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レオロジーの基礎から動的粘弾性データの解釈まで

レオロジーの基礎から動的粘弾性データの解釈まで

~セルロース系を題材として~
オンライン 開催

視聴期間は2025年4月15日〜29日を予定しております。
お申し込みは2025年4月25日まで承ります。

概要

本セミナーでは、レオロジーの基礎からデータの解釈までをわかりやすく解説いたします。

配信期間

  • 2025年4月25日(金) 10時30分2025年4月29日(火) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2025年4月25日(金) 10時30分

プログラム

 材料として利用される物質を取り扱う場合は、加工や使用の際に「変形」や「流動」といった現象は必ず付いてまわるので、レオロジー特性評価の意義は大きいといえます。しかし、レオロジーを大学で必須科目としているところはほとんどないので、いざレオロジーに取り組もうとしても何やら敷居が高く感じられてしまうでしょう。
 そこで本セミナーでは、レオロジーの基礎からデータの解釈までをわかりやすく解説することにします。レオロジー測定には、大きく分けて定常流動測定と動的粘弾性測定がありますが、動的粘弾性測定で得られる情報は時間スケールの関数であるため、いわば試料の“時間”をみていることになります。さらにはその情報は、系の構造を色濃く反映したものであり、すなわち“空間”にも大きく関係するという点も重要です。そのために、レオロジー測定は力学測定であるものの、系の時空間情報の「見方の味方」となるツールといえるでしょう。

  1. レオロジーの基礎 〜変形と流動およびそれらからわかること
    1. 定常流動挙動
    2. 動的粘弾性挙動
    3. 力学模型
    4. 線形粘弾性測定法
  2. さまざまな物質の動的粘弾性挙動の特徴
    1. 高分子液体
    2. ゲル
    3. 分散系
  3. データ解釈の実例 〜高分子液体編
    1. 試料の由来の違いによる粘弾性挙動の相違
    2. 濃度依存性から予想される分子形態
    3. 非線形挙動
  4. データ解釈の実例 〜ゲル編
    1. ブレンドによる過渡的ゲル
    2. セルロースのマーセル化を利用したゲル
    3. イオン交換樹脂を用いて調製した分子鎖配向ゲル
  5. データ解釈の実例 〜繊維分散系編
    1. 微小繊維ランダム系
    2. 繊維積層系
    3. 繊維配向の影響
    4. 添加剤の影響
  6. まとめと展望 〜時空間スケールの見方の味方

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
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  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年4月15日〜29日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

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