技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ICH M7変異原性不純物 徹底理解コース

Aコース: ガイドライン解説初級編 + Bコース: 評価/判断・分析実践編

ICH M7変異原性不純物 徹底理解コース

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーはICH M7のセミナーを2テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 87,210円 (税込) → 全2コース申込 割引受講料 61,560円 (税込)

開催日

  • 2015年9月30日(水) 13時00分 16時30分
  • 2015年10月30日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

2015年9月30日「これから対応する企業のためのICH M7変異原性不純物ガイドライン徹底解説」

 ICH M7ガイドライン (日米欧三極合意) (英文) は2014年6月に公表された。本ガイドラインの和訳版は2015年8月19日時点で未公表であるが、まもなく公表される予定である。
本講演では、ガイドライン公表版 (Step 4 version, dated 23, June 2014) を基に、同ガイドラインの役割や内容をわかりやすく解説する。
 ガイドライン発効後、対象となる事業者が本ガイドラインに準拠し何を (対象) どのように (方法) 評価して品質管理につなげる必要があるか、特に、変異原性情報調査の方法、in silicoツールによる変異原性予測、評価を中心に詳細に説明し、その他のガイドライン全般項目についても概説する。
さらに、ガイドラインに明記されていない点についても参加者と議論し、Q&Aで参加者の理解・認識を高める。

  1. M7ガイドラインの目的と法規制
  2. ガイドラインの適用範囲
  3. 一般原則
  4. 市販製品に関する検討事項
  5. 原薬及び製剤中の不純物に関する評価
  6. ハザード評価の要件
  7. 発がん性、変異原性情報調査の方法
  8. in silicoツールによる変異原性予測 (理論と実際)
  9. 変異原性評価
  10. リスクの特性解析
  11. 許容摂取量
  12. 管理
    • 質疑応答・名刺交換

2015年10月30日「ICH M7変異原性不純物評価における判断・アプローチ方法と分析 実践」

第1部 ICH M7ガイドライン対応のための医薬品中DNA反応性 (変異原性) 不純物の評価方法と変異原性判断

~in silicoで判定できなかった場合、情報調査で明確なAmes陽性、陰性と判断できなかった場合におけるアプローチ方法などの解説~

(2015年10月30日 10:30~13:00)

 ICH M7ガイドライン (日米欧三極合意) (英文) は2014年6月に公表された。本ガイドラインの和訳版は2015年8月19日時点で未公表であるが、まもなく公表される予定である。M7ガイドライン対応による医薬品DNA反応性 (変異原性) 不純物の評価はそれら不純物の品質管理に大きな影響を与えるのみならず、医薬品承認申請等におけるドキュメンテーションの重要事項である。
 本講演では、ガイドライン公表版 (Step 4 version, dated 23, June 2014) を基に、ガイドラインの目的や適用範囲、一般原則などのほか、変異原性情報調査の方法、in silicoツールによる変異原性予測、評価、リスクの特性解析等を中心に解説する。特に、変異原性評価におけるin silico予測において判定結果に迷う場合や、変異原性情報調査において明確なAmes試験陽性、陰性と判断できない場合などにおけるアプローチ方法について述べる。本講座が事業者 (担当者) の適切なM7対応のための支援につながれば幸いである。

  1. M7ガイドラインの目的と法規制
  2. ガイドラインの適用範囲
  3. 一般原則
  4. ハザード評価の要件
  5. 発がん性、変異原性情報調査の方法
  6. in silicoツールによる変異原性予測 (理論と実際)
  7. in silico予測結果が食い違った場合のアプローチ方法
  8. 情報調査でAmes試験陽性、陰性と判断できなかった場合のアプローチ方法
  9. 変異原性評価結果による管理方法
  10. リスクの特性解析
  11. 許容摂取量
    • 質疑応答・名刺交換
第2部ICH M7ガイドラインをふまえた医薬品中の変異原性不純物分析 実践

(2015年10月30日 13:50~16:20)

 2014年 ICH M7ガイドラインが最終合意に至ったことにより、医薬品メーカーはDNA反応性 (変異原性) 不純物の評価・管理を迫られています。当該不純物は既存ガイドライン対象の不純物とは異なり、微量域での管理が求められるため、分析条件設定に際し、往々にして困難が伴います。本セミナーでは、当該ガイドラインの要求事項を理解し、実際の分析事例に触れることにより、当該不純物の分析に取り組む方々に役立つ場としたいと存じます。

  1. ICH M7ガイドラインについて
    1. DNA反応性 (変異原性) 不純物について
    2. ガイドラインの適用範囲,適用時期
    3. 不純物のリスク評価方法 (クラス分類と管理措置の決定)
    4. TTC (毒性学的懸念の閾値)
    5. 個々の規制値、総量規制値
    6. 製造工程由来不純物の管理
  2. DNA反応性 (変異原性) 不純物分析
    1. DNA反応性 (変異原性) 不純物分析の難しさ
    2. 前処理条件設定へのアプローチ
    3. 測定条件設定へのアプローチ
    4. 定量計算方法適用へのアプローチ
    5. 分析法バリデーション試験
    6. 事例紹介
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 2015年9月30日: 菊野 秩 氏
  • 2015年10月30日 第1部: 小西 太 氏
  • 2015年10月30日 第2部: 菊野 秩 氏
  • 菊野 秩
    株式会社 医薬品不純物安全性評価研究所 (PhiAS)
    代表取締役
  • 小西 太
    株式会社 住化分析センター テクニカルソリューション本部 大阪ラボラトリー

会場

大田区産業プラザ PiO
東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 57,000円 (税別) / 61,560円 (税込)
複数名
: 30,000円 (税別) / 32,400円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 30,000円(税別) / 32,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 57,000円(税別) / 61,560円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/14 R&D領域のデューデリジェンスで確認すべき (した方がいい) ポイントとリスク対応の考え方 オンライン
2025/4/15 ペイシエントセントリシティに基づくリサーチ戦略と医薬品マーケティングへの活用 オンライン
2025/4/15 海外製品導入/導出品のCTD-Q (CMC申請資料) 作成の留意点と照会事項削減のポイント オンライン
2025/4/16 GMP文書・記録の作成・管理の基本 東京都 会場・オンライン
2025/4/16 改正GMP省令対応 GMP入門講座 オンライン
2025/4/16 無菌製剤工場の製造プロセスと設備・施設設計のポイントと注意点 オンライン
2025/4/16 臨床研究で重要なレギュレーションに基づいた共同研究契約のあり方 オンライン
2025/4/16 抗がん剤の臨床開発実施の留意点とプロトコール作成のポイント オンライン
2025/4/16 E&L試験の進め方および国内外の規制動向 オンライン
2025/4/17 開発早期医薬品の売上予測における動的環境/不確実要因の予測・分析法 オンライン
2025/4/17 医薬品の知的財産制度をふまえた特許戦略構築と知財デュー・デリジェンス/知財価値評価のポイント オンライン
2025/4/18 小規模QA組織での効果的な逸脱処理とCAPA管理 オンライン
2025/4/18 監査・査察のケーススタディをもとに学ぶ CSV・GAMP・ER/ES・DIの基礎と実践 オンライン
2025/4/21 医薬品の知財制度と特許戦略 入門講座 オンライン
2025/4/21 医薬品事業開発における導出/導入・契約、交渉業務の基礎 オンライン
2025/4/21 非臨床試験における統計解析入門 オンライン
2025/4/21 細胞加工製品及び遺伝子治療用製品の輸送方法の開発、安定性試験 オンライン
2025/4/22 点鼻・経鼻製剤の現状と展望 (全3コース) オンライン
2025/4/22 点鼻・経鼻製剤の現状と展望 (基礎と応用 / Nose-to-Brainデリバリー) オンライン
2025/4/22 GAMP 5 2nd Editon 徹底解説セミナー オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)