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生体情報センシングの最新動向とデバイス応用へのポイント

生体情報センシングの最新動向とデバイス応用へのポイント

~健康増進を志向した生体情報センシングとヒト介入の製品化に向けて~
オンライン 開催

概要

ウェアラブル機器の発展により生体情報の活用の価値が高まっております。
本セミナーでは、ストレス・感情・身体状態など生体情報の計測、データの処理等、生体情報センシングの基礎から解説いたします。
また、生体情報センシングの最新トレンド・製品応用へのポイントについても解説いたします。

開催日

  • 2022年12月15日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • センシングデバイス技術はあるが製品応用へのヒントを得たい方
  • 現場のニーズは理解しているがどのようなセンシング技術が適用可能なのか知りたい方
  • センサデータの一次情報から高次情報を得るための情報処理技術のヒントを得たい方
  • 認知、ストレス、感情などの人の内面に関わる状態をセンシングすることに関心がある方
  • クロスモーダル錯覚を活用したヒト介入技術に関心がある方

修得知識

  • 生体情報センシングの技術トレンド (技術シーズと実装例)
  • 生活環境をターゲットとしたセンシング技術
  • 生体情報の一次情報から高次情報への変換に必要な情報技術
  • 認知、ストレス、感情などのセンシングの実験方法や評価方法
  • 機械学習や深層学習の適用方法
  • クロスモーダル錯覚の基本知識
  • クロスモーダル錯覚の活用方法

プログラム

 生活習慣病に代表される日常的な健康管理や職場におけるストレス管理の必要性が高まり、その具体的な対策が急務です。こうしたニーズを受けて、スマートウォッチによる心拍数管理や睡眠管理が広く普及し、医療現場や公共施設で社会実装されていた技術が日常生活に導入されてきました。そこにはハードウエア、ソフトウエアの実装の難しさもありますが、取り出した生体情報そのもの (一次情報) では本当に知りたい情報 (高次情報) を得ることができない本質的な難しさがあります。生体情報センシングの先には、健康を維持回復したりストレスを解消できる環境を提供したり行動誘導するなどのヒトへの介入サービスが大切です。
 本講演では、生体情報センシング技術やクロスモーダル錯覚を中心とした介入技術に焦点を当てて、そのテクノロジトレンドの紹介をいたします。また、こうした研究成果を製品応用する上でのポイントを示していきます。

  1. 人にかかわる様々なセンシングと介入のテクノロジトレンド
    1. 間接的にセンシングする技術
    2. 非接触なセンシング技術
    3. 非給電フレキシブルデバイスによるセンシング技術
    4. 意味を持たせる介入技術
    5. 能力拡張を実現する介入技術
    6. 感覚のクロスモーダル作用による介入技術
  2. 生体情報センシング及びデータ応用への考え方
    1. 心豊かな生活環境を実現するシステムプラットフォーム
    2. 生体情報センシングのための要素基盤技術
    3. 生体情報の一次情報から高次情報への変換に必要な情報技術
  3. 生体情報センシングの研究事例
    1. カフレス血圧センシング
    2. 座面圧力分布計測によるストレスセンシング
    3. キータイピングによる情動状態センシング
  4. クロスモーダル錯覚の研究事例
    1. 視聴触覚間のクロスモーダル効果による風向知覚操作
    2. クロスモーダル錯覚による擬似風覚提示
    3. クッションデバイスによる呼吸誘導
  5. 製品化の課題と未来
    1. 要素研究を社会実装するための課題
    2. モノからコトへの戦略的変換
    • 質疑応答

講師

  • 割澤 伸一
    東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 人間環境学専攻
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,200円 (税別) / 37,620円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,200円(税別) / 37,620円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2024/5/31 脳波計測・解析の実用ハンドブック
2024/4/30 生体センシング技術の開発とヘルスケア、遠隔診断への応用
2023/6/30 生産プロセスにおけるIoT、ローカル5Gの活用
2022/4/6 Society 5.0 時代を切り開くデバイス・部材・製造装置
2021/6/30 人工知能を用いた五感・認知機能の可視化とメカニズム解明
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2018/6/30 ヒトの感性に訴える製品開発とその評価
2018/5/31 最先端医療機器の病院への普及展望と今後の製品開発
2017/6/30 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用
2017/5/31 車載センシング技術の開発とADAS、自動運転システムへの応用
2016/4/28 ドライバ状態の検出、推定技術と自動運転、運転支援システムへの応用
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