技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

よくわかる伝熱現象の基礎と伝熱計算のカンドコロ

よくわかる伝熱現象の基礎と伝熱計算のカンドコロ

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、伝熱について基礎から解説し、例題を交えながら伝熱の基本式 (拡散方程式) の解き方を解説いたします。
また、ランダムウォークの考え方と拡散問題への適用、拡散方程式の逆問題への展開などにも触れていきます。

開催日

  • 2019年8月28日(水) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 熱設計・伝熱計算に取り組んでいる方

修得知識

  • 熱伝導の支配方程式と数値計算の手法
  • Microsoft Excelによる非定常伝導・定常熱伝導の計算

予備知識

  • 大学レベルの微分、積分、微分方程式に関する基礎知識
  • 伝熱の基礎知識
  • Excelの基本操作

プログラム

 伝熱現象は、工業製品およびその製造プロセスで重要な位置をしめています。伝熱の基本は熱の拡散による移動で、Carslaw & JaegerやCrankによる名著が有名ですが、数百ページ台の大著のため、使える式を探すのも一苦労で、また途中式が省略されているところもあってどうやって理論解に到達するのか理解に苦しむことがあります。
 本セミナーでは、伝熱現象でよく現れる現象を例題として、伝熱現象を単純化して、現象に適合した初期条件、境界条件を設定し、伝熱の基本式 (拡散方程式) をどう解くかを説明いたします。さらには数式を展開しながら理論解を使いこなせるようにすることも目標にしております。また、最近話題になっている数理ファイナンスなどのモデル化に応用されるランダムウオークの考え方と拡散問題への適用や、逆問題を応用したCTスキャナーを参考にしながら伝熱問題の逆問題についても説明いたします。

  1. 伝熱の3つの形態
    • 熱伝導 (Heat conduction)
    • 熱伝達 (Heat transfer)
    • 熱輻射 (Thermal radiation)
  2. 伝熱現象を拡散方程式で表してみよう
    1. 拡散の連続体理論から分かること
      1. フィックの第1,第2法則
      2. 2階偏微分方程式の分類
      3. 2階偏微分方程式の分類:斉次方程式と非斉次方程式
      4. 3次元座標における拡散方程式
    2. 拡散方程式の初期条件と境界条件をどうするか
      1. 拡散方程式の初期条件
      2. 拡散方程式の境界条件
        1. Dirichlet型境界条件
        2. Neuman型境界条件
        3. Robin型境界条件
        4. 混合境界条件
    3. 拡散方程式のいろいろな解き方を理解しよう
      1. 定常解の役割
        • 非斉次境界条件と斉次境界条件
      2. 非定常解:具体的な伝熱現象に対応した方程式の解き方
        1. 伝熱現象の例題
          • 両面がある温度固定の平板の場合
          • 片面がある温度固定で他面が断熱されている場合
          • 平板表面で熱伝達のある場合
          • 球体での拡散問題
          • レーザーフラッシュ加熱 応用:熱伝導率の測定
          • 半無限領域での拡散
          • 無限領域での拡散
        2. 拡散方程式のいろいろな解き方
          • 変数分離法
          • 変数変換法 (ボルツマン変換)
          • フーリエ変換法
          • ラプラス変換法
          • 差分法
          • エクセルによる計算
  3. ランダムウオーク (酔歩) と拡散
    1. 直線上をランダムウオークする粒子の挙動
    2. 2項分布の性質
    3. 粒子の位置の期待値と分散、
    4. 離散確率分布から連続確率分布への移行
  4. 拡散方程式の逆問題への展開
  5. まとめ
    • 質疑応答

講師

会場

芝エクセレントビル KCDホール
東京都 港区 浜松町二丁目1番13号 芝エクセレントビル
芝エクセレントビル KCDホールの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/19 パワーモジュールの高放熱化技術と高熱伝導材料の開発動向 オンライン
2026/1/19 負熱膨張材料の開発と熱膨張制御での応用 オンライン
2026/1/19 高発熱AIサーバー冷却の設計と実装課題 オンライン
2026/1/19 統計手法の基礎 オンライン
2026/1/20 ICH Q2(R2) の要点と分析法バリデーション実施 オンライン
2026/1/22 Excelを用いる蒸留の理論と計算 オンライン
2026/1/23 熱分析の基礎と測定・データ解析 オンライン
2026/1/26 熱分析の基礎と測定・データ解析 オンライン
2026/1/27 実験・測定に必要な統計の基礎とデータ解析のポイント オンライン
2026/1/27 フロー合成プロセス設計における化学工学・データ解析と条件最適化 オンライン
2026/1/27 微粒子分散系の安定性評価の考え方と「ポテンシャル曲線」の描き方・読み方・使い方 オンライン
2026/1/27 時系列データ分析 入門 : 基礎とExcelでの実行方法 オンライン
2026/1/28 Excelによる蒸留の基礎と蒸留技術計算への応用 オンライン
2026/1/29 ICH Q2(R2) の要点と分析法バリデーション実施 オンライン
2026/1/29 これからの自動車熱マネジメント技術 オンライン
2026/1/29 計算ブラックボックスからの脱却と精度評価の本質に迫る オンライン
2026/1/30 CO2分離回収技術とプロセス・コスト試算 オンライン
2026/2/5 微粒子分散系の安定性評価の考え方と「ポテンシャル曲線」の描き方・読み方・使い方 オンライン
2026/2/10 液冷、液浸冷却システムの導入と運用、課題 オンライン
2026/2/13 医薬・食品を対象とした凍結乾燥技術 オンライン