技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

カーボンニュートラル (CN) 社会における水素の現状と将来および技術動向

カーボンニュートラル (CN) 社会における水素の現状と将来および技術動向

オンライン 開催

開催日

  • 2024年12月13日(金) 10時30分16時30分

修得知識

  • 水素の製造、輸送、貯蔵、運用のコストと規制緩和の動き
  • 水素中の「不純物」の対策
  • 今後の市場推移と参入の可能性
  • 国内外の技術トレンド

プログラム

 水素やその関連事業の起業を計画されている会社の事業企画部門、研究開発部門、生産技術部門、環境管理部門の皆様、経営層の皆様を対象に、カーボンニュートラル (CN) 社会における水素の役割とその技術動向を包括解説いたします。
 水素の技術動向として、褐炭ガス化法によるブルー水素製造法、電解法 (アルカリ水電解法、PEM法、SOEC法)
によるグリーン水素製造法、人工光合成によるグリーン水素製造法に関する知識、水素キャリアとしての液化水素 (LH2) 、メチルシクロヘキサン (MCH) 、アンモニアに関する知識、各種蓄電方式における充放電時間 – 出力特性および 水素と蓄電池の効率比較に関する知識、水素利用技術としての水素発電、燃料電池自動車、水素還元製鉄、メタネー ション、合成燃料製造、メタノール合成とMTO、パラキシレン合成等の水素を必要とするCCUに関する知識を習得できる。
 CN社会の構図とそこにおける水素の役割、CN社会を構成する再生可能エネルギー – 水素 – CCUSの関係、水素の現状と将来に関する各知識を習得できる。

  1. CN社会と水素の役割
    1. CN社会の構図と水素の役割
    2. 水素と再生可能エネルギー・CCUSとの関係
  2. 水素の技術動向
    1. 水素の製造技術:
      • ロードマップ
      • グレー水素製造法
        • 製鉄所副生水素
        • 製油所ナフサ分解水素
      • ブルー水素製造法
        • 褐炭ガス化+大深度地下貯留 (CCS)
      • グリーン水素製造法
        • 苛性ソーダ副生水素
        • 水電解法
          • アルカリ水電解
          • PEM
          • SOEC
        • 人工光合成法
      • 水素製造コスト
    2. 水素キャリアと輸送技術:
      • 液化水素 (LH2)
      • メチルシクロヘキサン (MCH)
      • アンモニア
      • 水素吸蔵合金
      • 各水素キャリアの特徴の比較
    3. 水素蓄電:
      • 各種蓄電方式による充放電時間 – 出力特性の比較、水素と蓄電池の効率比較
    4. 水素利用技術:
      • ロードマップ
      • 水素発電
      • 燃料電池自動車 (FCV)
      • 水素還元製鉄
      • CCUS
        • メタネーション
          • 合成燃料製造
          • メタノール製造 (MTO原料)
          • パラキシレン合成 (ポリエステル原料)
  3. 提言
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/17 超臨界CO2の基礎物性と応用技術 オンライン
2025/7/23 水電解の原理・特徴から開発動向・課題・今後の展望まで オンライン
2025/7/24 宇宙太陽光発電の実用化に向けた最新の国内外研究開発動向と残された課題 東京都 会場・オンライン
2025/7/25 高分子膜のガス透過メカニズムと高分子CO2分離膜の技術動向 オンライン
2025/7/25 日揮グループが挑む水素・アンモニア製造技術開発とサプライチェーン構築の最前線 東京都 会場・オンライン
2025/7/29 光触媒による二酸化炭素の光燃料化・高付加価値資源化技術動向と今後の展望 オンライン
2025/7/29 水素エネルギー市場の最新動向と主要国の水素戦略・巨大プロジェクト オンライン
2025/7/30 SMR開発・社会実装における課題と解決の方向性 東京都 会場・オンライン
2025/7/30 水素エネルギーとモビリティ オンライン
2025/7/31 アンモニア活用に関する技術開発動向 オンライン
2025/8/4 小型モジュール炉 (SMR) に関する海外動向と今後の見込み 東京都 会場・オンライン
2025/8/7 日本の2040年排出削減目標とGX推進戦略およびGX-ETSの本格稼働と企業がとるべき対応 オンライン
2025/8/8 フュージョンエネルギー (核融合発電) 研究の最新動向と炉壁用異材接合技術の開発 オンライン
2025/8/19 変革する電力システムの保安を担う事業構造・要員問題と解決のキーとなる自発的・自律的な組織文化づくりへの挑戦 東京都 会場・オンライン
2025/8/20 燃料電池・水電解におけるセル/電極触媒の構造解析と劣化メカニズムの解明 オンライン
2025/8/21 洋上風力発電事業の取り組みと浮体式洋上風力実証事業で目指す社会実装 東京都 会場・オンライン
2025/8/21 川崎重工業株式会社 :CO2分離回収技術「Kawasaki CO2 Capture」 その開発・実証と今後の応用展開 東京都 会場
2025/8/22 DACが拓く新市場 : 事業化へのロードマップと最新技術動向 オンライン
2025/8/27 燃料電池、水素・アンモニアエネルギーの最新動向と今後日本企業がとるべき事業戦略 東京都 会場・オンライン
2025/8/28 ペロブスカイト太陽電池の高性能化と社会実用への展望 オンライン