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有機ELディスプレイの最新技術
携帯電話向け市場が拡大する
有機ELディスプレイの最新技術
東京都 開催
会場 開催
本セミナーは終了いたしました。
概要
本セミナーでは、携帯電話向け市場が拡大する有機ELディスプレイについて、大面積化、長寿命化、材料、製造技術など技術の勘所を詳解いたします。
開催日
- 2011年9月29日(木) 10時00分 ～ 17時00分
受講対象者
- 有機ELの応用製品に関連する技術者
- ディスプレイ
- 携帯電話
- タッチパネル
- 車載用パネル
- 照明 など
- 有機ELの封止・バリア技術に関心のある技術者・研究者など
修得知識
- 有機ELディスプレイの開発動向と市場・用途展望
- 有機ELディスプレイの大面積化・長寿命化・タッチパネル・フレキシブル化
- ディスプレイ向け有機EL材料の最新技術
- 有機ELディスプレイ用絶縁材料の最新技術
- 有機EL (OLED) の製造技術
プログラム
第1部 有機ELディスプレイ市場の近況 ～この10年の栄枯盛衰、今後の動向を斬る～
(2011年9月29日 10:00～10:45)
有機ELディスプレイは日本で製品化が始まった、自己発光、高コントラスト、超薄型の究極のディスプレイとして、日系メーカが多数参入、事業化に挑戦をしたが多くは撤退した。
しかし、昨今のスマートフォンの出現で俄かに脚光を浴び急速に普及した。しかしテレビ用は、本来期待されながら、いまだ先は見えてこない。
綺麗な画面、薄い、次世代、しかし高価では発展しない、小型が普及したようなキラ―用途はあるのか、今後の行方を斬る。
- 有機ELが究極のディスプレイと言われる理由
- 小型は日本メーカも多数が事業化に挑戦しながら何故撤退したのか
- SMDの成功は思わぬ市場の出現があった
- 小型ディスプレイ市場を様変わりさせたスマートフォンとタブレット市場のどうなる
- 大型テレビ用有機ELの開発目的を問う -目標は省電力―
- テレビ市場は価格競争が熾烈、コスト低減が鍵
- 有機EL小型技術の延長線上に大型技術は無い
- 超大型有機ELディスプレイがパッシブ有機ELで実現
- 小型は普及、超大型も誕生、テレビ用有機ELディスプレイをどうする!
- 質疑応答・名刺交換
第2部 有機EL (OLED) 技術発展のカギ ～大面積化・長寿命化・タッチパネル・フレキシブル化 ～
(2011年9月29日 10:45～12:00)
スマートフォンにOLEDが採用され小型パネルは大きな地位を占めるようになった。しかし、中小型はまだ市場には認知されるには至っていない。
ここでは、TFT-LCDとOLEDの差異を技術、製造および応用の視点から明確にする。最近の国際会議および展示会から、OLED関連技術のトピックスを解説を交えながら紹介する。
最後にOLEDの将来のあるべき姿を提案する。
- TFT-LCDとOLEDの技術、製造および応用から見た特徴
- 大面積化技術動向と課題
- 高精細化技術動向と課題
- 高品位化技術動向
- 高コントラスト
- 広視野角
- 高速応答
- 消費電力など
- フレキシブル化技術動向と課題
- 応用製品の現状と将来
- ディスプレイ
- 照明
- 信頼性・寿命の現状と課題
- 質疑応答・名刺交換
第3部 有機EL材料の新展開
(2011年9月29日 12:45～14:00)
新機構発光体、分子配向技術、液体有機半導体等の有機EL用半導体材料の最先端について紹介致します。
- 新機構有機EL発光材料
- 分子配向性材料によるEL素子特性の向上
- 液体有機半導体を用いたフレキシブルELデバイス
- 質疑応答・名刺交換
第4部 有機EL用絶縁材料の最新技術
(2011年9月29日 14:15～15:30)
スマートフォンを中心に有機ELディスプレイが適用されているが、最近では大型テレビ、透明性を生かしたショーケース、照明用途など様々な用途で検討が進められている。その中でも、有機ELに使われる絶縁材料は素子の発光寿命や消費電力に影響し、重要な材料のひとつである。
本講演では、新しい絶縁材料であるゼオコートの紹介を通じ、今後の有機EL素子に求められる性能や技術について解説する。また、絶縁材料開発において重要である薄膜物性の評価技術に関し紹介する。
- 有機ELディスプレイの製品トレンド
- 絶縁材料の役割
- 絶縁材料の適用箇所
- 絶縁材料に求められる性能
- 新規絶縁材料ZEOCOATの紹介
- ZEOCOATの開発コンセプト
- ZEOCOATの特徴
- 絶縁材料開発の分析技術紹介
- 絶縁材料開発における今後の展望
- 質疑応答・名刺交換
第5部 有機EL (OLED) の製造技術
(2011年9月29日 15:45～17:00)
有機EL (OLED) が一大市場としての地位を確立するには、製造技術を抜きにしては語れない。
TFT-LCDとOLEDの製造技術の差異を明確にし、製造に必要な個々の要素技術について現状と課題を明確にする。最後に、フレキシブルディスプレイとしてのOLEDの製造方法のあるべき姿について述べる。
- 材料:低分子材料、高分子材料
- バックプレーン技術
- a-Si (アモルファスシリコン) TFT
- LTPS (低温ポリシリコン) -TFT
- 酸化物半導体TFT
- 有機半導体TFTなど
- 色塗り分け技術
- マスク蒸着
- レーザー転写
- 印刷
- インクジェットなど
- 封止技術
- フリットシール
- ハイブリッドなど
- 基板材料
- ガラス
- プラスチックフィルム
- SUSフォイル
- 製造方式
- 枚葉式
- ロール・ツ・ロール (R2R) 式
- OLED製造のあるべき姿
- 質疑応答・名刺交換
講師
会場
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
受講料
1名様
:
50,000円 (税別) / 52,500円 (税込)
複数名
:
43,000円 (税別) / 45,150円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
- 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。
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