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紡糸技術の基礎と溶融成形プロセス改善のための知識と技術

紡糸技術の基礎と溶融成形プロセス改善のための知識と技術

~紡糸のレオロジー現象、ドローレゾナンス対策、紡糸シミュレーション~
京都府 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年10月11日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 合成繊維の研究者・技術者

修得知識

  • 高分子成形の基礎と応用
  • レオロジーの基礎と応用
  • コンピューター シミュレーションの実際例

プログラム

 合成繊維の紡糸技術は、高分子成形の原点とも言える基本技術であり、フィルムやエンプラなどの分野にも多く適用されている。ここで述べる紡糸の基礎知識や技術は高品質・高品位の繊維を作るために大切で、役に立つ情報を提供するものである。

  1. はじめに
  2. 紡糸技術の基礎
    1. 繊維に使われる高分子
    2. 繊維の種類
    3. 高分子のキャラクタリゼーション
      1. 高分子流体の粘度
      2. 高分子の熱的性質
      3. その他
    4. 紡糸法の種類
      1. 溶融紡糸
      2. 乾式紡糸
      3. その他
    5. 紡糸におけるレオロジー現象
      1. せん断流動域での現象
      2. 伸長流動域での現象
    6. 紡糸シミュレーション技術
    7. 紡糸を理解するための構造・物性解析・分析法
  3. 溶融成形プロセスの基本と課題・改善点
    1. 単孔系エアーギャップ溶融紡糸
    2. 多孔系溶融紡糸
    3. スパンボンド紡糸
    4. 溶融紡糸における不安定性、不均一現象
  4. ドローレゾナンス現象の発生と対策
    1. 繊度ムラとドローレゾナンス現象の関係
    2. ドローレゾナンス現象の発生要因と高分子流体の関係
    3. ドローレゾナンス現象の低減策
    4. 極細繊維化や、高生産性化との関係
  5. 合成繊維の実際例
    1. 極細繊維へのアプローチ
    2. 高強力・高弾性率繊維へのアプローチ
    3. 天然繊維へのアプローチ
  6. 紡糸シミュレーション事例
    1. 溶融紡糸系
    2. スパンボンド
    3. 乾式紡糸系
  7. おわりに
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

京都リサーチパーク

4号館 2F ルーム2AB

京都府 京都市 下京区中堂寺南町134
京都リサーチパークの地図

主催

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受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
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