技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

超臨界二酸化炭素を用いた金属被覆技術の最新動向

超臨界二酸化炭素を用いた金属被覆技術の最新動向

~超臨界流体技術とめっき技術の融合で何が可能になるのか / 半導体配線・ウェアラブルデバイスへの応用や今後の展望~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は、2025年12月15日〜21日を予定しております。
  • ライブ配信を欠席し、アーカイブ配信のみ受講をご希望の場合は、通信欄に「ライブ欠席、アーカイブのみ受講」とご記入ください。

概要

無欠陥で均一な金属被覆が形成可能、ポリマーに高い密着性を有する金属薄膜が析出可能とった利点を有し、半導体配線・MEMS形成・ウェアラブルデバイスへの応用が期待される「超臨界ナノプレーティング法」。
本セミナーでは、超臨界ナノプレーティング法の原理や特長から、無電解めっき法への応用、銅埋め込みやフィルム・繊維への金属析出といった半導体配線・ウェアラブルデバイスへの応用、今後の展開など、基礎から応用・最新情報までを解説いたします。

開催日

  • 2025年12月12日(金) 13時00分16時30分

プログラム

 講演者は、超臨界二酸化炭素を電解めっき法に応用することを提案し、長年研究を続けている。詳細には、超臨界二酸化炭素は電解質溶液と混合しないが界面活性剤を添加することにより乳濁化が可能であることに着目し、超臨界二酸化炭素/電解質溶液のエマルション状態を電気化学反応の反応場に応用することを提案している。
 この乳濁化により液面が上昇して系全体が通電し、電気化学反応を行うことができる。電気めっき反応は極めて制御性の高い高効率な電気化学反応であり、超臨界流体という低粘性媒体で行うことができれば様々な利点が生まれることは明白である。この超臨界二酸化炭素を含むエマルションを反応場として用いた新規めっき反応を、超臨界ナノプレイティング (SNP) と命名した。SNP法によりピンホールが無い高品質めっき皮膜が得られ、その皮膜のレベリング効果が高いことが明らかになった。ピンホールは、めっき浴中の水の電気分解により陰極板表面に発生した水素ガスが原因であることが知られている。ピンホールが無い理由としては、SNP法では、電気化学反応場は超臨界二酸化炭素とめっき液のエマルションであることから、金属の析出反応と同時に発生する水素が超臨界二酸化炭素に相溶することが考えられる。この析出反応とほぼ同時に行われる基板上の水素気泡の洗浄により、ピンホール及びクラックの発生が抑えられたものと考えられている。電解めっき反応において、ピンホールを無くすことにより、無欠陥のめっきが得られることで様々な技術的展開が得られる。
 講演者は、このSNP法を用いて様々な金属の無欠陥の高速金属被膜析出技術、ボイドフリーの半導体銅配線技術を開発した。また、無電解めっき方法にこのSNP法を利用することで、ノジュール発生の抑制、高分子皮膜への均一金属被覆、更に最近には、糸一本への金属被覆を実現している。これらの技術は、半導体配線技術、MEMS形成技術、ウェアラブルデバイスへの応用が期待される。
 本講演では、このSNP法でどのようなことができるのかについて述べる。

  1. 次世代エレクトロニクスへ必要とされる金属被覆技術の課題
    1. 半導体技術における課題
    2. 医用デバイスセンサへの課題
    3. ウェアラブルデバイスにおける課題
  2. 超臨界流体技術のエレクトロニクスへの展開
    1. 超臨界流体を用いた金属析出技術
    2. 超臨界ナノプレーティング法
      1. ニッケルめっき
      2. 銅めっき
      3. 金めっき
      4. 錫めっき
      5. コバルトめっき
    3. 超臨界ナノプレーティング法の無電解めっきへの応用
  3. 超臨界ナノプレーティング法の半導体配線への応用
    1. 銅埋め込み特性
    2. 銅配線装置開発
    3. 電気化学的特性解析
  4. 超臨界ナノプレーティング法のウェアラブルデバイスへ応用
    1. 高分子フィルムへの金属析出
      1. ポリイミドへの金属析出と強固な密着
      2. 3Dプリンティング構造への金属被覆
    2. 高分子織物への金属被覆
      1. 絹への金属析出
      2. ナイロンへの金属析出
      3. PETへの金属析出
    3. 繊維一本への金属析出とウィーバブルデバイス
      1. ポリエチレン糸への金属析出
      2. ナイロン糸への金属析出
      3. PET糸への金属析出
  5. 総括と今後の展開
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/4/10 副資材を利用した高分子材料の設計技術 オンライン
2026/4/13 めっきの基礎と応用、およびトラブル対策 オンライン
2026/4/13 CO2分離・回収技術の吸収液・吸収剤を利用したプロセス設計 オンライン
2026/4/13 塗膜の付着性・強度の向上と評価、欠陥対策 東京都 会場
2026/4/14 フッ素フリーで実現可能な撥水・撥油処理技術 オンライン
2026/4/15 ポリマー表面へのタンパク質吸着制御と評価、表面設計 オンライン
2026/4/16 めっき技術の基礎と不良対策、めっき条件の最適化 オンライン
2026/4/16 電磁波シールドめっき技術と新たな展開 オンライン
2026/4/16 高分子表面・界面の基礎と材料設計への展開 オンライン
2026/4/17 有機無機ハイブリッド材料の合成、開発と応用展開 オンライン
2026/4/17 フッ素フリーで実現できるぬれ性 (撥水・撥油性) の制御技術と評価 オンライン
2026/4/21 シランカップリング剤を効果的に活用するための総合知識 東京都 会場
2026/4/21 副資材を利用した高分子材料の設計技術 オンライン
2026/4/21 電磁波シールドめっき技術と新たな展開 オンライン
2026/4/22 環境負荷低減に向けたプラスチック加飾の最新動向 オンライン
2026/4/23 塗布膜乾燥のメカニズムとその制御、トラブル対策 オンライン
2026/4/24 精密塗布における最新脱気、脱泡技術 東京都 会場
2026/4/24 ポリマー表面へのタンパク質吸着制御と評価、表面設計 オンライン
2026/4/28 めっき技術/新めっき技術と半導体・エレクトロニクスデバイスへの応用・最新動向 オンライン
2026/4/28 ぬれ性のメカニズムから理論に基づいた測定・評価・利用法 オンライン

関連する出版物