演習・ケーススタディを通して学ぶ
撹拌機の選定および撹拌に関わる計算とスケールアップ
東京都 開催
会場 開催
演習付き
概要
本セミナーでは、攪拌機の選定のポイントと、撹拌動力、吐出量、スケールアップ計算など難解とされる計算を習得していただきます。
開催日
-
2011年3月29日(火) 10時00分
~
16時40分
受講対象者
- 撹拌に関連する技術者、研究開発者
- 一般化学
- 石油化学
- ゴム・樹脂・接着剤
- インク・塗料工業
- 製紙
- 食品
- 医薬品
- 化粧品 など
- 撹拌装置を利用する技術者、研究者
- 撹拌・撹拌装置に関連する技術者、設計者、開発者
修得知識
- 撹拌の基礎
- 攪拌機の選定のポイント
- 撹拌に関連する計算
プログラム
撹拌機の選定・設計やその性能の検証のためには、撹拌動力、吐出量、スケールアップ計算などをはじめとするさまざまな計算が必要となってくる。これらに関しては、多くの方々の関心の深いところであるが、これらは一般になじみが薄く難解とされてきている。
本セミナーでは、初心者にも明快に理解できるように撹拌機の選定・設計の手順に従いながら、関連する計算を基礎から説明を行う。さらにより理解を深めて頂くために実際に計算例を説きながらの解説を行う。
- 撹拌概説
- 撹拌とは
- 撹拌の形態と目的
- 撹拌機の主たる適応分野と応用例
- 撹拌槽内の流動形態 (フローパターン)
- 撹拌の作用
- 撹拌機の最適選定・設計の手順と基礎
- 撹拌操作条件の設定
- 撹拌翼形状の選定
- 翼径および回転数の決定
- 撹拌動力の算出
- 撹拌装置ハード部の選定と設計.
- 撹拌にかかわる計算とスケールアップ
- 撹拌にかかわる計算
- 撹拌レイノルズ数
- 撹拌所要動力の基本式
- 撹拌動力計算にかかわるトラブル事例
- 吐出量および循環量の計算
- 撹拌操作におけるスケールアップ
- 撹拌装置のスケールアップ概説
- 撹拌機のスケールアップ方法
- P/V一定のスケールアップの問題点
- 各撹拌目的とスケールアップ
- 液-液系撹拌における均一混合 (均一化のための混合時間)
- 液-液系撹拌における分散目的 (生成液滴径)
- 固-液系撹拌における沈降防止 (浮遊限界速度)
- 固-液系撹拌における溶解 (固体の溶解速度)
- 気-液系撹拌における気体分散 (ホールドアップ量と気泡径)
- 気-液系撹拌における反応 (気液物質移動係数)
- 撹拌にかかわる計算例とケーススタディー
- 動力計算例
- 永田式と他式との比較 (翼幅を変えた場合)
- 邪魔板条件を変えた場合の動力数
- 角型槽、蛇管入り撹拌槽の動力数について
- 非ニュートン流体の動力計
- 吐出量・循環量計算例
- 混合時間計算例 (実験装置の混合時間測定)
- 浮遊限界速度計算例
- スケールアップ計算例
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
:
38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名で参加の場合1名につき 7,350円割引
- 3名で参加の場合1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)