技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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視聴期間は2023年11月22日〜30日を予定しております。
お申し込みは2023年11月28日まで承ります。
多くの高分子材料はガラス転移を示し、冷却によってガラス状態となる。高分子のガラス状態は熱力学的な平衡になっていない凍結状態であり、液体らしい性質、固体らしい性質の両方が現れる。これを示差走査熱量計 (DSC) の方法で観測すると冷却時の条件 (温度の履歴で表される) に応じて著しく異なる結果が得られる。とりわけ比熱データ (Cp.カーブ) で測定結果を表わしたとき、試料のサイズ、形態、温度履歴によってガラス転移温度付近で安定したベースラインが得られないなど、しばしばデータ解釈において難題が生ずる。
本セミナーでは、こうした難題について「ガラス転移は緩和現象の一つ」という観点から取組み、系統的な解析を可能とする実験手法をとり扱う。さらに高分子物理で汎用される数学モデルを基盤としたモデル計算によってCp.カーブを再現する手法について解説する。合わせて、冷却の過程で変形を受けた試料についてCp.カーブの再現を明示して、この分野に関する今後の展望を示す。
なお、スライドで示す研究データは、おおむねシアノビフェニルのくし形ポリマーとポリスチレンに限られている。汎用プラスチックスを広範囲に網羅したものではない事、留意されたい。
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