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粉体および固体流体混相流シミュレーションの基礎

粉体および固体流体混相流シミュレーションの基礎

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、粉体と混相流のシミュレーションについて基礎から解説いたします。
扱う計算手法は、従来から広く使われてきた連続体モデルに加え、離散モデルおよび近年注目されているDEMやDEMとCFDを結び付けたDEM-CFDと呼ばれている計算法について解説いたします。

開催日

  • 2019年4月19日(金) 13時00分16時00分

受講対象者

  • 粉体現象・固体流体混相流を扱う技術者、研究者

修得知識

  • 粉体や混相流の数学モデル
  • 粉体や混相流関連の機器の設計にシミュレーション技術を導入する際の基礎知識、ポイント

プログラム

 物理現象を模擬する市販ソフトは多くの分野で使われていますが、最近はそれが粉体現象や混相流の分野にも広がり進化しています。これらの分野は経験に依存する度合いが高いですが、計算機による現象の予測は強く望まれています。市販ソフトの進化にともなって、企業においては自らプログラムを作成する必要は減っています。また市販ソフトを利用した学術論文も急激に増えています。しかし市販ソフトを正しく使いこなすため、さらに計算結果を正しく扱うためには実際の現象に関する理解は必須です。
 そのような観点から、実現象の説明にも重点を置きます。計算手法に関しては、従来から広く使われてきた連続体モデルに加え離散モデルについても詳しく説明します。近年特に注目されているDEM (個別粒子法) やDEMとCFD (流体計算) を結び付けたDEM – CFDと呼ばれている計算法について、その基本的な考え方、最近の動向についても解説します。

  1. 粒子・流体間相互干渉 (ワンウェイ、ツーウェイ) 、 粒子間相互作用 (衝突と接触)
  2. 運動量輸送の基礎
    • 移動度
    • 緩和時間
    • ストークス数
  3. 粒子間相互作用に基づく流れの分類
    • 無衝突
    • 衝突支配
    • 接触支配
  4. 計算法の分類
    • 連続体モデル
    • 離散粒子モデル
    • DNS
  5. 離散粒子モデルによる衝突支配流れの計算
    • 衝突の扱い
    • 衝突確率に基づく計算
  6. 離散粒子モデルによる接触支配流れの計算
    • DEM
    • DEM-CFD
    • 汎用ソフトウェア
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

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