修得知識

  • 高放熱材料の最新技術動向
  • 窒化物系高絶縁・高熱伝導フィラーの特徴
  • 窒化物系放熱フィラーの表面処理技術
  • 窒化物系放熱フィラーの樹脂への高充填技術
  • フィラーの種類と熱伝導率
  • フィラーの高充填技術
  • フィラーの表面改質技術
  • 複合材料開発におけるフィラー分散と配向技術
  • プラズマ表面改質のメカニズム
  • ゼータ電位を指標とした分散安定性評価

プログラム

第1部 窒化物フィラーの種類、特徴と表面処理、用途展開

(2026年6月3日 10:30〜12:00)

 電子機器の高密度実装化が進み、その発熱対策は緊急の課題となっている。窒化物フィラーは高熱伝導性/高電気絶縁性を併せ持つことから、電子機器に用いられる高放熱絶縁樹脂材料の放熱フィラーとして市場から期待されている。半導体素子の温度上昇は、その特性変化や信頼性低下を引き起こす要因となるため、半導体素子の放熱対策は非常に重要である。
 本講演では、窒化物フィラーの特徴と最新の技術開発動向について議論する。

  1. 放熱材料のニーズ
    1. 社会動向変化と放熱材料
    2. 放熱材料の動向
    3. 高熱伝導材料
  2. 窒化物放熱フィラーの特徴
    1. 窒化アルミニウムの特性
    2. 窒化アルミニウムの応用展開
    3. 窒化アルミニウムフィラーの特徴
    4. 窒化ホウ素の特性
    5. 窒化ホウ素の応用展開
    6. 窒化ホウ素フィラーの特徴
  3. 窒化物放熱フィラーの開発と評価
    1. 窒化アルミニウムフィラーの最新動向
    2. 窒化ホウ素フィラーの最新動向
  4. 窒化物放熱フィラーの表面処理技術
    1. 窒化物フィラーの表面処理方法
    2. 表面処理した窒化物フィラーの特性
  5. 窒化物フィラー/樹脂複合材料
    1. 窒化物フィラー添加樹脂の特性
    2. 高放熱樹脂部材の特性
    • 質疑応答

第2部 窒化物フィラーを用いた高熱伝導ポリマーコンポジットの開発と表面処理技術

(2026年6月3日 13:00〜14:30)

 近年、サーマルマネージメント材料として熱伝導性フィラーを用いたポリマー系コンポジットが幅広く使用されている。ポリマー系コンポジットの熱伝導率を向上させる微視構造設計手法として、フィラーの最密充填技術、フィラーのハイブリッド化による伝熱ネットワーク構造形成技術が注目されており、現在、窒化物フィラーが有効な熱伝導性フィラーとして期待されている。
 本セミナーでは、窒化物フィラーを中心として、フィラーの分散、充填、表面改質、ハイブリッド技術について概説し、高い熱伝導率を有するポリマー系コンポジットの開発ノウハウを習得することを目指す。

  1. フィラーの種類と熱伝導率
    1. フィラーの種類と熱伝導率
    2. フィラーの形状
    3. フィラーの粒度分布
  2. フィラーの高充填技術
    1. フィラー粒度分布を考慮した粘度予測理論
    2. フィラー最密充填理論
    3. フィラー最密充填によるポリマー系コンポジットの高熱伝導率と低粘度の両立
    4. 数値シミュレーションを活用した新しいフィラー充填構造設計手法
  3. フィラーのハイブリッド化技術
    1. ナノフィラー活用によるネットワーク構造形成事例
    2. ナノ・ミクロハイブリッドフィラーを用いた熱伝導率向上事例
  4. フィラーの表面改質技術
    1. フィラーの表面改質方法
    2. 窒化物フィラーの表面改質事例
  5. 高熱伝導性ポリマー系コンポジット開発事例紹介
    1. 窒化物フィラーを用いたポリマー系コンポジットの開発動向
    2. アルミナとカーボンナノチューブのハイブリッド化
    3. 窒化ホウ素とアルミナナノワイヤーのハイブリッド化
    4. 窒化ホウ素とアルミナ粒子のハイブリッド化
    • 質疑応答

第3部 液中プラズマ表面改質による窒化ホウ素の分散技術と熱伝導性複合材料の開発

(2026年6月3日 14:45〜16:15)

 窒化ホウ素を始めとする高熱伝導性無機粒子とポリマー材料を混ぜ合わせてなる放熱複合材料の作製において、無機粒子の表面改質とそれによる分散は極めて重要である。分散性の向上によって、均一な複合材料が実現するだけでなく、ポリマーの本来持つ柔軟性の発現や、配向制御の実現による高熱伝導度の達成が可能になる。
 本講座では特に液中プラズマ表面改質を取り上げ、複合材料開発における表面改質の重要性を紹介する。

  1. 液中プラズマ表面改質について
    1. 六方晶窒化ホウ素 (h-BN) の表面改質
    2. h-BN/ポリマー複合材料開発への応用
    3. 表面カーボン層形成による液中プラズマ表面改質
    4. DLVO理論に基づく分散安定性指標としてのゼータ電位計測
  2. 液中プラズマ表面改質を用いたタフコンポジット開発
    1. 環動高分子 (ポリロタキサン) の活用
    2. プラズマ表面改質h-BN/ポリロタキサンコンポジットの物性
      1. ヤング弾性率、靭性などの機械的特性
      2. 熱伝導性と電気絶縁性
    3. フィラー配向技術を用いた高熱伝導性タフコンポジット開発
      1. hBNコンポジットでの電界配向制御と熱伝導パス形成
      2. 配向制御カーボンナノファイバーによる熱伝導パス形成
    • 質疑応答

講師

  • 金近 幸博
    株式会社トクヤマ ニュービジネス本部 放熱アプリケーショングループ
    グループリーダー
  • 真田 和昭
    富山県立大学 工学部 機械システム工学科
    教授
  • 井上 健一
    名古屋大学 低温プラズマ科学研究センター
    助教

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 200,000円(税別) / 220,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 230,000円(税別) / 253,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
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