技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

フォノンエンジニアリングの基礎と材料開発・デバイスへの応用

フォノンエンジニアリングの基礎と材料開発・デバイスへの応用

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ナノスケールでの熱輸送を理解・制御するフォノンエンジニアリングについて、基礎から、熱伝導制御・熱電変換応用・エネルギーハーベスティングへの応用まで、わかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2018年7月31日(火) 13時00分16時30分

受講対象者

  • フォノンエンジニアリングに興味・関心をお持ちの方
  • 各種熱電変換ナノ材料の先行調査・研究者・開発者
  • エネルギーハーベスティング関連分野に従事している方、着手したい方
  • ナノ構造における熱伝導の物理と制御に興味・関心をお持ちの方 など

修得知識

  • ナノスケールフォノン輸送と熱伝導の基礎
  • フォノンエンジニアリング・フォノニクスの基礎、原理
  • フォノニック結晶の特徴、作製方法
  • 熱電変換ナノ材料の設計指針
  • ウェハ型シリコン熱電変換デバイスの設計指針
  • 熱電変換デバイスの応用研究事例、課題
  • エネルギーハーベスティング応用への展望、可能性 など

プログラム

 スマート社会の実現に不可欠なエネルギーハーベスティングやデバイスの放熱問題の意識の高まりを受け、ここ数年で熱エネルギーの取り扱いに大きな関心が集まっている。ナノ構造を含んだ材料・デバイス中の熱伝導はフーリエ則で記述できず、弾道性などのナノスケール特有の輸送特性を考慮しなければならない。近年、熱伝導をナノスケールの視点から理解したうえで材料や構造を設計することで、材料性能を飛躍的に向上させることが可能になってきた。
 本講演では、ナノスケールでの熱伝導 (フォノン輸送) を巧みに取り扱うフォノンエンジニアリングの基礎をわかりやすく解説し、フォノニック結晶ナノ構造を用いた系を取りあげながら、より高度な熱伝導制御と熱電変換応用などへの取り組みを紹介する。

  1. ナノスケールフォノン輸送と熱伝導
    1. なぜ「熱」が重要なのか?
    2. ナノスケールの熱伝導は何が違うのか?
    3. 高効率熱伝導制御のための基礎知識
    4. 過去の研究の紹介
  2. フォノンエンジニアリングの基礎
    1. フォノンの粒子的描像に基づく熱伝導制御
      1. フォノニック結晶の作製法
      2. ナノ・マイクロ構造の熱伝導測定法
      3. ナノ構造Siにおける熱伝導の物理
      4. ナノ構造SiGeにおける熱伝導の物理
      5. 指向性をもった熱伝導と集熱
    2. フォノンの波動的描像に基づく熱伝導制御
      1. フォノニクスと研究の歴史
      2. フォノンとフォトンの類似性と相違性
      3. 熱を光のように操れるのか?
      4. フォノニック結晶とバンドエンジニアリングの基礎
      5. フォノニック結晶中の熱伝導計算のしかた
      6. 熱の波動性を用いた直観に反する物理
      7. フォノニクスに基づく熱伝導制御
  3. ナノ構造による熱伝導制御の応用例
    1. 熱電変換の基礎
    2. 熱電変換材料開発への応用
      1. 熱電変換の基礎
      2. 熱電変換材料の利点と課題
      3. 熱電変換ナノ材料開発の歴史と現状
      4. 高効率化に重要なポイント
      5. 最適設計による高効率化の実証
    3. ウェハ型Si熱電変換デバイス
    4. エネルギーハーベスティングへの展望
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 野村 政宏
    東京大学 生産技術研究所
    総長補佐, 教授

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/4/20 ペロブスカイト化合物の構造、特性、太陽電池などへの応用、今後の展望 オンライン
2026/4/21 AIデータセンターにおける冷却技術の最新動向 オンライン
2026/4/23 データセンター用新電力源・CCUS原料として注目される水素と水素キャリアの最新技術 オンライン
2026/4/23 分散型電源の系統連系と電力系統の安定化に向けた技術動向 オンライン
2026/4/23 熱分析の基礎と測定・データ解析 オンライン
2026/4/24 熱利用解析技術 ピンチテクノロジーの基礎と応用 オンライン
2026/4/24 データセンター用新電力源・CCUS原料として注目される水素と水素キャリアの最新技術 オンライン
2026/4/27 熱分析の基礎と測定・データ解析 オンライン
2026/5/11 設計プロセスにおけるデジタル技術と生成AIの活用法 オンライン
2026/5/12 AI時代のデータセンタ競争と構造転換 / 高発熱・高電力密度化に対応する冷却技術と設備設計の最適解 オンライン
2026/5/14 新しい放熱材料、TIM、熱伝導性材料の設計、応用、可能性 オンライン
2026/5/14 基板放熱による熱設計のポイントと対策 オンライン
2026/5/20 熱設計の理論と実践 東京都 会場・オンライン
2026/5/20 接触熱抵抗の基礎と予測・計測技術 オンライン
2026/5/21 洋上風力発電の新技術とコスト低減のポイント オンライン
2026/5/21 AIデータセンターで求められる・変わる冷却技術 オンライン
2026/5/22 データセンター冷却システムの動向と課題 オンライン
2026/5/22 圧縮空気エネルギー貯蔵 (CAES) の技術開発動向と水封式CAESの土木技術的課題 オンライン
2026/5/27 AIデータセンターの最新トレンドと直流電流の未来 オンライン
2026/5/27 熱対策技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/9 熱交換器〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/6/9 熱交換器〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/5/30 熱、排熱利用に向けた材料・熱変換技術の開発と活用事例
2025/5/12 熱電変換〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/5/12 熱電変換〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2024/2/25 2024年版 水素エネルギー市場の実態と将来展望
2024/1/26 2024年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2023/11/24 2024年版 脱炭素エネルギー市場・技術と将来展望
2023/9/8 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2023/6/9 2023年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2023/5/31 アンモニアの低温・低圧合成と新しい利用技術
2023/3/10 2023年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2023/2/17 2023年版 水素エネルギーの市場予測と将来展望
2023/1/20 2023年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2022/11/21 海洋エネルギーの活用技術 (CD-ROM版)
2022/11/21 海洋エネルギーの活用技術
2022/11/11 2023年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
2022/9/30 水素の製造とその輸送、貯蔵、利用技術
2022/7/15 2022年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2022/4/12 計算科学を活用した熱電変換材料の研究開発動向